2023年06月30日

code mark

今からずうっと前明治の初めにモース博士が大森の地で貝塚を発見、調査しました。見つかったのは縄文後期にかけての土器
つまり3000から4000年も前から大田区民がここで生活していたわけです。
竪穴式住居というティピにも似た住居を設え粘土を焼き固めた土器で煮る炊く焼くなどの料理を作り、団子やハンバーグ似のメニューすら作っていたと考えられています。
Dscf1184
元はこの辺りに海岸線があり,そこを東海道線のレールが走っているわけです。現在の海岸線は大井競馬場のさらに先、昭和島の向こうにまで遠ざかっているものの、羽田C滑走路にアプローチする到着便が間近に見えることからその近さが窺えます。
この貝塚を発見したモース博士は東大の招きに応じて来日したもので横浜で下船後、車中からこの貝塚を発見したとか。

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縄文式の名付け親も博士でcode markを直訳したのが即ち縄文と言う訳です。

| 18:13 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月30日

tomicaday

6月30日はトミカが初めて発売された「トミカの日」なんだそうで
考えてみればこの50年トミカに限らず数多のミニカーを買い集めています。
中でもトミカは手頃な値段と豊富な種類、どこででも手に入るコンビニエントさが魅力でした。

おもちゃの画像のようですでした、と断っているのは最近の価格高騰!
つい先頃までは3台買っても千円札1枚で済んだのが、このところは2台買えない値段になってしまいました。
ここ10年で生産国の中国の労賃が如何に上昇したかが窺い知れます。
例えば缶コーヒーのおまけについていた食玩。一昔前にはかなりのクォリティのモノが選び放題だったのにコレもほぼ絶滅
2015年頃にベンツのSLを手に入れたのが最後だったでしょうか?

代わってこの市場に参入してきたのがガチャとマジョーレの食玩。いわば仏版トミカで、価格も同レベル。日本車のバリエーションも豊富でおまけに食品のおまけだから消費税は8%
一方、ガチャガチャは缶コーヒー数本分のコストですが、原価は多分缶コーヒーのおまけと大差ないでしょう。プラスティックのダイキャストものが大半で、カラーは運次第というのが相場です。

そもそも自分のミニカー偏愛は森永卓郎さんと同じく英国製マッチボックスでスタートしたのですが、トミカより一足早くマテル社のホットホイールが日本上陸。瞬く間に日米英の三つ巴のコレクションとなったモノです。
トミカが今後いくら迄価格上昇するかは謎ですが毎月の新製品発売がいまだに気になってしょうがない・・・・・見事に商売にハマっている顧客の一人です。

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2023年06月29日

instax SQ40

インスタント写真の代名詞、チェキに新顔が登場です。
真四角な画面サイズのスクエアに40が登場!先日ミニを買う時、最後までスクエアサイズにしようか迷った挙句、けっきょく縦長の方を選んだのでちょっと後悔。
でも、二つのサイズを使い分ける意味もないわけではなく、2台持ちもいずれ選択肢に??

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スタイルも何となくプロっぽくて好感が持てます。
一番の魅力はその画面サイズで縦長のチェキと高さ幅方向が同じ。ブローニーサイズフィルムを使う6×6版とほぼ同じサイズ・・・・・
何よりも縦位置か横位置かで迷う必要がないのが素晴らしい・・・・・とりわけポートレートやブツ撮りにはうってつけ・・・・

写真との向き合い方がこれでまた新たに広がる気さえしてくるのです。
操作法は他のインスタックスミニとほぼ同じ。一つだけ残念なのは最新のミニ12にあるクローズアップ用のパララックス補正ファインダーが未装備なこと。開発時期の違いかもしれませんが、コレはつけて欲しかった・・・・・・というのが数少ない注文です。

| 19:06 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月28日

vogue

今ミッドタウンのフジフイルム スクエアで開かれている
ノブオ ミケランジェロ タカノ ☆ アンソロジー
ブラジル版ヴォーグ誌のグラビアを飾っているフォトグラファーです。日本生まれで早くにブラジルに渡りあちらでプロのキャリアをスタートさせたのがヴォーグ誌との契約

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カラフルでダイナミックなファッション写真はどれも色鮮やかなのはもちろんですが背景との対比が実に上手くバランスされていて,写真としての完成度も文句ありません。
ダークなスーツにはちゃんとそれが映えるような色彩のバックを、またギリシャを思わせる真っ白なスーツには紺碧の何処までも青い海を組み合わせるなど、構図や形だけでなくカラーバランスまでも緻密に計算された構成が見ていて実に小気味良く感じられます。

今だったら画像ソフトでカンタンにカラーバランスを修正できますが、リバーサルフィルムの修正ができない時代にこれだけの撮影をモノにしていたとは驚きです。しかもヴェルビア並みの発色をプロビアで!ますます驚愕です。

ふた昔前に自分で撮ったネガはもう変色がはじまりかけていますがもう一でリバーサルの発色を確かめたくなって来ました。

| 18:07 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月27日

h2truck水素エンジントラック始動

富山の一般道で、市販のトラックを水素エンジンに改造した実験車の走行試験が始まりました。
富士24時間耐久レースに去年まで参戦した水素カローラと同じく、気体の水素をボンベに詰めて、改造を施したガソリンエンジンを回そうというもので、おそらく最も安価にカーボンゼロを実現できそうな組み合わせです。
16本の水素ボンベを運転席の背後に積むので荷台の一部はスポイルされますが、300kmの航続距離は近距離の配送などを考えるとかなり現実的。
エンジンそのものは元のディーゼルエンジンですが出力はやや控えめになるため、若干のパワーアップは必要。

一方、都内でも見かける水素燃料電池バスは同じく期待の水素をボンベに詰めて、電気分解の逆で電力を取り出す電気自動車です。だから乗り心地はEVのもの。
どちらにせよ水素スタンドなどのインフラさえ整備できれば、あとはコスト次第でゼロカーボン時代の物流・旅客輸送に向け、大きく前進しそうです。

メーカー主導ではなく、流通業者や自治体も加わった今回の試み。ようやく社会全体がこの問題に答えを出し始めたようで、頼もしい限り!
成果を見守りたいと思います。

| 13:21 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月26日

drone expo

幕張メッセで開幕した今年のドローンコンベンション;Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO

注目を集めているのは空飛ぶクルマシミュレーションです。
2年後の大阪関西万博会場で実用化を目指す企業が複数名乗りを挙げており開発が急がれています。

さてモーターと電池で飛ぶドローンの弱点は航続距離と巡航速度の不利さ。これをクリアする幾つかの方法がトライされています。

まずは翼を持つドローン
揚力の大半を回転翼に依存するマルチコプターに比べ推力の9倍の揚力を得られる有翼機は長距離や物品輸送に最適。
オスプレイの様に回転翼を90度進行方向に向ける事で推進用に出来る二刀流です。

