2018年03月30日

守らなければならないもの

新聞社、報道機関には大切にしなければならないものが山ほどあります。

情報源の秘匿~社員の生活~培って来た伝統、それに株主の利益と読者の信頼、いちばん大切な報道の自由とは誰のために何を守るために行使されるべき物なのか?映画ペンタゴンペーパーを見て考えさせられます。

ライバル紙に出し抜かれてばかりの名門紙、起死回生を図った大スクープは一歩間違えば会社の存続や社員の生活も賭けなければならぬほど、リスクに溢れたものです。でも政権を重視するあまり見て見ぬ振りは結局読者の信頼を裏切ることにも繋がります。政権を敵に回し万一機密漏えい訴訟に敗れれば、牢獄すら覚悟の決断です。締め切り時間か迫り、活字が組まれ輪転機には真っ白な新聞用紙がセットされ印刷のゴーサインを待っています。

トムハンクスにメリルストリープ、スピルバーグ監督にジョンウィリアムスの音楽!最強の組み合わせで実際にあった出来事をエンタメ作品としてどの様に描いてゆくのかが見ものです。

これから新聞社、報道機関を目指そうと言う若い人には是見ておいて欲しい作品です。

物語のエンディング、ニクソンを退陣に追い込んだあのスクープの端緒、ウォーターゲートビルが!

これはもう次回作の完成披露が楽しみで仕方あリません!

| 19:46 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月29日

sara smile

高梨沙羅ちゃんが「やってみたかった」 カフェ店員姿を披露してニュースにもなった写真展が今開催中です。Dscf6002

北海道で生まれ育ち、「わずか21歳で女子スキー史上最高のジャンパーの一人として認められた・・・・」(by米NBCニューヨーク)までに成長した過程を捉えた写真の数々

札幌の手稲山シャンツェから夜の街に向けて飛び出した姿は夜間飛行を終えて大通公園に着陸するコンコルドを思わせます。
一画にはVRゴーグルを装着して実際のジャンプ体験を体感できるシミュレーションも!

会場内では淹れたてのセブンイレブン−コーヒー無料サービスも!
...沙羅ちゃんの実家もセブン・イレブンなんです〜

六本木ヒルズ~ヒルズカフェ/スペース. にて 4/4まで開催中

| 19:45 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月29日

シンMIDTOWN

地下鉄日比谷駅を降りてシャンテに向かう道すがら、おなじみゴジラの銅像がシンゴジラに変わっていました。お向かいにあった三信ビルディングの後には日比谷ミッドタウンが完成しています。
マリオンにあったTOHOシネマズもこちらにお引越し。
一階にはレクサスのショールームやカフェがあったりして、待ち合わせ時間も無駄にせずすみそうです。地下鉄とシャンテが新しい地下通路でつながった事も嬉しい発見。映画スターの手形のレリーフもこちらにお引越ししています。

| 11:14 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月28日

暮らしに欠かせぬもの

いつもはPC代わりに活用しているiPad、最近は例のアップデート騒動ですっかり動作も遅くなったものの、このブログの記入を始めスケジュール管理から諸々の検索まで、生活に欠かせないツールとなっています。

Imgq9371が、ある晩突然動かなくなってしまった...
ボタンをどう押しても画面はブラックアウト。充電出来ているかの確認もできません。

もう一台小型のガジェットもあるのでメール受信やアラーム類、スケジュール確認は可能ですがストレージされている膨大な写真の行方は?何日iPad無しで暮らせるか試して見ようと考え、出社して仕事に就くと、朝一番にiPad新型リリースのニュースが飛び込んできました。

これって新型買う運命?

