2020年11月03日
フロリダ燃ゆ??
いよいよあと一日となったアメリカ大統領選挙戦、バイデン候補はペンシルベニア州ピッツバーグで・・・・・
ステージに上がっているのはレディガガ様、真っ白な衣装に白いピアノ、マイクも白で「今日は赤も青も無い、皆のために歌うのよ」とピアノ弾き語りを披露。最後にひと声「トランプ、オ・シ・マ・イ!!」
一方トランプ候補はウィスコンシン州で遊説中、ライブ配信されるチャンネル数ではこちらの方が圧倒しているようにも見えますが・・・・
いよいよ、日本時間明日に迫った開票作業。日本時間の朝には東部海岸地方から順次開票作業に着手します。最大の焦点はこの中でもとりわけ多くの選挙人を抱えるフロリダ州。接戦が予想されるだけでなく、2000年の選挙でもすったもんだの火種となった爆心地です。
明日の今頃にはフロリダの開票作業も佳境に入っている・・・筈。そこで考えられるいくつかのケースを予想します。
CASE1
バイデン候補が優勢、事前に投票を済ませた(全米で9800万票!)分の開票をもってしてもトランプ逆転の目が無くなった場合、勝負はラストベルトと呼ばれる五大湖周辺の重要州へ持ち越し。
CASE2
接戦も接戦、バイデンがわずかにリード、の情勢でトランプ側がどういうアクションに出るのか?注目です(ともすると4日中の確定は困難に、2000年の悪夢が頭をよぎります。)
CASE3
接戦ながらもトランプ優勢、このままいけばフロリダ州の選挙人を総どりの可能性・・・・トランプ側は未開封の事前投票分の凍結を主張、何らかの手段で優勢を保つべく、アクションを起こしてくることが考えられます。こうなると4日中の確定は困難、2000年の悪夢が頭をよぎります。
CASE4
逆立ちしても何してもトランプ圧勝、バイデンに逆転の目が無くなった時点でトランプ側は勢いに乗りラストベルトの買う票結果を楽しみに待ちます・・・・(NY株価が一番急激な変化を見せそうなのがこのケース‥‥)
CASE1,4はまあ考えにくい状況として、バイデンが優位に開票をすすめた場合の混乱ぶりが目に浮かぶようです。
この時点で東証株価もどっちに転ぶのか見当もつきません。
朝方はリスク回避の考え方から売りが先行、ということも充分に考えておかないと・・・・・