もう一つの注目はハイブリッド
ジェットヘリと同じケロシン燃料でタービンを回すジェットエンジンで
によって発電機を回しモーターの回転翼を回す,いわば日産ノートと同じe -powerな理屈。まだ実験機第一号の段階ですが、滞空時間の長さやペイロードの大きさで期待が持てます。

ドローンの将来性に期待を寄せるのは自治体や国レベルの機関も同様でJAXAもベクタードローンの分野で開発を進めています。
自治体では兵庫県や福島県の取り組みがとりわけ顕著で、物流や撮影で実証実験を続ける兵庫は海と山が隣り合う地勢的な条件がドローン向き、新たな産業育成も目論んでいます。

福島県に作られるドローンの施設は各種実験のほか災害救助を念頭に置いたダミーの建物が立ち並ぶなど相当な規模と予算を費やしています。

有人飛行目的の実証実験が進む一方で物流や点検,測量,警備と言った無人機分野ではいち早く普及が進みそうです。

さあ、2024年のドローン世界はどこまで進展しているか?今から大きな期待が膨らみます。

| 20:33 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月24日

jimny

ショーケン扮するマカロニ刑事が初めて七曲署に赴任した時、通勤の足は白のジムニ−360(LJ10)でした。
スズキの大ヒット商品、ジムニーが誕生したのは太陽にほえろが始まるより前、西新宿にまだ京王プラザホテルしかなかった頃のこと

実はこのジムニー、スズキが白紙から開発したわけではなく半世紀前に自動車生産から撤退したホープ自動車という小さなメーカーが開発した四輪駆動車が土台です。ホープは当初エンジンの供給元、三菱に製造権を譲ろうとしましたがすでに三菱はライセンス生産のジープが存在し、交渉は不成立。
もしもこの時三菱が縦に首を振っていたら、ジムニーよりも先にパジェロミニが生まれていたのかも?これを製造権もろとも買い取り製品化したのが当時の鈴木修(常務)のちにアルトの大ヒットを飛ばした元社長・会長です。鈴木には自前のエンジンもフレームもサスペンションもリアアクスルも既存のモノがあり、前輪を駆動する等速ジョイントを手がけていたことも背中を押しました。トランスファーと前輪アクスルは新規開発。
これを加工しやすい平面的なボディで覆い、ホロのかけやすいロールバーをビルトインしたこともアイデア。販売は目論見を超えて順調に推移します。

そんなジムニーの博物館がありました。場所は神奈川のほぼ真ん中・用田という東西交通の要衝。すぐそばを新幹線が超高速で行き交う水田地帯にあります。
初代ジムニーから修理、パーツ販売を手がけたアピオという会社が新旧ジムニーをレストアして行く過程で集まったジムニーをまとめて展示する施設ができました。それが「ジムニー歴史館」

歴代の主な車種が並ぶのはもちろん、ヒット商品のフォードブロンコ顔仕様や所さんも手を加えたジムニー・ツートーン仕様、プラスチックボディに換装したケロヨンなど珍しいバージョンも
豊富。アピオ会長職に退いた尾上茂(おのうえ・しげる)さんのジムニー愛に溢れた空間です。

半世紀前の初代は空冷2気筒エンジンで車重も超軽量、でも発売当初からその類稀なポテンシャルは高く評価されていました。2ストロークエンジンは1985年までSJ30に搭載され、以降はOHCやツインカムの時代になります。
今では車重が1トンを超えるまでに成長し納車までモーガン並のウェイティングリストが連なる大人気車種ですが、そのルーツにはしっかりとした開発思想があり、半世紀経ってもブレずに続いているのはさすがです・・・・・・

| 18:44 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月23日

不思議な香水屋さん

香水をテーマにした物語というのは案外転がっていないもの
同名の小説「魔女の香水 (宮武 由衣著)」を映画化した「魔女の香水」は不思議な香水屋さんの話です。

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繁華街に店を並べる香水屋さん。魔女と呼ばれる店主(黒木瞳)は開業医の様に来店客の心を見透かし、最適な処方の香水を調合するカ不思議な存在
派遣切りに何度も遭い打ちのめされた通りがかりの美少女エマ(桜井 日奈子)にいつも的確なアドバイスを授け成功へと導く

そんな魔女がどうしても調合できなかった最後の一品、驚く事にそのレシピを持った人物が実は!
と言う最後のドンデン返しがこの物語を締めくくります。エマを演じる桜井が初期の有村架純に似て初々しく可愛いのは当然だとして、若い日も実年齢に近い現代もフツーに演じられる黒木の守備範囲の広さが光るほか、川上麻衣子や小西真奈美と言った懐かしいベテラン勢が顔を見せるのも興味深い
香りというフィルムに残せないデータを台詞と表情で巧みに表現する役者たちの奮闘ぶりも他の作品では見られない一面


男性は押し並べてイケメンが揃うのは誰の好みを反映したものか?

原作・脚本・監督の宮武 由衣は主演の黒木とドラマ制作を共にした仲。シナリオは黒木のプッシュに押されて監督が当てがきしたもの。

プロヂューサーに宮武を推挙したのは黒木の方から。主要制作スタッフに男性が見当たらないハーレムな現場もユニークさを倍加さえておるよーな?

6/17より公開中

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2023年06月22日

⭕️⭕️ム真理教?

もう、何十年も前にニュースを賑わせた新興宗教、いや最近だって元首相の暗殺の動機だったり何かと・・・・・
本屋の店頭で平積みされていたこの本を見た時、流石に宗教関係の糾弾本?とは思いませんでした・・・・
今話題の新書、森永卓郎さんが著したザイム真理教です。この時すでに3刷、Amazonのランキングでも上位を快走中!