とりあえずうんともすんとも言わぬiPadをアップルストアに持ち込みます。
二つのボタンを10秒以上長押ししてあっさり再起動!事なきを得ました。診断結果は「寿命です」
PCが壊れても痛くありませんがこの種のデバイスがどれほど生活を変えてしまったか思い知らされた20数時間でした。

| 10:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月27日

夜会

Dscf4028Dscf4014毛利庭園のさくらも丁度今頃が見ごろ。なので急遽ニュースルームでもお花見見物に繰り出しました。庭園の池に映った桜も見事ですが、ヒルズタワーと並んだ半月とピンクの花びらもゴージャスな組み合わせ。

この日はニュースルームに新たに加わったルーキーの皆さんの歓迎会が催されました。

話題は60年代の学園紛争に始まって平成の始まる日まで、歴史をたどります。一番の若手は昭和の終わった日のことを覚えていません。と言うか生まれていません。新旧の世代が入り混じったニュースルーム、今年は開局30年を迎える節目の年、新しい年度もますますフレッシュなニュースをお届けします

| 02:27 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月26日

表参道ウーマンズラン

 桜満開の中行われた「表参道ウーマンズラン」
 誘った私は、落選してしまったのだけど、
 ニュースルームから佐藤さんと鹿内さん、そして息子が
 キッズマラソンに出たので、応援に!
 来年こそは出たい!!

  うーまんまらそん.jpg

| 15:48 | コメント(0) | カテゴリー:杉江奏子

2018年03月25日

Federico Fellini

五十年以上も前の名作映画「男と女」に登場するのはブリットでもマックイーンがかっ飛ばしたフォード・マスタング。007はもとより、この後もしばしば映画の主役級で活躍することになります・・・・
もしも熱狂的なフェラーリファンの映画監督がいたならば、名画に登場するフェラーリのシーンを片っ端から集めてオマージュした映画を企画することでしょう・・・か。
実際にはそんな映画は数少なく、第一フェラーリ本社が車両貸出にあれこれ注文を付けてくるとあらば実現の可能性は希薄です。

ならばFフェリーニ監督作品の映画ではどうでしょう?実際にフェリーニ作品に魅せられた脚本家のアイデアから生まれたのが映画「フェリーニに恋して」【原題:〜を探して】

アメリカイリノイ州に住む20歳の箱入り娘が就職面談の帰りに立ち寄ったのが試験会場近くの映画館で開催中の。フェリー映画祭。なんとしてでもフェリーニに会いたい一心で彼女はイタリアに飛びます。

英語名ルーシー、現地読みではルチア【ひかり】と言う名前の彼女、よく考えたら髪の色を変えただけでローマの休日当時のオードリーヘップバーンの雰囲気にとてもよく似ています。

そんなチャーミングなアメリカ女子を現地のオトコどもが放ったらかしにしておくわけがありません!ベニスに移動してもローマに来てもそれは同じ。

全編がイタリア観光プロモーション映像のようでもありふんだんに挿入されるフェリーニ作品の映像やアカデミー賞受賞シーンなど、オールドファンには懐かしの場面も山ほど。でも、主演のチャーミングな「ヘップバーン」はフェリーニの何十倍も魅力的なことは言うまでもなし・・・
片っ端から声をかけまくられる彼女の運命やいかに?ハッピーエンドなのか?

YEBISU GARDEN CINEMAにて上映中

| 17:52 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月24日

武蔵と小次郎

巨人には阪神、大鵬には柏戸、セナにはプロスト・・・・強力なカリスマには必ず最強なライバルが存在したものです。
販売競争でも然り、ウィンドウズにはマック,iosにはアンドロイド・・・・

CBとGSX、いずれもホンダとスズキを代表するバイクの暖簾の一つですが原付125クラスでも両者の看板車種が揃い踏みしました。
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昨年東京モーターショーでも公開されたスズキの125スーパースポーツは単気筒ながらツインカム、ABS装備の本気度が魅力でしたがホンダも負けじとこのクラスに刺客を送り込んできました。
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CB125Rのネーミングから想像するよりも渋いいでたち。ヘッドランプはオーソドックスな大径丸型、一番GSXと似ている点はラジエーターを両脇から支えるような形のフェアリングでしょうか?
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しかし仔細に見て行くとGSXとはかなり違います。まずはカムシャフトの数、スズキはツインですがホンダはシングル、そして価格は10万円ほどホンダがお高め。ホンダのバイクの質感の高さは所有者ならお分かりと思いますが同じクラスで10万近い価格差を納得出来るだけの走りの質を感じることができるかどうかP1200961

