2020年07月20日
鹿児島発火星行
(15日の朝予定されていた)アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイの政府宇宙機関(Mohammed Bin Rashid Space Centre)が火星目指して打ち上げるHOPEが、種子島宇宙センターから7カ月の旅に出発しました。1段目srbを予定通り切り離し順調に上昇を続けています。
小型自動車ほどの大きさをした箱型の探査機、火星上空では高度約19,310〜40,230kmの楕円軌道を飛行し、カメラとガス分析器を用いて火星の大気を調査する予定です。
運び屋は日本の代表選手.JAXAのH2Aロケットです。
今が火星接近の絶好のチャンス、㈬の打ち上げ予定は天候不順のため延期され、衛星は午前8時頃に切り離され半年ほどの旅路に就きます。 日本発火星行きのロケットが鹿児島から打ち上げられる・・・・・・ちょっとワクワクしませんか?
H2Aロケットがお供するのは上空400㎞あたりまで、その後はUAEとアメリカの技術による火星行き衛星が5000万㎞先の火星を目指します。来年、到着する頃にはUAEは建国50年を盛大に祝っているはず。どうかそれまでにコロナ禍が一段落して、海外渡航の制限が解け、建国を大勢でお祝いできていますように!
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