2017年12月31日
TURNING YEAR
政治家経験のない不動産屋が米国の大統領に就任したのが今年の1月、北の国からきた金正恩の実兄が国際空港で堂々と毒殺されたのが翌2月のこと。この2つの出来事がその後も続く不気味な緊張関係の序章でした。
いろんなことがあった2017年、クルマに限って見ても大きなターニングポイントになりそうな一年でした。世界的な潮流となった脱ガソリンエンジン・ブーム。名だたるメーカーが相次ぎ電動化やハイブリッド化を宣言、近所のガソリンスタンドが、また一軒店を畳んだのも無理からぬこと。
そして日本で顕著になったのは踏み間違え、逆走といった運転ミスと自動運転の実現に向けた大きな動き。ガソリンエンジンを自分の腕で操作してクルマを走らせた昨日までと違い、これからは電気で動くクルマに時と場合によっては大半の運転操作を委ねる、駐車場ではとっくに実現されている出来事です。
困ったことに品質管理の問題も顕在化、すぐにトラブルが起きる類の問題ではありませんでしたが、これが将来しっぺ返しとして帰ってきたら問題です。新幹線の台車枠で見つかった信じられない様な亀裂の光景、だけではありません。今年は空から色々な落し物がありました。幸いなことに命を落とした人はいませんでしたが打ち所が悪ければ最悪の事態も充分に起こり得た状況でした。誰も死ななかったからそれでよし。ではなく、これは2018年にもっと深刻に捉えるべき問題ではないかと思います。
北の脅威もまだまだ消え去ったわけではありません。2018年が安全で安心して暮らせる一年であります様に、そして日本代表が世界で活躍できます様に・・・・ 今年もご愛読ありがとうございました。