JR博多駅前にぽっかり空いた大きな穴、11月の早朝に起きた仰天ニュースでした。
今年一年を表す漢字「金」や流行語大賞「神ってる」もさることながら、今年を象徴するニュースにこの「大穴」を挙げたいと思います。
やはり,EU離脱に傾いたイギリスの住民投票もトランプアメリカ大統領選挙当選も本命とは裏腹な、大穴に値するニュースではなかったでしょうか?
リオオリンピック閉会式で五輪旗を受け取るつもりだった舛添前知事の8月のスケジュールにも大きな穴が空きました。その、あまりのセコさはニューヨーク・タイムズの電子版にもそのまま「sekoi」と載せられ、世界共通語への道を歩んでいます。
そう言えば閉会式の映像で安倍総理がブラジルに直行したのも地中に穿った長い穴を通って、でしたね。
2016年12月30日
大きなあな
2016年12月30日
トランプファクター
アメリカの株価が絶好調です。トランプ氏選挙勝利の後に演説した内容が余程好意的に受け取られたと見えて,NY株式市場では史上最高値を連日更新、1万9900ドルはおろか、2万ドルも視野に入ってきました。歩調を合わせるように東証株価もお付き合い!年初来の落ち込みをリカバーして去年の大納会並みの水準に回復しています。そして注目すべきは円相場の推移です。トランプ優位が伝えられた開票作業中の101円台を底に、あれよあれよという間にドルが急上昇。年末の海外ツアーを考えていた人には実に残念な状況が続いています。
2016年12月29日
プリシラ
日生劇場で上演中のミュージカル『プリシラ』はオーストラリアを舞台にしたLGBTがテーマのヒット作品。ロンドン,NYで上演されたほか日本でもこのほど上演が実現。ドラッグクイーンたちが繰り広げる珍道中ストーリーが展開します。
注目すべきは、劇中に流れる楽曲の数々、・・・・・ヴィレッジピープル; ゴー・ウェスト/ウェザーガールズ;'It's Raining Men'/ドナサマー;ホットスタッフ、マッカーサー・パーク/マドンナ;マテリアル・ガール/シンディ・ローパー;Girls・just・wanna・have・fun;True Colors/EWF;ブギーワンダーランド
アリシアブリッジス;I Love The Nightlife/ピーチス& ハーブ/ Shake Your Groove Thing/Pop ミューヂック; M/そしてバカラック・メロディーにグロリア・ゲイナーのI・will・survive・・・・・昭和50年代のおなじみのナンバーが次々登場します。毎日がディスコサウンド漬けだった70年代のエピソードも豊富に登場します。平成生まれの若い世代にはこの「懐かしい♡」という感覚が掴めないかもしれませんがここは年長者の役得です!
年老いたドラッグクイーンを演じる陣内孝則さんは今やミュージカル界には欠かせない存在・・・・今回のナンバーはまさに彼の世代にドンピシャな選曲です。
2016年12月28日
MY STORY
事実は小説より奇なり、と言います。
日々のニュースに触れていて、
そう感じることも多々あります。
生きるって、一筋縄にはいかないですよね。
三年前に出会い、毎日書き続けてきたマイブック。
本の中は空白で、日付けが書いてあるだけです。
この三年の間、私の人生に
世界を揺るがすような出来事が
起こった訳ではありませんが、
この本には、
幸せだなぁ、としみじみ感じた日が
鼻水垂らして泣いた日が
わくわく初めましての日が
興奮した再会の日が
永遠にお別れした日が
自分にガッカリした日が
歯がゆかったり歯が痛かったりした日が・・・
人との繋がりの中で生まれた感情が
私の文字で記されています。
継続は力なり、と言います。
書き続けることに意味があるのかどうかは
わかりませんが、続けてみたら、
何か意味が生まれるのかもしれません。
本日、仕事納めです。
今年もありがとうございました!
心よりお礼申し上げます。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください!
2016年12月27日
2016年12月27日
2016年12月27日
真珠湾の涙
今も真珠湾の桟い海底に沈んだままの戦艦アリゾナ。1941年の12月初旬、艦橋や砲台を破壊され甲板から下だけが水面下に横たわっています。本来ならば艦橋とマストの上に見張り台のような設備が二つ並んだ背高のっぽの得な姿がそこにはあるはずでした。燃料タンクに満載された油だけはあの時のまま、
それがこの75年の間毎日少しずつ漏れ出して、今も途切れることがありません。写真の中央、アリゾナメモリアルの白いモニュメントから手前に画面を横切っているのは海面に滲み出した油の帯、あの日からずっとこうして真珠湾に流れ出しています。流出量としてはまだ、タンク内の10パーセントに満たないという計算もあり、「アリゾナの涙」または「黒い涙」と呼ばれる油の帯は当分、途切れることはなさそうです。
安倍総理がこのアリゾナメモリアルで献花し、英霊たちの冥福を祈るのは27日午後、日本時間で28日午前です。
パールハーバー・ビジターセンターの場所:1 Arizona Memorial Place Honolulu, HI 96818
開館時間:7:00―16:30(入場料:無料)
2016年12月27日
サヨナラの冬
スマスマ最終回、終わっちゃいましたね~
話は変わって、関西でも残り少なった国鉄型103系通勤電車
関東ではすでに絶滅、関西でもこの顔を拝めるのは残りわずかとなっています。写真の高運転台は山手線や京浜東北線用に70年代半ばに増備されたATC装備仕様。小さめの窓に高めの運転台が格好良く、冷房装備車も多かったので真夏に遭遇するととりわけ安堵したものでした。
