2018年07月31日
夏休みはクルマ三昧に限る・・・・
nissanGT-Rに試乗するチャンスが到来! とは言っても5㎞少々の市街地なので、仮にこの車を足代わりに買ったとしたら・・・・と想定して横浜の街に繰り出してみました。
ハンドルもパワステで軽いし,ATだから発進もシフトアップもラク、スピードが出すぎないように気を遣うだけで・・・・・・・
AT限定免許の女の子でも今日から直ぐに乗りこなせる570馬力のモンスター。なのに六段変速はお任せのAモードに入れっぱなしのままお買い物から旅行までOK
これが49年前の初代GT-Rだったらパワステは付いてないからハンドルは軽くないし、ラジオもヒーターもオプション扱い。真夏のこんな日に汗だくで運転する光景は、男の中のオトコといったスポ根漫画のイメージ・・・・軽量化が何より優先された昔と違って今では何でもアリ、です。
積極的にシフトしたければハンドル左右のシフトパドルを触るだけ。ギアをホールドしたいなと思う時だけシフトをMに倒せばいいし、Aモードに戻すのは➕右パドルを2秒引くだけ。もうシフト・レバーの出番は車庫入れ迄まず無いでしょう。
次にエンゲージされるギアが予めスタンバイされるツイン・クラッチの泣き所は急な方針転換で、加速中に急にシフト・ダウンしたい時などにはワンテンポ、変速が遅れるのがもどかしい・・・でも、ダンナの代わりにハンドルを握るオバサンが買い物に出かける際にツイン・クラッチの機構上の弱点を認識することはあり得ないといってもいいでしょう。
快適、かつ安全に誰でもが乗りこなせる21世紀の夢のスーパースポーツ、60年代のスパルタンなスポーツセダンと比べたら売れるのは絶対前者の方です。しかし、乗りこなすには腕力も脚力も忍耐力も要求され、昔のサニー3台分の高価な車だったハコスカ,GT-Rの方が購買欲をそそられるのもまた事実です。