2017年12月24日
ロック♬リスマス
旧知の面々が吉祥寺に集まってクリスマスにライブが開かれました。劇団ミスタースリム・カンパニーで活躍したメンバーや仲間のバンドが集結して賑やかなパフォーマンスと熱狂のるつぼとなりました。
どいつもこいつもrock 'n' rollに魅せられた奴らばかり。年齢だけは相当重ねてきましたが、やってる事は昔のまんま。液晶電卓もクウォーツ時計も登場する前のフルアナログ時代に生まれたリズム&ブルース、ロックン・ロールのビートが炸裂します。
考えてみればリズム&ブルース、ドゥワップ、ロカビリー、ハードロック、ヘビメタ、パンク、ディスコ、テクノ、そして打ち込み系・・・いずれのスタイルも昭和のうちには出揃った感があります。平成の音楽はどれも焼き直し、新しいリズムのスタイルはPPAP以外には無い、などと豪語するつもりはありませんが、あの頃の音楽に託された熱い想いは、今の時代少しも色褪せていない!と誇ることができそうです。
平成に入ってからも魅力的な音楽は山ほどあります。とりわけ、JーPOPでは吉田美和、広瀬香美、安室奈美恵、宇多田ヒカル、平原綾香・・・・と言った超一級のヴォーカリストたちが相次いで脚光を浴びた事を見逃す訳にはいきません。奥田民生、スガ・シカオはじめクリエーター達の才能も見事なものです。
rock 'n' rollが次第に忘れ去られ、高速のサービスエリアの売店で細々とカセット・テープが売られるだけの時代が来たとしても、あの興奮、陶酔感、疾走感は決して他のジャンルでは得られないでしょう。来年のクリスマスも、その次も、そして元号が変わったって、ロックに魅せられっぱなしの彼らが元気にステージに立ち続ける事を願って止まない聖夜のひとときでした。