関東から撤退後も関西では環状線ほかに棲息、更新工事を繰り返して近代化され命脈を保ってきました。でも車齢が40年を超え、そろそろ退役の仲間も増えてきたようです。高校、大学時代はこの車両無くして学校に通えなかったもの。来る日も来る日も京浜東北も山手も総武中央線も皆103系オンリーの日々でした。数年前に武蔵野線を走る姿を見たのが関東で最後、その後は関西でしばしば目にしたものでした。
スマップがデビューしたころにはまだ、京浜東北線を元気に走っていた103系、その驚く程長い歴史も間もなく終わろうとしています。あまりにも当たり前の存在だっただけに、無くなってみると改めてその存在の大きさを思い知らされます。あたかも人気グループのように
2016年12月26日
明晩のBGM
クリスマスに20代のキュートな女性ピアニストとお話しする機会がありました
彼氏とデートを控えて「ルンルン※」気分だとか。そこでオッサン的質問を少々
「やっぱりデートの日には彼氏がスペシャル・ミックスのカセットテープとか編集・準備してくるんだよね?」
安土桃山時代の史実でも聞いてるようなポカンとした表情の彼女です。
「昔はね、デートの前には好きな曲とか、おきに入りのアーティストを網羅して、数本のカセットにダビングして備えたものだった」
それを聴いた彼女、とっても素敵♡と目を輝かせて驚いた様子です。
ドライブ・デートに限らず、前日までにテープにお気に入りの曲をダビングしていたのはごく日常的な光景でした。女の子がグロリア・エステファンのスペシャルテープとか、ディスコで流行りのヒット曲とかを混ぜこぜにしたテープなんかを用意してくれたこともありましたね。
「二人で一緒の時に流れるBGM?」
怪訝そうな顔の彼女に聞いてみれば、今どきのデートではテープ編集に時間を費やすことも、クルマの中でお気に入りのテープを披露することもほとんど無いそうです。そういえばカセットテープで音楽を聴く機会もめっきり減りました。
YOUTUBEで気になった曲を検索したり、リリース直後にダウンロードした楽曲が手元に届く、なんて昔は考えもしなかった環境が今では整っています。最新のLP盤を外で聞くにはカセットにダビングが必須だった時代、FM放送局だって最初は日本全国でNHKを含めても5局しかなかったし、お気に入りの曲を聴く、彼女に聴かせるという行動は、実はとっても有り難味の大きな行為だったものです。
反面、今の時代には共有する一つの空間で二人一緒に同じ曲を聴く、なんて環境は設定自体がないのかもしれません。ともすれば二人並んでスマートフォンに向き合い、別々にチャットに興じていたりなんかするのかも。容易に音楽が入手できるようになった反面、安易に音楽が消費されてしまってもいるようで、昔を知るオッサンにとっては寂しい限りの、クリスマスのちょっとした驚きでした。
無理やり作った松田聖子の独身時代のヒットメドレーを聴くたびにカブリオレでドライブデートした遠い昔を思い出せるのは、音楽と思い出がシンクロして、楽しかった記憶が上書きされているからなのかもしれません・・・・
※ルンルン
1981年~82年頃の流行語の一つ、林真理子のデビュー作のエッセイ『ルンルンを買っておうちに帰ろう』あたりが発信源と思われ、なめネコブーム・「何となくクリスタル※2」と共に広く世間に広まった
※2何となくクリスタル
作家・田中康夫の小説家デビュー作品、女子大生ブームやAORの知名度向上にも貢献した。略して「何クリ」とも呼ばれ、何クリ族の出現を促した。(その後はこの作品を超えるほどの作品は出ていません)
2016年12月25日
クリスマスに忘れ物
クリスマス・アルバムによく並ぶおなじみのクリスマスソングの連続・・・・本場Broadwayのお姉さんたちがこのほど日本に上陸!渋谷でもその美脚軍団を拝める機会に恵まれました。
そういえばNYCのラジオシティ・ホールでは今の時期、人気の出し物=クリスマススペキュタクラーがいまだに人気です。広いホールを常に超満員にする師走の風物詩、圧巻は広い舞台をいっぱいに使ったラインダンス、左右だけでなく奥行きを活かしたフォーメーションにはただただ、圧倒されるばかり。関西の老舗劇団でもあそこまでの迫力は再現できないでしょう。こちらも東京上陸を切望します
・・・・・さて、クリスマスの思い出として今も心に残ったトラウマは幼稚園時代、クリスマスの演劇会を終えて、帰りの(路線)バスに置き忘れた長靴型のクリスマスプレゼントでした。中味はありきたりのお菓子の詰め合わせだったと想像しますが、当時は子供心に大変な損失を被った気がしてしばらく立ち直れませんでした。
因みに、その年の演劇会では宿屋の主人#3を演じておりまして、「あいにくですが今夜は予約でいっぱいでございまして・・・・でも厩の方でしたらあいておりますのでそちらでもよろしければ・・・」というようなセリフをしゃべった記憶があります。訪ねてきたのはマリア様、翌朝厩で生まれた子はイエス・キリスト様でした。前日大急ぎでこしらえた厩の大道具は、どう見ても犬小屋にしか見えない!と不評だったのも強烈な思い出です。
2016年12月25日
メリークリスマス!
メリークリスマス!J-WAVEが入っている六本木ヒルズ森タワーの受付にはシンプルながらデザイン性の高いアレンジメントが飾られている。クリスマスバージョンも今日まで。
服部 陽介Official BLOG
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2016年12月24日
2016年12月24日
Lady Penelope Creighton-Ward
1965年制作のテレビシリーズ:サンダーバードで国際救助隊のロンドンエージェントとして活躍するのが謎の大富豪で独身貴族、Penelope Creighton-Ward/ペネロープ嬢(声;黒柳徹子)です。
このほど、その南イングランド・Foxleyheathにあるペネロープ邸にお邪魔してきました。と言っても、内部は撮影禁止、たまたまペネロープ・カー(ロールスロイス;FAB1)が停車していたのでパチリ!