こればかりは乗ってみないことにはどうにも判断できません。

| 18:51 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月23日

モーターサイクルショーはじまる

YAMAHAのヴィーノは50cc原付の中でも異例に長い人気を保つドル箱です。現在のモデルは10年以上前に2ストロークから4ストロークエンジンに代わったのを機にモデルチェンジされた二代目。生産は台湾YAMAHAによる輸入車でした。

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写真は二代目モデル↑
ヤマハがホンダとの協業を発表して動向が注目されていたvino、名前もスタイルも存続することが分かりました。生産はホンダの工場、ホンダ製品との部品共通化も進められる筈です。

...その昔はHY戦争と揶揄されて両社がバイク市場で覇を競った時代がありました。年間100台以上の新型が登場しバイクに跨る女子が急速に増えたのもこの時代とされています。それが今では両雄歩み寄っての......昭和は遠くなりにけり、です


実物を見る限るハンドル周りや特徴のヘッドランプはほぼそのままのイメージで、ホッとします。よく見るとウィンカーの位置や形、シート形状、リアスタイルはこれまでのものと少々違います。どちらかといえば今あるホンダジョルノに近い感じ。辛口の見方をすれば思った以上にvinoに似ている印象。ジョルノと同様、アイドリングストップやグローブボックス、USB充電ソケットも備わる筈で、もしも熊本工場で作られるとしたらくまモンバージョンが出るのでしょうか?
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今日から東京でモーターサイクルショーが開幕します。ひと足先に大阪の開催では昨年比2割近い観客数アップを記録。東京会場でも熱気に期待したいものです

| 22:39 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月22日

そのときドライバーはよそ見をしていた

ウーバー社が自動運転の実証実験中に発生した死亡事故、おそらくはこれが世界で最後の自動運転中の死亡事故とはならないことでしょう。

自動運転を巡る様々な問題は山積していますが、技術的な進歩はともかく、自動運転を受け入れる社会の側も様々な変革を強いられることになりそうです。まずは法整備の問題。そして賠償問題です。

今の段階では車の所有者が賠償責任を負う、という話になっているようですが、そう単純な話でもなさそうです。(今回にしても事故のリスクを承知で実験に臨んだウーバー社の過失なのか、見張り義務を怠っていた管理者の過失責任なのか...)

そもそも、自動運転試験が認められる環境というのも国や地域によって大違いです。日本の城下町のような狭歪な場所ではなかなか認可されないでしょうし、北米のだだっ広い土地では取り締まることすら厳密には出来ないことでしょう。そして、もっと大きな問題は自動運転の性能差です。

自動車各社に加えてIT企業も参入し開発競争が生まれることは望ましい限りですが、性能も手法もまちまち。http:のように統一された書式や基準がないのも問題です。今回の死亡事故の場合、ほかのメーカーの自動運転車だったら結果はどうだったでしょう?

仮に自動運転にも各社で明確な性能差が生じて、それが保険料率にも反映されたらと考えてみます。すると保険料の安い【事故率の低い】メーカー・車種の自動運転車に人気が集まり、収益も上がります。他方で料率の高い車種・メーカーは不人気となり、数が売れません。開発費用の捻出にも影響するでしょう。自動運転の世界でも格差社会の到来が予想されます。

そうなると二つのポイントで問題が起こります。ひところのウィンドウズのように単一のプラットフォームがデファクトスタンダードと化し、他メーカーの追随を許さなること・・・・新規参入は難しくなります。
そして、性能の差が起きるということは開発した当事者にも過失責任を問われる機会が巡ってくるのでは、という恐れです。

良かれと思ってプログラムを書き上げている開発者も人間、見逃しや思い違いはあるものです。仮にA社のケースでは事故に至らなかったのに、B社の自動運転だと事故に至ってしまう・・・・というような結果が出た場合、開発者の責任はいかに問われることになるのでしょう?

この問題には現在のところ答えは出ていません。というか、まだ死亡事故が一件しか起きていないので比較のしようがありません。
自動運転技術が熟成されるということは、実際の事故が起きいることとトレードオフなのか?この問題にも誰かが答えを出してほしいものです。いったん自動運転の実証試験を中断したメーカー以外にもこうした点を深く考えてほしいものです・・・・

| 16:17 | コメント(2) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月22日

春の雪

きのうの雪には驚きました!!!