ユニークな評論の森永卓郎さんは私と同い年で東大を卒業後、専売公社(元のJT)で大蔵省の部局と直接対峙する立場に置かれます。
いわばインサイドから見た大蔵省(現財務省)の異常さを思い知ることになりました。出身者は多くが東大法学部卒が占めるところもどこかカルト教団めいていますが、その接待の仕組みや女性に対する態度までが世間の常識とはかけ離れた処にある事が判ります。
有名なノーパンしゃぶしゃぶ接待もそうした一断面・・・・

それだけではありません。金を左右する権力を持つ、ということは当然予算を握る政権をも左右する不思議な力を持ちます。
本の中ではカルト教団がいかに政権中枢部を洗脳していったか?さまざまな統計資料と、メディアに取り上げられた各界の証言者たちのコメントも引用して鋭く真実に迫っていきます。

あの森友、学園問題のシナリオは誰が書いたのか?そのシナリオは誰が何の目的で用意したものか?核心に迫っていく推論は何度もポンと膝打ちせずにはいられない、この本の圧巻の一つです。
平成不況の原因には諸説あるものの、これからの生活や少子化、税負担を考えると本当にこの政権で大丈夫か?と思わずにいられないでしょう。

今日も終盤国会で防衛予算をめぐる大切な法案があっさりと参議院を通過してしまいました。
本当なら上を下への大論争になってもおかしくないこの議論が、なぜか元総務大臣の過去の発言をめぐる問題にすり替えられてしまった経緯も、裏の力学を勘繰らざるを得なくなってきます。

なぜ大手宅配新聞だけがカバヤのミニカー食玩付きガムは消費税8%で、文藝春秋もタミヤのプラモデルも10%なのか?在京大手新聞本社のあった土地ってそもそも・・・・
この本の企画をどこの出版社も引き受けるところがなく、唯一小さな発行元がこの本を世に送り出してくれたこと。
メディアのあり方に関しても色々と教えられた気がします。

なので、この一冊は新聞に紹介されなくても超おすすめです。

| 17:30 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月21日

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海上自衛隊で最大の護衛艦、ってかどう見ても空母「いずも」は、20日ベトナム中部の要衝、カムランに、2019年以来4年ぶり寄港朝、護衛艦「さみだれ」とともに、南シナ海に面したベトナム中部の要衝、カムランに寄港し、ベトナム海軍が主催する歓迎式典が開かれました。
中国が南シナ海で海洋進出の動きを強める中、日本として、ベトナム海軍との連携強化を一層進めるねらいがあるとみられ、必要なときにいつでも協力できるように日頃から交流を深め協力関係を作ることが期待されています。

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特にサイゴン陥落の後、カムラン湾は1979年から四半世紀もソ連(現ロシア)に無償提供されていた場所でもあり連携の強化、ベトナム海軍と・・・・50年前アメリカのベトナム戦争当時には考えもつかない状況で、日本の艦船がここを出入港する時代が来るとは驚きです。

これからの対中関係を考えると日米連携行動の一環として、この海域をいずもが走り回り、作戦の一翼を担うことは想定内の出来事です。
そうなった場合の燃料・銃弾・食量ほかの補給場所としてカムラン湾が重要なのは一目瞭然です。とりわけ中国が人工島を建設し領有するフィリピンとの摩擦が起きている南沙諸島(スプラトリー諸島)から見て、インドシナ半島で最も近い場所がこのカムラン湾のあたり・・・・・港湾の深さや着眼できる岩壁や錨泊場所など知っておきたいデータも山積。
発展著しいベトナムのこと、4年前の寄港から変化はないか、知っておくことも大切です。また現に今の時点でも中国側を牽制する役割を果たしています。

こうしたデータの積み重ねがイザという事態に直面してgo or No goを決断する重要な判断材料にもなるというわけ。つまり「その時」が訪れた場合のシナリオも着々と執筆が続いている、と考えられるわけで・・・・・
日の丸をつけた垂直離着陸戦闘機F35Bを載せたいずもがカムランの港で作戦の疲れを癒やす光景・・・・・現実のものになるのか❓昨今のバイデン発言、ブリンケン訪中も今後を占う重要な指標となるはずです。

| 22:43 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月21日

formulaE、2024年3月に東京開催

小池都知事が温めていた電気自動車による公道レースフォーミュラEが東京で実現します。
来年3月、フランス五輪と同じ年の春です。場所はお台場ビッグサイトの周辺が予想され、一般公道を閉鎖して観客席を設けレースを行います。ということはコース脇のコンクリートウォールとか付帯設備も急いで準備しないといけません。当然使い捨てじゃなくて翌年もその次も使える様な・・・・

東京マラソンでは遥かに長い時間、道路閉鎖の実績があるのでOK。じゃあ騒音は?
Dscf3021フォーミュラEのレーシングカーはバッテリーだけを動力源にモーターのみで走るレースカー。見た目は空力をシェイプしたF1さながらですが、最大の違いはサウンドです。
F1だとサーキットの周囲まで轟き渡る排気音が魅力でもあるのですが、フォーミュラEの音源はモーターとブレーキだけ。
はっきり言って、そこらへんの電車といい勝負かそれ未満、重低音でもないので音のエネルギーはたかが知れています。

気になる電池の航続距離ですが、初期には同一仕様の車を2台用意して途中で乗り換えていました。が、今では電池もタイヤも交換することなく45分のレース時間を走ってゴールします。
まあスーパーフォーミュラを短くしたくらい、の時間でしょうか?

予選やフリー走行では出力制限される場面もあって、F1以上の戦略が必要になりそうです。レース中も最速ラップ記録車にはポイントが与えられたり、と特典も様々。
日産は早くからこのレースにフル参戦しており、ポルシェ、ジャガー、マセラティ、DSオートモービルズ、マヒンドラ(インド)、NIO(中国)が参加。その他、アンドレッティやマクラーレンなど老舗レーシングチーム、欧米の有名自動車メーカーもこぞって参戦しています。

ではF1ほど人気があるのか?
というと、これは疑問符がつきます。まだ認知度が低い上に参戦するドライバーもまだまだ無名の選手が少なからず、とはいえ10年近い歴史とF1やWRC(世界ラリー選手権)、WEC(世界耐久選手権)などと同様に、FIAが主催する世界最高峰の選手権として位置づけられている他。なにより無限大と言っていいほどの将来性、可能性を秘めています。

現在のモータースポーツの殆どが直接化石燃料に依存している中にあって、水素エネルギー車とEV車は走行がもたらす温暖化ガスの排出がありません。

東京の新たなインバウンド資源として、モータースポーツの将来像を占うショーケースとして、東京での開催がどれほどの反響を呼ぶのか、興味はつきません。


望むべくは、日本のライバルメーカーが参戦を宣言して日本車対決が見られないか?往年の名選手や幅広いカテゴリーのドライバーがスポット参戦してくれれば・・・・

| 17:14 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月19日

upclose泉 房穂(いずみ ふさほ)さん

spinearほかで配信されるジャムザ・ワールドアップクロース
今日津田大介さんが話を伺ったのは元の明石市長、泉さん
近年出生率のアップで注目を浴びている自治体です。その明石がなぜ子育て世代に人気となったのか?
実は少年時代から市長を志していた泉政策に理由がありました。

国の少子化対策とはどこがどう違うのか?
予算に限りがあるのは国も明石も同様、何にプライオリティを置いて何を捨てるのか?
市民を味方につければ議会の調整は軽減できる、これはなかなか真似できないこと。
国が本来やるべきことを明石がやる。

岸田政権の政策評価も含めて泉前市長の饒舌さが光ります。
詳しくは是非配信中の音声ファイルで!