ガスタービンを主動力に、雪上用スキーやハイドロフォイルを装備した水陸両用の特別なロールスロイスです。共同開発はサンダーバードの設計者;ブレインズ/Brains、もちろんマシンガンをはじめ完全武装、滅多なことでは敵に回したくないクルマです。
もともと執事の家系に育ちながら、金庫破りの名手としても腕を鳴らした運転手兼執事のアロイシャス・パーカー(Aloysius Parker)、専従コックのリリアン(Lilian) と共に巨大豪邸に暮らす独身貴族;ペネロープ嬢は元連邦機関の職員で、国際救助隊の創設者ジェフ・トレーシー/Jeff Tracyともここで知り合いました。国際救助隊の諜報員としての活動を快諾、何件かの救助にも実際に参加して危険な目にも遭っているほか、様々な諜報活動で救助隊をサポートしています。
今日、クリスマスイブはレディ・ペネロープの誕生日。劇中では20代半ばの設定ですが(2039年生まれ)50年前に吹き替えを担当した黒柳さんは今や80代、つい先ごろリメイク版(豪;アニメーション)のサンダーバードにも新ペネロープ嬢の伯母役;声優として参加しています。オリジナル版で声を担当しているのは脚本・衣装ほかを担当したシルビア・アンダーソン(Sylvia Anderson) /このシリーズを生み出したプロデューサー・ジェリーアンダーソン氏(Gerry Anderson)の奥様(のちに離婚)で、彼女はリリアンの声も担当するなど八面六臂の活躍ぶりでした。が残念なことに今年3月に他界されています。
半世紀を経てもなお世界中を魅了し続ける「サンダーバード」、人命尊重を第一に掲げ、無償の愛情と科学技術の平和利用をポリシーにした作品群・・・・・21世紀の今、人類はいまだにこれを上回る作品を作り出せていない、と個人的には思っています
2016年12月23日
2016年12月23日
14歳の花嫁
フェルゼン伯爵、エリザベート、王家の首飾り・・・・・マリー・アントワネットを取り巻くエピソードは戯曲のネタにも事欠きません。政略結婚で故郷を永遠に離れ、フランス王室に嫁いだマリー・アントワネットは乗馬をたしなみ、狩猟に興じるアクティブな娘だったようです。身の回りにもそんな女性いますよね・・・・・・
広大なベルサイユ宮の浴室、リビングから庭園内の一画を自らデザイン、宝飾品、衣装はもちろん搬入される家具類も自ら発注。お気に入りのビスケットを焼く窯も納入させたという凝りようです。
そんな、マリーの生涯を振り返るマリー・アントワネット展がいま、52階の森美術館で開催中です。海外で催されるのは今回の日本が初めて、改めて激動の半生を振り返ることができます。
写真も電気もない時代、記録された顔はほとんどが絵画ですが、写実的な技巧でリアルに描かれています。色白の肌に大きなブルーの瞳、広い額の美しい容姿は今でいえばおちょぼ口にした春香クリスティーンでしょうか?。
ほとんどが2次元の絵画に残されたマリーの顔だちですが数少ない3D;立体造形「ウェヌスに扮したマリー・アントワネット」にも残されていました。首から下をヴィーナス像に、首から上はマリーをモデルにした素焼きの像を見た本人はいたくご立腹だったとか!写真よりもよりリアルに再現された顔だちは評判に違わず美しいものでしたが体つきはちょいぷよ一歩手前だったかもしれません。
贅を尽くした宮殿での生活や浮き沈みの多い子育て・・・・やがて彼女の生活をフランス革命の荒波が呑み込んでいきます。あとは教科書に多く語られた通り・・・・彼女が断頭台に登った直前に書かれたエリザベート宛の手紙や最後にはいていた短靴の中敷きに記されていたメモ......歴史の証人たちをこの目で確かめることが出来ました。
一通り見終えてお土産コーナーを見回すと、見慣れたこんな商品が・・・・
マリーの名前は伊達ではなく、彼女が好んで食べたというビスケットのテイストが再現されているそうで、納得!ごちそうさまでした
2016年12月22日
2016年12月22日
2016年12月21日
あまりにも頑固だ
大掃除シーズン到来!ニュースルームの大掃除ももうまもなくです。が、一足早く愛車の洗車を始めました。プレゼントに戴いたホイールクリーナー、
「マグアイアーズ™ ホットリムズ™ ホイール&タイヤクリーナー」
以前からブレーキダストの汚れが気になっていたので早速テスト開始です。まずは上半分にスプレー、15秒ほどで汚れが浮きだしてきます
頑固なブレーキダストの茶色い粉はすぐさま溶かされて泡と一緒に浮き出します。これはビックリ、あとはこびりついた黒い頑固な汚れをゴシゴシそぎ落とします。
(写真左半分が処理前)
しかしながら、敵もさるもの・・・・・なんたって19年も純正ホイールにこびりついてきた筋金入りの汚れですから、そうは簡単に陥落しません。クリーナーの完勝、とまでは言えませんが近々リベンジを果たすべく、もう少し強力な金属たわしと時間をたっぷり用意して再試合に臨むつもりです。
そうはいっても、消費税3パーセント時代のクルマとは思えないなかなかな仕上がりです
アマゾン.COMで買えるみたいです
2016年12月20日
2016年12月19日
海賊と呼ばれた男
きょう午前零時からの番組「GROWING REED(グローイングリード)」お聴きいただけましたか? ゲストはVFX映画の第一人者、山崎貴監督。今公開中の「海賊と呼ばれた男」 で岡田准一クンを主演にオファーした映画監督です。 番組では山崎監督の仕事、ポリシーから撮影現場の苦労話まで、二作にわたって タッグを組んできた岡田クンと阿吽の呼吸で話がはずんでいました。 (この番組タイムフリーの対象外ですのであしからず)
今公開中の海賊と呼ばれた男は「永遠のゼロ」に続いて 原作百田尚樹、監督・脚本山崎貴、主演岡田准一が顔を揃えた期待作 カンタンにあらすじを予習しておきましょう。
