2020年11月10日
29years
東証終値がバブル期以来の高値を回復?
と言っても実感が湧きませんね。29年前にはwww環境もデジタル写真もなかったし、BS放送も3つしかチャンネルがなかった!
(インターネットエクスプローラーもプリクラもたまごっちもまだ登場前)
いや、販売店で買えるクルマだって今よりずっと魅力的でした。セリカGTーFOURにR32だったGTーR、FD3CのRXー7やら・・・ホンダのお店じゃNSXでもビートでもお金があれば選び放題!
今から見れば夢のような時代でした。それが今じゃ、ミニバンにSUVばっかり。デート・カーという単語もすっかり見かけなくなりました。
あの頃の株価上昇はこぞって外国人投資家が買いあさっていたもの。今はといえば事実上大半が日銀による買い支え、似非バブルと言っても差し支えありません。
2006年前後のアメリカも似たような状況でした。脆弱な金融商品に群がったマネーを待ち受けていたのはリーマンブラザーズの経営破綻とそれに続くビッグスリーの・・・
環境関連株には確かに明るい兆しが見えてきたようですが物作り、サービス産業があの頃の勢いを取り戻せる日は来るのでしょうか?
歴史に残る活躍と強さを誇ったホンダF1活動は来年限り、ベストセラーカーはカローラではなくヤリス。消費税は当時の3%から10%へ、かといって収入が7%増えたわけでは決してありません。
そういえば、2020年には株価が25000円まで上昇していたんだよね、という昔話にならないよう祈るばかりです