UP close泉・前明石市長

| 16:45 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年06月18日

映画:太陽(てぃだ)

高倉健の本名と同じ苗字の昔の同僚が脚本・監督した脚本、監督を担当した「太陽(てぃだ)」(主演/峰岸徹)と、大林宣彦監督作品「風の歌が聴きたい」(主演/天宮良 中江有里)の二本立て上映会が催されました。
旧知の映像ディレクター小田くんは共にワイドショーの激戦区で仕事を共にした仲。と言っても事件取材が多かった私と違い企画コーナーでヒューマンドキュメントを得意としていたのが彼。
一度っきりの取材が多い事件取材と比べて、何度も取材先を訪れる彼の仕事からは様々なつながりも生まれてくる。音の聞こえない生活を余儀なくされた1組の男女が出会い、結ばれ、やがて宮古島でトライアスロン大会に参加する。
そんな夫婦のドキュメンタリー(ATP総務大臣賞を授賞)を制作したことが巨匠・大林宣彦監督の目に留まり、ほぼ実話に沿ったストーリーが天宮良、中江有里の主演で映画化された(1998)のが「風の歌が聴きたい」
出演したほぼ全員が手話のセリフもマスターし、中江有里などは声のセリフなし、表情と手話のみでの演技を求められる難しい仕事をこなしていた。もちろん宮古島で実際にランニングシーンも。

この映画から8年が経ち、峰岸徹、天宮良、村田雄浩らが再度宮古島トライアスロンを舞台とした映画に主演する。脚本、監督は風の・・・・原案の小田大河。
今度の主役は負け組のオヤジ5にん。彼らがいかに辛酸を舐めた末にとらいあすろん感想を目ざすハメになったのか?チャレンジ・ストーリーでもあり敗者復活戦でもある。
撮影期間も予算も限られる中、ハートウォーミングな楽しい作品に仕上がっている。何より制作された15年前からほとんど古さを感じさせないのは驚き。デフレ下の世相もだ。

監督の頭には新たな負け組五人衆のプランがあるという、2025撮影に向けて自らリメイク版を作る意欲満々だ。
興味深いのは、高校教師だった彼の父親が夏休みの宿題に書かせた「親から聞いた太平洋戦争」をまとめた著作の映画化プランだ。再現映像も含めこうした記録は今こそ残さねばならないときだ。
と思う

作品は今後も横浜、お台場、オリンピックスクエアなどで上映されるとのこと。

| 16:40 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月17日

スワンboating

都心で最高気温が30.9℃を越えようとも水面を渡る風はまだ涼しい。
こんな日にはスワンボートだ!

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足漕ぎマシン/時間あたり二人で千円と考えりゃ安い買い物。手漕ぎボートだと陽射しがキツい。

同乗者パワーに頼れば操舵に専念出来るのも嬉しい.が意外に風の影響を大きく受けているので動力船の着岸試験より数段難しい場合も
実はこの(洗足)池、野鳥の宝庫でもあったのだ。
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カワウは今日実際に目にした。写真撮り損ね・・・・・
他にもカワセミ、カルガモなどからセキセイインコに至るまで、実に多彩
こりゃ、天気の良い日にゃ望遠レンズ抱えてトレーニングでしょう

| 16:25 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月16日

professional高倉健さん

高倉健といえば昭和、平成を通じた日本の代表的な俳優
ですが、年代ごとにその代表作もまた違ってくることでしょう。

この度、ご縁があって養女の小田貴月(おだたか)さんが著した 高倉健・最後の季節を読みました。
病気急変から入院、退院そして再入院から永眠までを綴ったドキュメントが軸です。
が、その端々に高倉さんの人柄が巧みに表現されています。

そもそも大学卒業後、たまたま受けた芸能マネージャーの面接に隣り合わせた東映専務の抜擢でいきなり映画の主役に!
芸歴も志望動機もなかった高倉さんは、いきなり猛スケジュールの撮影現場に放り込まれます。

当時の人気映画といえば、今日のネット動画の如く。映画館の扉が溢れる観客で閉まりきらない、という盛況ぶりが日常でした。
日活の人気俳優、石原裕次郎を向こうに回し東映の人気路線を突っ走ったのが高倉さん。社運を左右するトップスターに上り詰めるまでにさほど時間を要しませんでした。

Dsc08930


専属だった東映をやめ独立してからは八甲田山、幸せの黄色いハンカチほか人気作品に続々主演します。
一連の人気作品の中でも印象深いのは青函トンネル掘削をドラマ化した「海峡」でした。
仕事の鬼、寡黙で厳しい態度で仕事に取り組み時には家庭をも顧みず職務に打ち込む不器用な男・・・・・

それはこの本に描かれている高倉健・像そのままです。
いきなり人気スター俳優の立場に立たされた高倉さんは何より自身の健康と容貌に関しては人一倍の努力を惜しみません。そして撮影のスケジュールを最重要しして自らのスキャンダル報道をも律します。
それはファッションや小物のチョイスに至るまで貫かれたばかりか、職場での人間関係・上下関係にも気を遣う折り目正しい紳士でした。

礼を尽くすという点ではその筆まめさも見逃せません。夭逝した元妻の江利チエミさんの墓参を欠かせなかったことも。映画と違うところは案外饒舌に何時間でも語り続けるところだとか?・・・・・

最期まで、オファーのあった次回作のためにと全快を志し、とにかく全力で俳優人生を駆け抜けた高倉さん
晩年の主演作、ぽっぽやのラストが自身の人生を重ね合わせたように思い出されます。

映画のロケ地、幾寅駅のあるJR北海道・根室本線富良野・新得間も近い将来廃止されることが予定され、映画のように最後の日を迎えます。
ひと足さきに旅立っていった高倉さん、駅長姿も頑固な振る舞いもお人柄をとてもよく反映した作品だった気がします。

| 17:23 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月15日

sukiyaki

坂本九の上を向いて歩こう・・・
この日本のヒット曲がアメリカ・ビルボード誌のチャートトップに躍り出たのが今から60年も前の今日でした。

ビルボードのTOPチャート/ランキングといえば世界に知られた人気の指標。日本でもFEN(当時)で毎週土曜午後に、ラジオ関東(当時)でも同じ番組を放送していたのでいながらにしてアメリカの人気の度合いを窺うことができました。
総合チャートの一位を外国人(米国から見て)アーティストが占めるのはままあることですが、日本人では誰も成し遂げなかった快挙。しかも日本語のままで!
10数年経って、テイストオブハニーという女性グループが原曲をアレンジした上、英訳の歌詞でタイトルはそのままにsukiyakiをリリース。チャート40位以内にはランクインしてそれなりの話題にはなりましたが、曲調もガラリと変わったバラード調で、本家の底抜けに明るい曲調とは似ても似つかぬ仕上がりでした。