物語は敗戦直後の東銀座、歌舞伎座の隣・晴海通りに面した國岡(出光)本社からスタートします。実在する出光グループをモデルにした國岡商店は昭和の日本と歩調を合わせるように石油販売で大きく業績を伸ばしてゆきます。その出発点は山口県、ライバル業者の意表を突く形で当時見向きもされなかった軽油を船舶用ディーゼル燃料として大量に確保、販売でも既定の枠組みを飛び越えた海上販売という新手の手法で業績を伸ばします。妻をめとり優秀な社員を獲得していよいよ戦時下の中国大陸進出を目論みますがここで、欧米石油メジャーとの軋轢に苦しめられます。辛酸をなめながらも決して怯むことなく立ち上がる。それが國岡のモットーでした。
が、終戦とともに東南アジアに築いた資産も失い、当局の嫌がらせに遭って石油販売もままならない中、國岡は社員たちの雇用だけはかたくなに守ろうと決意します。そんなさ中に舞い込んできたのが進駐軍発注のラジオ修理の特需。全く畑違いのこの仕事に全力を傾ける傍ら、またも当局の難題をかわして石油販売にも活路が見え始めたころ......またしても國岡の隆盛を警戒した石油メジャーとの軋轢が会社を窮地に追い込みます。
いち早く自社タンカーを建造していた國岡商店、当時のイランは原油を武器に独立への歩みを進めている真っ最中。ここに目を付けた國岡は起死回生をかけた勝負に出ますが、待ち受けていたのはまたしても大国の・・・・・・・・・
実在の経済ストーリーを2時間余りの映画に短縮するので、多少駆け足な部分もありますが、エンターテイメント作品として充実の見応えたっぷりな作品に仕上がっています。 岡田クン主演キャスティングまでのいきさつは番組内で明かされた通りですが、60歳代の働き盛りの社長を好演する岡田クンの熱演ぶりも見逃せません。
2016年12月18日
モーレツにナウいK
ガッツのあるヤングはナウいジーンズをはいて、モーレツからビューティフルを合言葉に・・・・・1970年ころの流行語も今ではすっかり記憶の彼方へ・・・思えばあの頃は第1期の軽自動車黄金時代でもありました。ガソリンに含まれる鉛問題も光化学スモッグも、まだ社会問題化する前。日本経済はモーレツな勢いで前進していました・・・・
昭和40年代には実に多彩な軽自動車が登場します。既にマイカーが現実のものとなり、軽自動車とて5ナンバーの代わりに我慢して乗る乗り物ではなく性能や豪華装備で満足して選ぶ時代に入りました。
その火付け役はHondaN360.
ライバル各社も相次ぎ刺客を送り込みます。そこで動き出したのがスバル、360で空前のヒットを記録したものの十年近く経つてんとう虫スタイルは既に前時代のもの。ホンダに対抗できる全く新しい2ボックススタイルが待ち望まれました。
しばらくはてんとう虫と併売だった実質的な後継者R-2はホンダNに遅れること二年で市場に登場します。空冷2ストロークエンジンは先代譲り、粘り強くて高速でも安定した性能が評判でした。ホンダがミニをお手本とするならば、R2はフィアット500似でしょうか?プレーンなクーペ・スタイルは本家よりも洗練されている感すらありますが如何でしょう。
当時のヤング向けには砲弾型フェンダーミラーや木目風ステアリング、フロントリップスポイラー(マッドガード)などのスポーティー装備を加えたSSが人気でした。エンジンもツインキャブで武装、リッター100馬力はお約束でした。
70年代に入ると温水ヒーターの良く利く水冷エンジン、後席の乗り降りが容易な4ドアがお約束となり、各社再びモデルチェンジを迫られます。やがて価格の上昇に加え、排気ガス浄化対策に貴重なパワーを蝕まれ、販売は漸減、ホンダはついに軽乗用車から一時撤退してしまいます。
今では街中で見かけることもまれになった360cc時代の軽自動車、ですがスバルの空冷だって元気な個体がいまだに現役の足として活躍しているようで、自由が丘の近辺でも棲息中の一台を確認済みです。
2016年12月17日
妄想アイランド
二基の原子力エンジン装備の大型輸送機サンダーバード2号は補給なしに世界中のあらゆる地域まで飛行し、垂直離着陸ジェットにより滑走路のない場所でもペイロード・コンテナを展開して、救助活動を開始することができます。
国際救助隊「サンダーバード」の秘密基地は南太平洋の元無人島にあり、サンダーバード1~4号が世界中のあらゆる災害救助に向けて緊急出動できる体制を整えています。人類初の月面着陸を成し遂げた(1965年時点の想定)元宇宙飛行士、ジェフトレーシーは巨額の私費を投じて国際救助隊を結成、秘密裏に航空技術の粋を結集した太平洋上の秘密基地を完成させ、亡き妻との間に生まれた五人の息子が最新メカのパイロットとして世界中のあらゆる事故・災害シーンで人命救助にあたる・・・
これが今から50年前イギリスのアンダーソン夫妻がプロデュースしたSF人形劇の設定でした。このほど、その謎に秘められたサンダーバード秘密基地「トレーシーアイランド」を訪れることが出来ました(空想)この島のどこかにトレーシー一家が暮らす豪邸とサンダーバードの発進基地があるはず(推測)
ちょうど二号が発進したところに出くわしました。この日は中国で建設現場の事故があった日、共産圏でもどこでも分け隔てなく救助に向かうのがポリシーです
衛星軌道上にはサンダーバード5号が常時待機して、あらゆる周波数の電波をウォッチ、緊急送信に呼応します。(地上からの撮影に成功しました)
隊員の交信に使われていた腕時計型インターコムも衛星通信も現実のものとなりました。そればかりか制作当時は実用化前だったカセットテープやVTRも過去の遺物となりつつあります。
反面原子力が万能のパワープラントとして描かれていた未来物語は、実現しそうにありません。相変わらず石油依存型の社会は続き、イデオロギーの違いから殺しあう、愚かな戦いは残っています。
人命を尊重することを最大のテーマとして子供向けに作られた未来物語の実現はまだ、遠い先の話になりそうです
2016年12月17日
三浦大根でおもてなし
月に一度の家族会。両親と弟が三浦の自宅を訪ねてくれた。毎回のことだが、私が簡単な夕飯を作る。三浦はいま大根の収穫期。お気に入りの豚バラ大根を!