横浜は一時、車や花壇、屋根の上など
結構積もりましたよ!

雪花壇の.jpg

暑さ寒さも彼岸まで。
この先はぐんぐん暖かくなりそうですし、
桜も満開へ♪♪♪

春は短し 恋せよ乙女♡

| 15:22 | コメント(2) | カテゴリー:小池文美

2018年03月21日

春だから・・・

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小学校と中学校は徒歩。
高校は自転車。

電車通学、憧れたなー。

先日は、春休みにめいっぱいお洒落をして、
六本木ヒルズのスタバで、何を注文しようか
嬉々とメニュー表を眺める10代の女の子3人組に出逢いました。

スタバでコーヒーを買うことをこんなに楽しめるなんて・・・

私がいつの間にか失ってしまったものです。

早くして~なんて思っていたら、富良野の五郎さんに
「子どもがまだ選んでるでしょうが!」と
怒られてしまいます。

東京で得られたものと失ったもの、どっちが多いのやら
なーんて、センチメンタルな気持ちになる春です。

| 08:08 | コメント(0) | カテゴリー:小池文美

2018年03月20日

BOSS

赤ちゃんはどこから来るの?と言った子供の問いには全く答えてくれない映画BOSS BABY
ボスのベイビー字だでもなくベビーの中のボスでもない‥赤ちゃんなのにオッさんキャラというとテッドを思い浮かべますが、あちらはフツーにオッさん。こちらはただのオッさんにあらず、エグゼクティブをねらう奴なのです。

脚本はあのオースティンパワーズのシリーズを手掛けた。が担当、とくれば皮肉やジョークも盛りだくさん。さらには物語り中で鍵を握るのがビートルズのナンバー、ブラックバード。一体これはどの辺の客層狙いなんだ?おまけに盗聴した会話を録音したのはカセットテープ、エルビスプレスリーのそっくりさんネタがあったりCCライダーやバカラックナンバーが出てくるとなれば50歳以上に照準を合わせているとしか思えない構成。

子供に見せたって、若い娘に見せたって、結局我々ショーワの真ん中辺がいちばん刺さってしまうとしか思えない、あとから生まれて来る弟や妹におやの愛情をさらわれてしまう悲哀を描いた感動作でもなさそうで、ツボの映画でsu!

| 21:39 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月18日

リメンバーミー

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アカデミー賞で
長編アニメーション賞と主題歌賞の
  2部門を受賞した
  映画「リメンバーミー」。
    観てきました。

時を越えて家族をつなぐ物語です。

家族に音楽を禁じられながらも、ミュージシャンを目指す少年が
ある日「死者の国」に迷い込んでしまいます。
ガイコツたちが楽しく暮らす、と~~ってもカラフルな町!
「リメンバーミー」という素敵な曲に 秘密が隠されていて・・・

メキシコでは10月31日から11月2日までの3日間、
故人の魂を迎える祭礼行事「死者の日」が行われるそうです。
町中、色とりどりの切り絵やマリーゴールドのオレンジ色の花が飾られ
たくさんのろうそくの灯と華やかな花火、
故人の写真を祭壇に飾り、故人を想う日だそうです。

日本にも 迎え火、送り火で故人を出迎え、祭壇を飾り付けるお盆がありますが
メキシコの「死者の日」はもっと陽気で賑やかな感じだそうです。

映画では
登場人物の表情がとても豊かで、引き込まれていきます。
「リメンバーミー」という曲もすてきで
「リメンバーミ~~~♪♪」と 口ずさんでしまいます。
少年役の声優さん、石橋陽彩くんもの歌声は 素晴らしいです!