日本人アーティストの挑戦では80年代のピンクレディ"kiss in the dark"がランクインに成功しましたがNo. 1は遥か彼方。いかに坂本九の楽曲がアメリカ人に刺さったのかが窺い知れることにもなりました。
1963年といえば、日本ではテレビ発のヒット曲が続々ブレイク。上を向いて歩こうは当代切っての人気コンビ永六輔、中村八大の作品で永く愛唱されている坂本九の代表曲でもあります。
当時のアメリカでは歌詞の内容よりもその独特なメロディラインがどことなく東洋的な雰囲気もあってツボにハマったのではないかと思われますが、今にしてその歌詞を咀嚼してみると実はとても悲しい気持ちを明るい曲調で上書きした、高度な技が見え隠れする名曲です。

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川崎の街は市をあげて坂本九が育った街をアピール、駅前の石碑にもその功績が記されています
| 10:49 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月14日

ÐB6

アストンマーチンのÐBシリーズといえば、ゴールドフィンガー以来のDB-5があまりにも有名ですが
後に続くDB6も見逃せないモデルです。なぜならツインカム6を積んだ一連の戦後シリーズの中である種最終形とも呼ぶべき完成度の高さを誇るからです。

一見、フロントは同じ。リアのファーストバックが洗練されてサイズも長くなり、ダックテールのリアスタイルが大きなポイント。
これのおかげで高速直進性が大きく向上したとリポートされています。
それだけではなく中身にも大きな変化がありました。

じゃBグル事務のようなパイプの骨格にアルミの薄皮をかぶせたようなスーパーレジェッラという工法はDB5まで。
個のDB6ではほかのクーペと同じくパネルで強度を維持し、軽量さはそのままを維持しました。
つまりもっとも有名なボンドカーはスーパーレジェッラ最後のモデルというワケで、その優美なデザインもショーンコネリーにふさわしい風格を醸し出しています。

この後アストンマーチンはDBS,V8、DB7といったモデルを発表しますがDBSは一作限りだったジョージ・レーゼンビーとスクリーン・デビューを果たしています。

あまりアストンと縁のなかったロジャームーアですが、実は007以前にスパイ映画シリーズ「ダンディ2」での愛車がDBSだったことはあまり知られていません。
また、V8はディモシ―ダルトンと共演を果たし、ノータイムToダイでもちらりと姿を見せています。

そして、映画のためだけに特注されたDB10は、セーヌ川の川底に沈んだまま・・・・・
でもアストンに特注されたのは、最近notime...のためのDB5レプリカの十数台が群を抜いて多いでしょう。これほど長い期間、スクリーンを飾っているクルマはほかにちょっと思い浮かびません。

返す返すもDB6の不遇が悔やまれます。

| 14:46 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月13日

新型colt

三菱が新型コルトを発表しました。
と言ってもよく見ればどっかで見た後ろ姿
どうやらルノークリオと兄弟車のようです。
いまや日産とアライアンスを組む三菱、このポジションにあたるランサーは国内から消えて久しく、いわば空白になっていた場所。

そもそもコルトの名跡は非常に古く最初の1000CCセダンがコルトと命名されたのは昭和30年代.やがてギャランのサブネームが加わり販売は一挙に急増.ギャランの方が母屋を継いだ様な形でした。

それからコルトの名称が国内で復活したのは20年ほど前のこと.メルセデス初代Aクラスの様なスラントしたノーズの五角形プロポーションはとても個性的でしたが一代限りで消滅しています。

他方海外では小型トラックの名称としてコルトのブランドはお馴染み。日本ではデリカトラックと呼ばれていたものが海外のコルトで、40年前のモデルが今でも変わらずに生産されています。

そんな伝統のブランド
ルノー自慢のパッケージだけに実力は間違いないもの。あのルノーサンクの子孫にあたります。

と言うことはいずれサンクターボやクリオV 6の様にミッドシップの魅力的なモデルが追加されることも微かな希望として望んでおきましょう。

販売は欧州向け、生産国はトルコというわけでトルコのコルトが日本に来るか?は分かりません。
(ルノークリオの和名はルーテシア)

| 02:34 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月12日

#LeMansCentenary

10時間経過
今年の #ルマン24h 久々にバトルらしい展開。欧州勢が100周年を機に送り込んだ刺客に抗し、性能調整という名のハンデを負わされているトヨタは未明のイエロー中に7号車を貰い事故で失った。11時間を迎えようと言う時点で8号車はトップと同一周回で実力差は無いに等しい。
13時間経過
漆黒の闇は僅かづつ藍色を帯びて日の出時刻5:47迄魅惑の時間帯 TOP快走はTOYOTA8号車で僅差のキャデラックが不気味 同一周回フェラーリも侮れない
15時間経過
明け方を迎えてポルシェカーブ手前のローカルcautionが長引く!#8TOYOTA のコーナーひとつ後ろに #FerrariHypercar 51号車 が肉薄。フェラーリのオンボードカメラが先行のトヨタを捉えそうだ。レースも中盤とあって盛り上げようと言う意気込みはわからなくもない気もするが
日本時間午後2時半
トップの #8号車 #TOYOTAが #FerrariHypercar と同時にpitin。#51 がトップに!とはいえ半日でこの僅差。このまま最終周まで同一周回でもつれ込むか?生き残り競争と化すか?最後までこのペースを維持し続けるのはどっちだ?#ルマン100周年 に相応しい争いになってきた?
日本時間午後6時
100年記念の #ルマン24h は接戦が続き#51 #FerrariHypercar のオンボードにTOPの #8 #TOYOTA が映り込む。その差数秒。あとはピットスケジュールが肝?燃費競争でもあるのだ。いまからだって5時間耐久
日本時間8時半
あと160分でゴール。#8号車 給油はあと3回でフィニッシュできるか?#ferrari #51 号車がプラス一回ならその分をリードしなければならず、#TOYOTA #8 はペースを抑えて(フェラーリの)最終ピットで逆転!フルコース・イエローでタイミングが狂ったらわからない気け・・・・

Dsc08916


写真はイメージです

1991年
ルマン24h終盤の数時間を残してトップのメルセデスはピットに張り付いたまま動かなくなった。マツダ787Bは止まったままのメルセデスを横目にトップに浮上、そのままトップフィニッシュ。

2016年中嶋一貴がドライブしたTOYOTA5号車。
ゴール前の15時50分にはトップを快走中だった。最終周回に入る前のユーノディエールの直線、異変が一貴を襲う。電気系統のトラブルはファイナルラップに入った7号車をゴール目前で止めてしまった。横目に見てポルシェが先にフィニッシュ。それが他メーカーの優勝した最後だった。