服部 陽介Official BLOG
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2016年12月16日
撮影隊がやってきた 0 0 0
名だたる観光名所を舞台に飛び切りの美女と束の間のロマンス・スリルを味わう定番映画;日本だったらフーテンの寅さん、そのワールドワイド版なら「007」です。「You Only Live Twice」は今から50年も前に日本で撮影が行われた異色の007作品。この作品でアストンマーチンDB-5に代わってボンド・カーの大役(厳密には若林映子カ―で、ボンドは助手席に乗車のみ)を射止めたのが、当時開発の最終段階にあったトヨタ2000GT=特注スパイダーでした。
日本で行われたロケの大部分は今の南さつま市(鹿児島県)を中心に行われました。秘密結社スペクターが極秘に建設した宇宙船捕獲ロケット発射基地 (小さな無人島、「沖秋目島」の設定・・・火口の撮影場所は霧島連山の新燃岳)を捜査するため、日本人漁師に変装したイギリス諜報部員ジェームス。現地の若い海女(浜美枝)と偽装結婚して潜入捜査を続けます。その舞台となったのが、ひなびた小さな漁村、秋目(あきめ・坊津町;当時)でした。ここを舞台にスペクターの秘密基地や南シナ海の美しい海がふんだんにフィルムに収められています。枕崎市街からさらにドライブすること数十km、今よりアクセスが不便だったと思われる半世紀も前に専属シェフも含む、100人もの撮影隊が二カ月間ここに寝起きして、重要なシーンの数々を撮影しました。
撮影に参加したエキストラも地元や博多の大勢の女性たち、全世界で公開される娯楽超大作映画が(鹿児島市からも遠く離れた)こんなに静かな場所で行われていたとは驚きです。
今、当時の興奮を連想させるものと言えば美しい景色とこの記念碑だけ。
最近の作品では長崎、軍艦島で撮影された「スカイフォール」のワンシーンが話題になりましたが、設定はあくまでもマカオ沖の海外。国内のロケ地としてはこちらの方がマニアの位置付けもはるかに高いようで、地元の人々は撮影当時の盛況を懐かしく思い出しているようです。秋目湾に面した静かな景色はほぼあの頃のまま。路傍に割とひっそりと建つこんな記念碑に気づかず通り過ぎる人も少なくないようです。
2016年12月15日
隠れた名優
晩秋の恒例行事として定着したトヨタ博物館主催のクラッシックカ―フェスティバル、もう10回目を迎えます。台数に限りがあるので毎年のクルマ選びも興味の的です。
絵画館前に集結したネオ・クラシックカーの一群。欧米ではyaoungtimerの呼び方も定着しているようですが、中に見逃せない一台を見つけました。
TOYOTA2000GTスパイダー、カタログには載りませんでしたがこの車の存在はあまりにも有名、ジェームスボンドを乗せて007シリーズ、YouOnlyLiveTwiceに登場し世界デビューを飾った車です。
切り取られたルーフラインとベルトラインに沿ったフラットなトランクフード、ファストバックスタイルのノーマルにはない、このクルマだけの特徴です。
撮影には2台が特別に制作され、展示されているのはそのうちの一台ですが、こちらがショーンコネリーを乗せた車かどうかはマニア・コレクターの間でも意見が分かれています。普段はトヨタ博物館に所蔵されているこの個体、東京でお目にかかるのは貴重な機会です。
東京で実際に撮影が行われた場所はあまりにも有名なホテルニューオータニのほか、代々木体育館前、駒沢オリンピック公園前・・・・・・1964年東京五輪のレガシーも数多くチョイスされています。
今でも立派に通用する優れたスタイルだったことは日本人として誇らしい限り・・・・・・ニホンシャなんて世界のだれもがほとんど知らなかった60年代中頃の快挙です。
2016年12月14日
2016年12月14日
着水させたら世界一
昨晩入ったニュースによりますと沖縄伊計島の沿岸でオスプレイが着水したとのこと。浮力を持たない機体はバラバラになって浅瀬に打ち上げられてしまいました。水上用には設計されていないので、着水した次の瞬間左右どちらかに傾いたら最後、重く大きなローターが水面をたたいたら、即時に大破。機体に大きな反力が加わり一気に破壊が進んだことが伺えます。
(海面に突き出したローターの先端がいずれも素材までささくれ立つほど激しく壊れていたのが確認できましたね)
それはともかく、かなり昔からお台場・船の科学館プール横に展示されていた川西飛行機・二式大型飛行艇「H8K」を覚えている人いますか?あれは世界にたった一つ現存するホンモノでした。
と思っていたら塗装も新たに鹿屋基地の一等地に安住の地を得ていました。
塗装も窓ガラスも美しく再現され、活躍した当時の威厳を取り戻した姿は美しくもあり、力強さを感じさせる立派なものです。その存在は敵国をして世界最高水準の飛行艇と言わしめたほど、サポート機として一式陸攻や特攻に向かう零式らを数多く見送りました。
実はこの飛行艇で培われた技術は戦後、違った形で花開きます。同じ設計者が戦後開発した救難飛行艇「おおとり」US-1A、川西航空機の生まれ変わり・新明和製です。
本来ならば対潜哨戒機として日本中の海を守る任務に就いていてもおかしくない機種でしたが、某航空大手のコーちゃんとかがおかしな豆をばらまいたので、任務に就けなかった悲しい歴史もあったりします。
オスプレイの乗組員とりあえず5人救助されたようで、ひとまずめでたし。オスプレイがらみの死亡事故にならなかったのは不幸中の幸いですが、これからの一悶着、二悶着が思いやられます。
2016年12月13日
2016年12月13日
忍者飯
日本一堅いおせんべい。
伊賀名物、かたやき。
その昔、忍者が食糧として携帯していたのだとか。
これが、まぁー堅い!!!
