2020年11月30日
全米第一位
米、ブラックフライデーの販売総額ランキング、今年あつまれどうぶつの森を抑えて堂々のTOPに輝いたのは・・・・誕生から半世紀以上になるミニカーの王道、ホットホイールでした!
トミカ誕生の数年前、バービー人形で日本にもなじみの深いマテル社が送り出したミニカーのどこが画期的だったのか?
それは、単に飾っておくだけではなく走りを楽しめるといった新しい付加価値を備えたこと
プラレールの様に樹脂製の単線レールを組み合わせて高いところから滑り台の様に走らせる、ただそれだけのことだったんですが、ほかの従来のミニカーに比べて車軸に極細ピアノ線、車輪に抵抗の少ないスピンドルタイプの樹脂製部品を使い、極端に走行抵抗を減らしたところがミソ。商品名もそのあたりから来ているようで・・・
他のミニカーと並べて走らせればその差は一目瞭然。コースも宙返り仕様があったり、様々なバリエーションが組めるので販売単価も車両分だけではなく、レールもセットになり、数千円のギフトとしてはもってこいの商品となって会社の利益拡大に貢献しました。
サイズは後に登場するトミカ同様、64分の1前後が基準。アメリカの大型スーパーに行けば1ドル台から様々な商品が並んでいますが、最近は映画やキャラクターとのタイアップ商品も増えてきたので、トミカを上回るプライスになる車種も。
このところは映画・ワイルドスピードとタイアップした日本車のシリーズも豊富で、ある意味トミカの強力なライバルともいえる存在です。
さらに、トミカには無いアメリカの人気車種も豊富なのが魅力で永遠の人気車種ダッツン620やサニトラのB120、ガルフ・カラーのローレル130系HTなんかが選べるところも魅力です。