100年を迎えたルマンの記念すべき大会。
2台の稀に見る接戦は22時間も続いていた。が、8号車を駆る平川のブレーキングでリアタイヤがロック、方向を失った8号車はウォールにヒット、フェラーリとのタイム差を広げる結果となってしまう。
フィニッシュの時刻まで残り5分
トップのフェラーリ快走はつづいていた。2番手TOYOTA8号車は半周遅れてコースのほぼ反対側を走行していた。その差90秒と少し。
堂々の横綱相撲だった

| 00:31 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月11日

今週末はleman24

100年続く伝統の耐久レース ルマン24がスタート時刻を迎えました。 連覇中のトヨタは勝ち星を増やせるか? 興味は尽きません。

とりわけ今年は強力なライバルの出現に大注目!!あのフェラーリがトヨタと真っ向勝負を挑んでくるのですから。最終予選の結果はなんとフェラーリ499の2台がワンツーでフロントローを独占!トヨタの連続ポールポジション記録を阻んできました。練習走行ではいずれも3分25秒台に並ぶ接戦でしたがハイパーポール争いでフェラーリの2台はトヨタ勢に1分半近い差をつけます。

レースでの耐久性は未知数ですが、少なくとも序盤の争いは世界中の注目を集めることとなるでしょう。

Dscf1152

なんといってもルマンでフェラーリといえば1960年代に連戦連勝を飾った不動の王者です。その後はフォードGTやポルシェの台頭もあって一頃の強さは窺えませんが久々に歴史を塗り替えるのか?トヨタも久々の強敵出現に気合の入っていることでしょう!!

さて100年も前、白洲次郎が愛用したベントレー3,0はこの未曾有の耐久レースを制した世界に冠たる英国のスポーツカーでした。 それを足代わりに欧州を駆け回った白洲次郎がいかに大物か伺い知れます。

戦後のアメリカ占領下時代、GHQの将校たちとネイティブ並みの英語力でやり合い、彼らをしてシラスには敵わない、と言わしめたのが白洲次郎。
吉田茂の懐刀としても知られ、憲法草案の頃の活躍は史実に譲るとして、そのクルマ好きも欧米人が下をまくほど、と言われていたようです。

裕福な家庭のエリート子息として育ち、英ケンブリッジ大に留学。渡英前からオーナードライバーだった彼はベントレー3リッターという超弩級のスポーツカーを手に入れます

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当然の如く欧州各地を走り回った記録は随筆にも記されたようで、当時の振る舞いはまさしく若大将シリーズの映画を連想させるもの・・・・

当時のベントレーDsc00810

白洲が帰国した後、愛車のベントレーは長らく英国のマニアのもとで大切に愛用されていましたが、この車は日本にあるべきだ、との愛好家の助言に当時のナンバープレートのままより遠く異国に渡って来たものです。
ベントレー3リッターは子の頃、ルマン24時間レースをも制した世界トップクラスのレーシングカーでもあり、今日の路上でも立派に通用する性能を発揮します。
現在は関東にあるミュージアムの所蔵車として大切にメンテナンスされ、保存されています。

そんな白洲次郎の憧れの愛車を目にすることができたのは、ここ軽井沢。
芝生広場には他の有名な英国車とともに、輝きを保ち続けていました。
来年で車齢100歳!
これからもガソリンが買える限り、元気よく走り続けて欲しいものです。

| 02:29 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月10日

今日は時の記念日

CD一枚の演奏時間、最近はとんと気にしたことがありません。
でもアナログレコードしかなかった時代は違いました。
ウォークマンの登場以来、お気に入りのアルバムはカセットにコピペ(ダビング)の上聴くのが常套手段
たまには曲順を好みに入れ替えたりもしたけど、大抵はA面もB面もオリジナルの曲順のままで。

カセットテープには46分とか60分とか90分などのサイズがあり、(価格やテープ支持帯の厚みの違い)ほとんどのアルバムがトータルで46分サイズのテープに収まる演奏時間でした。
90分テープならほぼ確実にアルバム2枚分を収められ、重宝したものです。どの2枚を一本のテープに収めるかは悩みどころですが・・・・・

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CDの時代になってもしばらくこの習慣は続き、再生順を入れ替えて自分好みの編成にしていたのが進歩といえば進歩・・・・それまではせいぜいA面とB面どちらを先に録るかの違い。

この習慣が崩れたのが2000年ごろ、iPodとプレイリストの出現です。
CDにはアナログレコードより多くの時間収録できるのでカセットやMDの収録時間も74分や80分といった長時間のものが登場。
CD演奏時間も長短まちまちとなりました。が、それより大きな変化は情報量の変化です。

LPアルバムは常に毎分33.3回転で再生されるので中心に近づくほど針の走る距離は少なくなり、多くの情報を込められなくなります。少ない情報量ですむのは大概スローバラードやシンプルな伴奏の曲。だから24分前後の構成の中で初めはアプテンポのタイトル曲、終わり頃にはスローテンポかバラード曲、といった構成を余儀なくされたのがCD以降はその必要がなくなり、楽曲編成も自由度が増しました。
もちろんA面B面の境もなくシームレスに楽しめるようになったのはいうまでもありません。
考え抜いた曲順もシャッフル再生の前には面目なし・・・・なのはともかくとして、聴き初めから20分くらい経つとスローな曲を自然に求める癖がついているのは私がアナログ時代の産物だから、なのでしょうか?

今日は時の記念日、時計に表示される時刻だけでなく生活の中の時間の物差しももう一度考え直してみる機会にしてみては?・・・・・

| 08:57 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月09日

イノvation World

アップルの発表会で話題を集めたのがゴーグル型の新しい端末"Apple Vision Pro"
i-phone以来の大型商品だと評判のようです。
ゴーグル型のモニターはこれまでにも存在していて、何度か買おうかとも思いましたが・・・

今度のヴィジョンproは邦貨にして50万円弱、昔だったらカローラ2ドアデラックスが買えたねだんです。
ゴーグル型のモニターと大きく違う点はヴァーチャル操作でアイコンをタップしたりアプリを起動できること。

つまりアイフォンが左手を自由にしてノートパソコンやデスクトップPCの市場を奪ったのと同様、これからの端末のあり方をも左右しかねない大きな可能性を秘めているのが興味深いところです。
とはいっても49万円、初代スズキアルトも買えちゃう値段です。果たしてアメリカでどれだけ売れるのか?日本で何台売れるかも興味津々です。

というのもドローンの世界ではゴーグルで操縦はすでに珍しくない存在。お外で見づらい液晶画面を眺めるより、ゴーグルの方が視認性にも優れているからで、操縦も頭の向きを変えることで操作できたりもします。

遠くない将来、戦場で人型ロボットが軽機関銃を手にリモート操作されて戦車隊の護衛にあたるといった光景が見られるかもしれません。
それまでにはウクライナでの戦いも終結していて欲しいところですが・・・・

そして問題はもう一つ
Googleが同じようなゴーグルを開発した時にGoogleゴーグルと名付けるかどうか?