普通にバリボリお煎餅をかじって食べるようには、
まずいきません。
どうやって食べるのかと申しますと・・・
煎餅に煎餅をカーンと打ち付け、
ひとくちサイズに割って食べるのです!
ひとくちサイズまで小さくすると
なんとか少しずつガジガジと噛み砕いてゆけます。
無理せず、お茶を近くに置いておくことを
おすすめします!
「ふわふわ」・「とろとろ」・「もっちり」など
やわらかい食感のものがもて囃されている印象ですが、
その対極にある、歯ごたえ抜群のかたやき。
集中しないと食べられないって、大事なことのような気がします。
2016年12月11日
再び最強タッグ
ハワイ真珠湾攻撃には、当時すでに制式採用されていた零式艦上戦闘機(=ゼロ戦)も参戦しています。岡田准一クンが主演した映画・永遠のゼロが公開されたのは今から3年前のこと。特別攻撃隊のパイロットを演じた作品でした。映画の舞台となった鹿屋(かのや)基地は現在海上自衛隊基地となっていて、史料館には復元再生されたゼロが展示されています。(写真は後期の52型)
撮影前、実際にこの地を訪れ、役作りに没頭した岡田クン、奇跡的に生き残った実際の特攻隊員の肉声も聞いて、演技に生かしたのだとか・・・・・・そんな岡田准一、山崎貴監督が再びタッグを組んだ新作映画「海賊と呼ばれた男」が公開されました!戦後の実話を基にしたストーリーを老け役も含めて監督直々に指名の岡田クンがどのように演じているのか興味津々です.
そんな岡田クンがもう一つ情熱を傾けている番組「GROWING REED(グローイングリード)」・・・・・来週のゲストは山崎貴監督です!!
(この番組は、radikoのタイムフリー機能では聴取できませんので、ライブでお聴きください)
2016年12月11日
卒業公演2016
講師としてお世話になっているアミューズメディア総合学院(声優タレント学科)の卒業公演が始まった。私のレッスンは1年生のみなので、2年生の雄姿を見るのは約1年ぶり。
全クラスを見ることは出来ないが、それぞれに成長した姿には頼もしさすら感じる。彼らは年が明けると、それぞれの所属先を決めるプロダクションオーディションに挑む。最後のステージ、しっかり務めてもらいたい。
服部 陽介Official BLOG
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2016年12月10日
今年の漢字は?
こんばんは。
久しぶりに夜の東京タワーです。
きょうは、とても気持ちの良い冬晴れでしたが、
冷たい風が強かったですね!
今年の漢字が、12日月曜日に発表されます。
どんな一文字が選ばれると思われますか?
「倫」・・・ですかね?
っていうか、
2015年の漢字が何だったかのかも思い出せない・・・。
一昨年にいたっては、記憶の片隅から掘り起こすことすら不可能です。
因みに
2015 「安」 安全保障関連法成立。人々が安心を求める思いから。
2014 「税」 消費税増税で。
2016年、驚くことの多い1年でございました。
あっ!!!
東京タワーのライトアップが変わった!
