2020年11月08日
みなみのうお座
よく晴れた夕暮れ、4時までは紅葉の撮影に没頭していたのが五時ともなると辺りは随分と暗くなって来ます。ちょっとひらけた場所で人口の明かりを避けて星空が現れるのを待ちます。
本当なら山羊座やみなみのうお座なんかが真正面に見えてもおかしくない場所を凝視しますが見つかりません。
そもそもこの時期に南方向で見える明るい星はフォーマハウルトくらいのもの。せっかくの秋の夜長も冬の星座たちが現れるまでは手持ち無沙汰です。
(写真の枯れ木の上から3分の1あたり、枝の左端に小さく光っている)
(緑のパラソル左上にもよく見ると暗い星が)
天頂から北に目を移せばペガサスやカシオペアだの馴染みの星座がすぐ見つかるので、そちらを向くのも一興ですが、ここはせっかくの条件を活かしてなんとかフォーマルハウトに隣り合う星の繋がりを探しました。
が、結局1つだけ見つけあとは収穫ゼロ。山を降りて麓のサービスエリアまで来るとそれすらも見つからず次のチャンスを探す結果になりました。
逆に北方向しか望めない場所にとっては絶好のチャンスと言ってもいいでしょう。
都心ではフォーマルハウトしか観測できなくても不思議ではないので中秋の名月のありがたみが一層増してきます・・・・