離れていても、忘れない・・・
大切な人を、忘れない・・・

家族で見たくなる映画です。

| 13:43 | カテゴリー:東海林克江

2018年03月17日

115

春もダイヤ改正の時期になると大手私鉄では新型特急や増便の華やかなニュースが溢れています。

一方で姿を消してゆく車両も見逃せない存在です。オレンジ色とグリーンの湘南カラーを纏った国鉄115系電車、首都圏では最後までこの魅力的なツートーンカラーを身に纏っていました。最後は高崎周辺の近距離需要をカバーして往年の難所、碓氷峠の発着駅横川にも度々姿を見せていました。
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昭和20年代、颯爽とデビューした湘南電車80系はそれまでの国電にはなかったカラフルな塗装が反響を呼び、その後の中央線や山手線のカラーにも影響を与えたと考えられます。

東京駅ではかつて特急や寝台車に混じって静岡や浜松を目指す湘南電車も見かける様になり、電車が近距離だけの乗り物では無いことを証しました。

初代に続いて湘南カラーを身に纏ったのは急行型153系と近郊型の113系。山岳地帯を走る路線には同型の115系が大量に配備されたものでした。10年前なら静岡県内を走る姿を見かけることも出来ましたが、交流モーターの新型車への置き換えが進み全国的にも希少な存在となっています。

クリーム色に赤い帯の特急型も同様国鉄時代のトレードマークが姿を消してゆくのは寂しい限りでございます。

| 16:48 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月16日

勝手に宣言

高知や宮崎では開花しましたが靖国神社の標本木はまだまだ。

でも、自由が丘では5〜6輪の開花を確認できました。
(3月16日17時ころ)


ので、勝手に開花宣言させていただきます。

さて、正式な東京の開花宣言はいつでしょうか?
そして予想的中するのは気象協会?それとも気象会社?

あす、あさってのニュースが見ものです!

| 18:20 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月15日

半分経過

殺風景だったヒルズタワー前の花壇に、ようやくチューリップが登場しました





子供の頃、花の絵を描かされるとまず間違いなく最初に描くのがチューリップ、菊の花や牡丹を描く渋いコドモは見た記憶がありません。
今週末には桜も開花しようかという東京、来週になると選抜の開幕、そしてプロ野球の開幕・・・・春がいっぺんに押し寄せてくる感じです。
電車に乗るとはかま姿の女子学生・・・・・確定申告は今日が提出締切り! サッカーのワールドカップまであとわずか3カ月です 

| 07:47 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月14日

The Greatest Showman

まだ自動車社会が訪れる前のNYマンハッタン、すでに人混みで賑わい、高架鉄道をSLが走り回っていた頃、イーストリバーの対岸にある安アパートの屋上では一組の若い夫婦が未来に夢を膨らませていました。

映画The Greatest Showmanは序盤からノリのいいアップテンポの軽快なミュージカルナンバーの連続です。ダンスパフォーマンスも目をみはる出来栄えで、酒場で男二人が酒を酌み交わすシーンですらリズミカルに見事な振り付けで魅せてくれます。

マイケルジャクソンのミュージックヴィデオを初めて見た時の感動に似ている、と言ったら言い過ぎでしょうか?でも、どこかマイケルの全盛期のダンスパフォーマンスにも通じる様な興奮を覚えるのです。最初の1時間、いえ30分だけみて映画館を後にしたとしても損は無いと思います。

お話は絵に描いたようなサクセスストーリーで目新しいものではありませんが今日のシルクドソレイユにも繋がるサーカスアートがこうして生まれたのだと思うと感慨深いものがあります。実話ですから

ヒュージャックマンの歌いっぷりは言うに及ばず妻や娘も親しみの持てる美人タイプで好感が持てます。ミュージカル作品を完成させるまでには選曲(作曲)振り付け、リハーサル、撮影、編集、歌入れと気の遠くなる様な作業の繰り返しが何度も必要になるもので、エンドクレジットにもそのことがことさら強調されていました。ララランドも何度か見ましたが、繰り返し鑑賞するならこっちがオススメ、と断言できる映画です。

| 07:00 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月13日

1レ

本州と北海道が一本のレールで繋がった歴史的な青函トンネル開業日が今から30年前の3月13日。北海道直行の寝台特急列車が企画されたのも当然のこと。

それまでは夜行寝台の終着駅だった、深夜の青森駅=行き止まりホームで最後尾に機関車を付け替え、ブルーの寝台車は三厩方面の海峡線へと向かいます。函館駅でスタンバイしているのはディーゼル機関車が2台。非電化勾配区間も力強く花形特急を引っ張ります。函館発車時刻は午前4時40分過ぎ、昔青函連絡船1便から乗り換えて札幌へ向かった4:40発の釧路行き特急「おおぞら」、4:45発の旭川行き特急「北海」のスジでした。