さてAR、拡張現実の開発者といえば勿論、川田トムさん。9日pm8時放送のイノヴェーション・ワールド内、BRAIN LABORATORYのコーナーでじっくりと!
AR専門家の視点からヴィジョンProを語ってくれます。この新しいデバイスの向こうに見え隠れする将来とは?・・・・・

そしてなんと、番組ゲストにはイノッチこと井ノ原快彦さんが登場!!
僚友:岡田准一さんが担当する番組、Growing Reedの話題から、最新リリースの話。何より二人は同学年ということから不思議な縁まで、あっという間に時間を迎えたその内容とは?
ぜひタイムフリー等で、お聴きいただきたいスペシャルなonAIRになっていること請け合いです。

| 16:02 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月08日

父の空(と海とkiteと)

相模湾を見渡せる見晴らしの良い駐車場のある長者が崎

ご利益の在りそうなこの場所をことさら印象深く覚えているのは父と祖父母と従妹と定員乗車のブルーバードで訪れた遠い昔のこと

記念写真のシャッターを押したのは私、だったのに60分の1程度で手ブレ、ボケボケの写真は見られたものではなく父親にこっぴどく叱責された。

以来、なぜかこの日の光景は目に焼き付いている。

毎年夏になると慶応大の広告研究会がこの地でキャンプストアを開店し、何かといえば通ったものだった。ゴムボートを膨らませ沖の岩礁迄たどり着くと、そこはつかの間のプライベートビーチ。これは水着姿の女子大生を含め、しっかりと写真に収めてある。この場所で撮った写真はことのほか多いことに気づく。

 

父が逝去して干支が一回り、遺品の中にはなぜか大きなカイトが2つあった。

久しぶりに引っ張り出して強風下の長者が崎でフライトに挑む。

平日とはいえ梅雨入り前の暑さ、砂浜には水着に着替えて甲羅干しに励む女子が数人。もうすっかり夏の景色だ。

マリンスポーツの種類も増え、カヌーやSUPを楽しめる教室やレンタルも

 

一体いつ頃父がカイトに興じたのかは知る由もない。昔、遠くの団地迄凧を飛ばして何百メートルも糸を手繰っていった記憶はあるが。

手にしたカイトはやや大ぶりのもの、一人で離陸は難しい、見かねた釣り客が何も言わず補助してくれた。有難い!

左右のシートを手繰ってバランスをとるのが結構シビアだし、力もいる。

見事に父のカイトが相模湾に舞い始めた。

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安定した水平飛行は難しいもののカラスたちが興味深げに周囲を警戒する。

そもそも何でカイトなのか?小さい方のカイトはどうやら新車発表会か何かのノベルティらしくもらってきたカイトに触発されて大きなものを購入といったところだろうか?

父が亡くなり主のなかったカイトが再び空を舞う。あのカイトからは懐かしい長者が崎の上空からの眺めが見えているはずだ・・・・

| 18:18 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月07日

June

6月がスタート
という訳で月めくりです。名車のほまれ高い気動車キハ40系!
舞台は只見線です。この組み合わせは確かもう過去のものになっている筈,今は新世代気動車が走り回っている頃です。

Dsc08883

40系気動車は国鉄時代の終盤にローカル線区を中心に全国に配備され今も元気に走る姿が見られます。
有名なドラマ北の国からのシリーズ第1作で、純と蛍、五郎さんが布部の駅に降り立った時も乗っていたのはキハ40系。

40年前の東北・岩手の山田線でも20系の古い車体に混じってタラコ色の真新しいキハ40,47を見かけたり車で並走したりしたものです。
盛岡を出発して市街地を抜けると大志田・浅岸駅と言うスイッチバックの停車駅へ。立派な木造の古い駅舎が周囲の寂れた景色と不釣り合いな...と思っていたら国鉄末期の合理化策で急勾配の途中に設けた傾斜のきつい朝礼台みたいなホームに格下げ.由緒ある駅舎は御用済みになってしまいました。

或いは40系の高性能が坂道発進を容易にした為か?エンジンは共通のはずですが・・・・・
40系の快走は北海道でも繰り広げられ、ワンマン化改造された700/1700番台を道内のあちらこちらで見る事が出来ました。

昭和と共に多くの赤字線が20系もろとも廃止となり、40系はいつの間にやら最古参に。只見線は首都圏から比較的近い場所で40系が活躍していた舞台です。
そんな只見線も災害復旧を経て新旧交代の時を迎えました。40系の活躍を見るのはもう関東甲信越では叶わぬ夢となりました。
秋田を中心に活躍中のリゾートしらかみ(クマゲラ編成)。その実体は改造されたキハ40系・・・・往時の姿とはかけ離れた「新型」の面持ちですが・・・・
仙台を中心に活躍している「びゅうコースター風っこ」はまだ、昔の面影を先頭車あたりに垣間見る事ができそうです。

しかし、目をJR以外に向けて見ると意外にも伏兵が!
会津鉄道に譲渡され大幅改造を受けたAT-350形の運転台も昔のお顔・・・
そして、小湊鉄道という近場にはJRから譲渡された40系が東北カラーもそのままに!!!

かろうじて昔の車両に会いに行くことは可能ですが、スイッチバッっく当時の駅舎を一枚も写真に収めていなかった事が悔やまれます

| 17:11 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月06日

SNSが共犯者でいいね?

ガーシー元参議院議員がUAEガラ強制退去、帰国後逮捕されたのは脅迫の容疑
使用したツールはyoutubeにとどまらずツイキャスやtiktokも含まれるという。

容疑事実が犯罪であると認められれば広告料を支払った動画サイト側は共犯という事にならないのだろうか?
もし犯した罪が殺人であったとしたら、殺人のほう助を資金面で助けたことにもなりかねない。そうなると犯罪者に広告収入を与えるという行為はどう解釈されるのだろう?

いいね、を軽々に押して犯行を仮に自殺願望を訴えたチューバ―の願望を助長させたりする行為も自殺ほう助に準じた行為として認められるのだろうか?