こちら、ダイヤモンドヴェールのクリスマスツリー。
基本的に、土曜日の20時~22時
2時間限定のライトアップのようですよ。
2016年12月09日
飲んでみなはれ
仕事終わりのコレがあると終業時間も楽しみ倍加です。相変わらずウィスキーの飲み比べ(WHISKY HILLS LOUNGE(ウイスキーヒルズラウンジ)12月18日までヒルズカフェ / スペース)にのめり込んでいます。
今回は4大スモーキーテイスト比べ、スコッチウィスキーを中心にアイリッシュも含めた四大ブランドの豪華競演です。
左端のアードモアレガシィは一番マイルドな味わい、強い癖もなくバニラテイストがほのかに広がるクリーミーな優しい味わいです。
二番目、この中で唯一アイリッシュのカネマラはどこか日本のモルト「山崎」に似ている印象です。レーズンとも柘榴ともチョコレートのようにも例えられる独特な風味
三番目は最も個性的なボウモア スモールバッチ、シトラスに例えられる風味は最初、ちょっと薬臭いと感じるかも・・・・
王道を行くスモーキーフレーバーのキングが右端のラフロイグ セレクト。ピートでスモークされた麦の燻し加減が絶妙です。本格スコッチウィスキーが目指すのはこの味わい、と言ったら大げさでしょうか?日本でもここまで深い味わいを再現したものはなかなかお目にかかれません
と言う訳であえて勝敗を付けるとすればやっぱりラフロイグ セレクトの圧勝。想像はしていましたがやっぱりなア、な結論でした
2016年12月08日
十二月八日
12月7日の夜明け、神々しいばかりの光景です。ハワイ時間で75年前のこの日早朝は日本が米英に宣戦布告した日(1941年12月)、真珠湾攻撃と前後して広島県呉市の海軍工廠では東洋随一の戦艦「大和」が竣工します(12月16日)当時アメリカ東海岸で建造されたアメリカの戦艦はパナマ運河通過の制限から40センチ口径の大砲が精一杯でしたが、パナマ運河など関係ない大和は43センチ砲を装備します。おそらく世界最大・最強の、そして世界最後の巨艦でした。1940年にはゼロ戦も実戦配備されており、兵器(技術)水準だけ見ればたしかに日本が世界のナンバーワンクラスにあったことは疑いありません。これだけのアイテムが揃えば世界に冠たる日本海軍が米英とも対等に戦える・・・・・そう、勘違いしても不思議はなかったかもしれません
まるで大和の竣工を見据えたかのような宣戦布告。でも、建造が始まったのは遡ること四年、1937年のことでした。結局その巨砲が戦果を誇ることはほとんどありませんでしたが・・・・・・・
鹿児島県には第二次大戦にまつわる史跡が少なくありません。沖縄決戦を前に前進基地がおかれたのも一因、そして200kmも離れた沖合から立ち上る黒煙が目視できた坊津の岬、戦艦大和の最期を見届けることになった岬です。坊ノ岬海戦で沈んだのは大和だけではなく、矢矧・霞などの第二艦隊フリートも犠牲となり、四千人近くにも及ぶ犠牲者の霊がここに祀られています。
真珠湾攻撃から75年と3週間後、日本の首相がハワイを訪れ慰霊の気持ちを表します。
休暇中のオバマ大統領も安倍首相も、もはや戦後生まれの平和な時代に生まれ育った両国のリーダーです。日本はともかくアメリカも不戦の誓いを立ててくれたなら、はるばるハワイまでソーリが出掛ける甲斐もあろうもんなのですが・・・・
2016年12月07日
お疲れさまでした
ニュースルームの黒塚アナ
気がつけば随分おなかの膨らみも大きくなってきました。
出産を来月に控え、今日がラスト勤務の日となりました。
2013年からニュースルームの一員に加わった黒塚まやさん
そう言えばあの頃はじぇじぇじぇ、とか倍返し!が口癖のようになっていましたね~
東急渋谷駅も地下に潜り、日本の政権も民主から自民に交代、未曾有の円高も一服しましたが、
消費税もいつの間にか増えていました。何だかあっという間の3年間だったような気もします。
最近ではサッシャの番組内、ヒルズエージェンシー「勝手にCM」のキャラでも好評・・・・
寒さも一段と厳しくなる折りですが、どうか元気な赤ちゃんを産んでくださいね
お疲れさまでした!
2016年12月06日
昭和の宝石さ
紅葉真っ盛りのこの季節、恒例行事として開催されたトヨタ博物館のクラッシックカ―フェスティバル、もう10回目を迎えます。絵画館前に集結したクラシックカーの一群。欧米ではyaoungtimerの呼び方も定着しているようですが、その中に見逃せない一台を見つけました。
今年の目玉の一つ、トヨタ2000GT速度記録挑戦車両です。
自動車メーカーはPRのためであったり技術水準の高さの証明のために、レース参戦とは別に様々な国際記録に挑んでいます。が、実際に国際記録を更新するのは大変なこと。それでも昭和40年代の日本車はすでに世界水準に達していたことを証明してくれました。
この時記録されたのが連続する6時間の(給油、交代などの停止時間を含む)平均速度210.42km/h、72時間での平均速度206.02km/h。78時間後には、1万マイル/16000kmを走りきりました(平均スピード206.18km/h)ストップ時間も含めた平均で当時の新幹線の最高時速ですから、巡航中はこれを上回るスピードを保っていた計算です。
トヨタと前後して日産(と合併したプリンス自動車)ものちにGT=Rに積まれることになるGR8エンジン搭載のレーシングカーR380で記録を更新しますが、これは純粋なレーシングカー。お金を出せば買って帰れるトヨタ2000GTとは開発目的も仕組みも違います。さらには平成になってスバルレガシィがやはり10万キロ世界速度記録を更新していますが、(10万キロを連続19日間=447時間44分09秒887で走破、平均速度223.345km/hの世界速度記録)同じ2リッター・ツインカムの市販乗用車で達成しています。(記録は後年メルセデスE320CDが更新)
展示の車両は当時を忠実に再現したもの、あまりに高価な車なので2000GTを買ってレースに出場したオーナーはさすがにいなかったとか・・・・
打ち立てた国際速度記録;
排気量制限なし部門での ↓
1500km206.04km/h
10000マイル平均速度206.18km/h
排気量制限付きの ↓
6時間210.42km/h、
1000マイル、2000km、12時間、2000マイル、24時間、5000km、48時間の各速度記録
10000km203.98km/h、
10000マイル206.18km/h
2016年12月05日
真珠湾のあるきかた
話は五月にさかのぼります
「アベサン、ワタシヒロシマ・キマシタ。キテヨカッタ」
「アベサン、ハワイモキテクダサイ。ワタシノフルサト・・・・・」「アベサン、パールハーバーモミマセンカ、プリーズ・ウェルカム」
・・・・・そう誘われてハワイ行きを決めたソーリ。(あくまでも想像上の会話です)
安倍総理が真珠湾攻撃の75周年を機に今月下旬、現地ハワイを慰霊のため訪れることが明らかに。ソーリにはついでに太平洋航空博物館と銘打たれた「格納庫37」見学もお薦めしておきます。新旧織り交ぜた様々な戦闘機、輸送機・・・・この大戦初期に活躍した米海軍機F4Fワイルドキャットもありました。ジオラマまで作り込んであって実物大・ホビーショーのようです。
そして、日本海軍からは零式戦闘機21型が!空母上で出撃準備を整えているようです・・・・
1941年12月にまさしくこの場所、パールハーバーに機銃掃射を浴びせた敵国機ではありませんか!しかも豪華ジオラマ付き。ゼロファイター生産国のひとりとして複雑な気持ちもしないではありません。いったい彼の国は太っ腹なのか、無神経なのか・・・・
広島にB29の実機が展示されたらどう思うでしょう?