それも、数年前に新幹線工事と引き換えに姿を消してしまいます。北海道直通の列車は現在、函館北斗までの北海道新幹線に置き換わり、札幌以遠まで行けるのは貨物列車に限られます。トンネルはもともと新幹線前提で設計されており、レールは新幹線用と在来線用の両刀使いができる3本。京浜急行逗子線でもみられる特別な仕組みです。

朝起きて新幹線で函館の昼ごはんに間に合うのも魅力ですが、切符を買って乗り換えなしで朝起きたら札幌駅と言う夢の様な列車がもう一度運行されたら......と願うのは鉄道ファンだけとは限らないと思います。



| 23:30 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月12日

マディソン郡の橋

アメリカ、アイオワ州のドが付くくらいの田舎にあるマディソン郡にある珍しい橋を訪ねてきた通りすがりの専門誌ナショナル・ジオグラフィック誌のカメラマン。立ち寄った先は取材でおと訪れたばかりのイタリア、ナポリから嫁いで来たと言う人妻。家族達はたまたま出掛けており四日間留守。

ご存知、全米が泣いた「マジソン郡の橋」はベストセラーとなってクリントイーストウッドが映画化しブロードウェイではミュージカルにもなった作品です。それがこの程日本初上陸。主演は涼風真世に山口祐一郎と、ミュージカル界の鉄板コンビです。

舞台を彩る音楽はボサノバ風でもあり、カントリーミュージック風でもある穏やかで軽やかなメロディのものが多く、ステージの半分近くをオーケストラに割いた贅沢なレイアウトが音楽重視の姿勢を伺わせます。
エリザベート、マリーアントワネットやベルバラのオスカルといった凛々しく気高く力強いキャラを演じることの多い涼風が、イタリア育ちの快活でチャーミングな女性を時にはコミカルに、時にはドラマチックに演じています。むしろ素の彼女のキャラに近い設定かもしれません。山口祐一郎もミュージカル界に不可欠の存在、相手に不足はありません。偶然の通りすがりの筈がお茶に立ち寄り夕食を共にして撮影に付き合い、シャワーを浴びに立ち寄ったついでに.........

時代設定は1960年代半ば、アメリカ中のティーンがビートルズに熱狂しフォードムスタングがそれまでアメリカ車になかったファッション性、軽快さをウリに大ヒットした頃。だだっ広い地平線しか見えないアイオワから、橋を渡って異文化に目を向けたくなるのも自然な流れ.........アメリカ人好みの結末が待っているかどうか、スリリングな展開とビミョ〜な心理の揺れ動きを巧みに表現する大御所達の熟練の味がにじみ出る舞台です。


日比谷シアタークリエで上演中

| 23:06 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月11日

JR山田線

あの震災後不通になったままの線路がまだまだあります。常磐線は未だに仙台直通が叶わず、震災前には特急運転のいわき・南北分断のプランが提示されていたところでした。もう、上野発仙台行きの特急列車を将来も見ることはなさそうです・・・

三陸海岸を南北に貫く三陸鉄道こそ復旧したものの、中間に位置するJR山田線宮古〜釜石間はようやく復旧工事に着手して、三陸鉄道の一部として復旧する手筈となっています。山田線の由来、山田町はこの区間にあるので盛岡、宮古間の路線名が山田線のまま残るのか?興味深いところです。
山田線の大半は県庁所在地の盛岡と沿岸の宮古を結ぶ100km近い横断鉄道ですが、最近のダイヤを見ると昼間に全線をカバーする列車は数えるほど。乗り遅れたりでもしたら空いた時間で羽田〜新千歳を往復出来るくらいの待ちぼうけです。