Youtubeが容疑者に与えた広告料収入はざっと一億。これを支えるチャンネル登録者が百万人はいたとされ、計算を単純化すれば一人の登録者が繰り返し掲載広告を見ることでひとり頭百円の資金援助を容疑者に提供していた計算になる。
直接の支出者は広告主ではあるものの、宣伝広告費から計上される費用は売り上げの1パーセント内外と推計されることから、消費者の1万円ばかりの支出が巡り巡ってガーシーの財布に転がり込んだことになるわけだ。

それはともかくとして、犯罪者に手を貸した形となった交流サイトの法的責任はどうなるのだろう?
脅迫や詐欺など金銭的な犯罪のみならず、捜査一課が扱うようになったらヤフーネタどころでは留まらない・・・・

| 15:15 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月05日

カンヌ受賞俳優が熱演

没後90年が経とうと言うのに人気の衰えない宮沢賢治
その研究は多岐に渡りますが誕生から最期までを見届けた父:宮沢政次郎の目線で描かれた異色の作品が直木賞受賞作品の銀河鉄道の父です

この人気作品をカンヌで栄冠に輝いた役所広司と菅田将暉の二大スターが競演し映画化したのが同名の映画です。

花巻といえば温泉と空港とそして宮沢賢治で有名な町、その地で賢治は裕福な家庭に生まれ、長男として家業の継承を期待されていました。が当の本人は向学心に燃え高等農学校への進学を希望して父と対立を繰り返します。

新しいモノ好きな父に似てか賢治の好奇心は西洋哲学から人工鉱石作り,宗教の道へと定まるところを知りません。

そんなさなか女学校に進んだ最愛の妹が結核に倒れます。文学少女でもあった病床の彼女の為にと賢治は取り憑かれた様にアンデルセンにも負けじと数多の物語りを綴り始めます。
こうして宮沢賢治作品の最初の読者が生まれました。
出版された本は神田の書店に山積みされていました。と言うのも処分に困った版元が二束三文で売り捌いたもの。ただ評価だけは確かな手応えがありました。


撮影は花巻の他に岐阜県恵那市や明治村でも行われていますが、主役の一員、銀河鉄道は勿論釜石線のあの有名な撮影ポイント=宮守(みやもり)川橋梁
汽車こそ現役SLがCG加工のうえ登場しますが,銀河鉄道の雰囲気そのままに見事な映像美を見せてくれています。

野辺送りのドローンワンカット長回しのシーンも見どころの一つ!これからはこうした立体的な構成のカメラワークも増えていくことでしょう。

釜石線のSL運行も今週で終了
映画のシーンはありし日の勇姿を捉えた貴重な映像記録でもあります

| 21:01 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月04日

渾身の走りをreport

今日のブリジストンドライブto the futureは先日開催された富士スピードウェイでの24時間耐久レース、スーパーテックに参戦したピストン西沢師範の奮闘ぶりをレポート。

ドライブした本人のレポートですから、他の解説とはちょっと違うリアルなレースの模様が聴けます!ピットアウトからアウトラップの走行を自ら実況しながら!おそらくラジオ界ではほぼ前例のない試み!!!

ドライブしたのはトヨタのハチロク、成績は?・・・・・・

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、それはオンエアでのお楽しみ、ということで・・・・・・

そんな富士スピードウェイで産声を上げた名車がトヨタ1600GTでした。・・・・

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2000GTと同様、街中で見かける機会はごくごくまれで憧れの存在でしたが兄貴分のマークⅡシリーズが登場するとGSSと名を改めた1900ccエンジンの実質的な2代目に生まれ変わります。
さらにこのエンジンを2リッターまで拡大してコロナ、セリカ、カリーナに相次ぎ積み込んだ2000GT(シリーズ)が誕生し、トヨタをツインカム王国と言わしめた時代が到来します。

一方1600GTの名跡は1970登場のセリカ、カリーナ1600GTが引き継ぐことになりますがエンジンはカローラの2Tをツインカム化した名機2TーG・・・・これをカローラのボディに詰め込んだのが有名なレヴィン・トレの初代でした・・・・


生産に携わったのはヤマハの工場。年に7万台も量産するヒット商品だったことも見逃せません。

(参考までに現在のハチロクはスバルの工場で生産され、エンジンはスバル1000の系譜を継ぐ水平対向4気筒です)

| 11:07 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月03日

サヨナラ週刊朝日

年初に告知の通り週刊朝日が休刊
101年の歴史にピリオドを打ちました。
書店では軒並み品切れで飛ぶような売れ行きも皮肉です。

最期の表紙を飾ったのは宮崎美子でも篠山紀信撮影でもなく編集部の日常を撮影したドキュメント写真
それも裏表紙と折り返しを含め3メージに!
まじめに働く編集部員の向かいでは机に突っ伏して眠る女性部員やラーメンの出前を持参した中華料理店のおじさん、アイラッシュ・カーラーでメイクアップに余念がない女性記者などといった遊び心も垣間見れてちょっとだけ安心。
でもこの遊び心がもう少し誌面にも反映されていたら・・・

なかったとは言いません。山藤章二のブラック=アングルは文庫本にもなった定番企画だし、似顔絵塾だって松尾貴史さんが立派に跡を継いで今に至っています。
でも一番目を惹く企画は表紙の女子大生シリーズであったことは否めません。
事実、表紙に続いてページを繰ると現れたのは43年前の宮崎美子さん!!1頁大のカラー復刻版です、そして掲載者リストを見ると俳優、モデルに混じってアナウンサーになった人材のなんと多いことか!河野景子、膳場貴子、八木亜希子から最近の若手まで・・・・
しかし、時代を経ると男性が混じったり大学に限らず各種学校が含まれていたりと変化も感じられます。


皮肉なことにライバル誌で同じく創刊101年を迎えたサンデー毎日も表紙に週刊朝日にエールを送る形で記事を載せています。
紙の雑誌はもう使命を終えたのか?それとも広告収入がすでに紙媒体を相手にしなくなったのか?
これも時代の変化の一つの表れとして受け止めるしかないのでしょうか・・・・・

しばらく見ていなかった証拠に定価を見てびっくり。200円台かせいぜい300円台の時代しか知らなかったので560円という値段には正直驚きを隠せませんでした。売れなくなるのも無理ないか・・・・??

| 12:23 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年06月01日

Bucket List

ポルシェfan待望のBucket List(スピナーで配信中)
今回は中の人:Porsche Japan CEOのフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフさんの登場です。(英語でトークですが訳もつきます)

誰よりも早くから車に興味を持ち始めたふぃりっぷさん、その経歴も多岐に渡っており海外生活や軍隊経験など幅広い経験に興味を持ち
常に前向きな姿勢を貫いているところはさすが。
そして日本で見た地方と都心のクルマに向き合う姿勢の違い・・・・
さらにポルシェという会社についての熱い想いも必聴です。

そして今週末に迫っている「ポルシェフェスティバル」(2023年6月3日(土)-4日(日)@木更津もご案内
車好きでもポルシェマニアでも何度でもお楽しみください。

| 17:05 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ


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