館内には「赤い国」の代表選手ミグ21もあるくらいで、しがらみとか難しいこととかはひとまず考えないようにしているのかもしれません。
バックヤードでは展示を前にレストア整備中のお宝が!歴史的遺産のこんな姿はそう滅多に見られるものではありません。内部構造もこんなチャンスがなければ観察不可能!(現在は完成しているはず)
そして屋内に入らない爆撃機もこんなところに!・・・・・・ついさっき不時着して還って参りました!とでも言いたげなB25爆撃機。これからレストアされ出撃前の姿に戻されるのか。それともこの姿で展示され続けるのか?
2016年12月04日
東京ロビン「チョモランマ」
恵比寿のダイニングバー「東京ロビン」の名物スイーツ「チョモランマ」。たっぷりのバニラアイスと焼きバナナにキャラメルソースをまとわせた逸品。シェフのふるまう料理はどれをとっても外れがない。看板猫のロビンお嬢様が出迎えてくれる。
服部 陽介Official BLOG
http://hachiprio.blogspot.jp/
2016年12月03日
Volume8 (おんぷのせかい)
J-WAVE日曜日から火曜日午後のヘッドラインニュース、天気、交通担当の木次アナと、元ニュースルームの戸丸アナ、この二人がはじめた朗読会が「音風(おんぷ)の世界」
手探りで始まった家内手工業的な第一回から毎年毎年続いて今回が vol.8 渋谷公園通りのクラシックスに足を運ぶと年の瀬を感じます。
⒛~30分のボリュームで起承転結を収め、ドラマチックなエンディングに至るストーリー探しというのもなかなか大変です。もちろん題材が決まってからの練習に費やした労力も本番で披露した見事な「演技」を見れば、それがただならぬものだったことが分かります。
時に妖しく、時にはサスペンスっぽく、変幻自在にイマジネーションを膨らませてくれる朗読を傍らで支えているのはピアノとギターのお二人、超絶なテクニックでドアのきしむ音やら遠くで誰かが吹く口笛など多彩な音効もこなします。
ストーリーに合わせたお二人のコスチュームも見どころ、ニュースルームでは決して見ることのないセクシーなドレスあり、大正ロマンを感じさせる深紅のワンピースあり・・・・ビジュアルでも存分に楽しませてくれます。
女性コーラスさながらのデュオ朗読、音楽よりも数段難しい(リズムをとるのは阿吽の呼吸次第)この見事な技をこなせるのも息の合った二人ならばこそ、事務所が同じというだけではこう上手くいくとは限りません ?
♪の世界が終わると年末もいよいよカウントダウンに向けてまっしぐらです。お二人ともお疲れ様でした!
◆出演 戸丸彰子、木次真紀
ピアノ 保坂修平 ギター 松本リョウスケ
渋谷公園通りクラシックスにて(12月3日)
2016年12月02日
天空のプラネタリウム
天空のプラネタリウムが52階の東京シティービューにやってきました。上下左右360度星空が広がる本当の宇宙空間を体感できます。靴を脱いで鏡の間にエントりー、天井から足元に至るまで星空が広がっています。ちょうど頭の上に見つけたのはオリオン座、おおぐま座や北極星も容易く確認できました。
床に張り巡らされた鏡には天空の星空がそのまま反転して映し出されます
(靴を脱がずに脇をスルーすることも可能です)
前後左右どこを見回しても星空・・・・・・人類が火星旅行に旅立ったら、窓の外にはこんな景色が四六時中広がっているかもしれません。昼夜を問わず...というか24時間、いや火星接近までずう~っとです。天を仰ぎみる姿勢をとらなくてもよいので首が疲れません。天の川(銀河)は北斗星に代わって大事な指標となる目印になるはずです。黄道のおなじみ星座を探すよりも天の川沿いのおなじみの星座を覚えておいたほうが役立つかもしれません。探してみるとすばるらしき星座を見つけました
昼間でも楽しめる束の間の星空散歩、出かける前に天の川沿いの物件をおさらいしてから臨むのも楽しいかもしれません。黄道12星座を探したりしていると時間のたつのを忘れれて没頭してしまいそうですが、気が付けばあっという間に日没時間・・・・・(東京の日の入りは16:27@12月3日)ナマの星空を楽しむには十分すぎる夜長です。
あ、今日12月2日は日本人が初めてソ連(当時)のソユーズ宇宙船で宇宙空間に飛び立った記念日。「これ本番ですか?」がTBSに勤務していた記者・秋山豊寛さんの宇宙からの第一声でした!
2016年12月01日
熟成度比べ
ついこの間飲み比べを楽しんだと思ったら、今度は例年通りのウィスキーヒルズ、ヒルズカフェに舞い戻ってきました。
今回は熟成度合いの比較飲み比べです。ヴァランタイン12年モノと17年モノ・・・・
最初は左側12年モノからです。木の香をたっぷりと包み込んだようなヴァニラフレーバーが立ち上るファーストインプレッション、対して17年モノはというと凝縮した柘榴のような?濃縮な緻密さを感じさせる味わい・・・・これはちょっと意外でした。華やかさ、甘さが前面に出てくる12年に対してじっくりと熟成した味わいを奥深くに閉じ込めたような化石のような凝縮感が不思議な17年。同じ銘柄でも個性はそれぞれで大きく違います。