ではクルマに乗らない人の移動手段は?というと、これが並行して走る国道106号線を頻繁に走る急行バスがあまりに便利。ノンストップで信号のほとんど無い整備された国道を首都高並みの平均時速で三陸海岸を目指すばかりか料金でもJRを圧倒するため山田線としては勝負になりません。途中から枝分かれする岩泉線は土砂崩れ事故をきっかけに全線運休が続き、とうとうそのまま廃止が決定。復旧費用がかかり、とても採算が取れないという理由でした。そこに襲いかかった2016夏の集中豪雨。岩泉だけでも沢山の犠牲者を出し道路もあちこちで一時寸断され孤立する地区が出来ました。

並行する道路の整備を理由に店仕舞いするローカル線は後を絶ちませんが、その並行道路が寸断されたらどうするつもりでしょう?

確かに乗客数は減少の一途を辿り、増収の見込みは無いに等しい上、減りゆく学生さん達も18になれば間違いなく免許を取り、程なくして自分のクルマを手に入れるでしょう。
経営の見込みが立たない鉄道を営利企業に存続させろというのは酷な話かもしれません。ここはひとつ、民営化を白紙撤回してもう一度国有鉄道に戻す術は無いものでしょうか?11046387_806467299407644_7996978084(すでに引退した急行形気動車、被災前の宮古駅にて)

| 23:50 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月10日

北の桜守

吉永小百合が結婚、しかも年の差婚で相手はバツイチ。当時の芸能界は騒然としたものでした。映画デビュー以来、吉永小百合の人気と言ったら宮崎あおいと蒼井優、田中麗奈が束になった位の人気スターでしたから......

そんな吉永小百合に岸部一徳、佐藤浩市、阿部寛、堺雅人、日本の映画界には欠くことの出来ない主役クラスを贅沢にキャスティングしたのが公開中の北の桜守です。これだけのキャストが顔をそろえる作品はそう滅多にはない筈。贅沢です。

舞台は終戦直前の樺太に始まり網走を経て1971年の札幌の繁華街、狸小路に新規開店したコンビニエンスストア第一号店に及びます。堺雅人演じる息子の元に母役の吉永小百合がやって来ます。

しばしばインサートされる回想シーでは40代の役を、現代(1971)では60代を演じ分ける吉永さんですが、どちらも違和感なく演じており、さすがは日本を代表するベテラン大御所の本領発揮です。

このところ誰を演じても半沢直樹な堺さんですが、相手役の篠原涼子がいかにも70年代風の懐かしいテイストを上手〜く表現しています。当時の若い女性にはこういうタイプ見ましたねえ〜〜

厳しい北国の情景下でのロケもきっちりこなしていますが、部分的に劇中劇の形で表現しているスタイルは実験的な試みです。撮影経費の節約にも効果的?
CGを駆使して巧みに再現された急行型キハ56車両や全日空ボーイング727をスクリーンに蘇らせたのも見逃せないポイントですが、1971年当時の店頭に並んでいた商品群にも注目です。まだ、カップヌードルは存在してませんので即席麺と言えば......


年老いて認知症も疑われる年頃を演じる様になった吉永小百合に往年のファン、サユリスト達はどんな感想を抱くのでしょうか?

| 23:51 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月09日

2011年3月9日

平日正午のヘッドラインニュースを準備するのはいつもam10時のニュースの送出後、一時間以上がかかります。おおよそ放送の15分前にはほぼ、編集・原稿コピーも終わって下読み、最終確認が出来上がろうかという頃。ところがこの日に限って冒頭の2項目をどうしようかと思い悩んでいたところでした。
正午のニュースはほかと違って頭の二本は30秒前後の長文?ニュースと決めています。その時間までに起きた重要度の高いニュースがここに当てはまりますがいつも二本とは限らないし、重要度の尺度も人によってまちまち。いつも頭を悩ませる問題です・・・・・・が、水曜日のその時間にいきなり飛び込んできたのが地震発生を知らせるアラーム音・・

けたたましく鳴り響く共同通信社発信の警告アラーム、アナウンス音・・・ニュースルームは突然喧騒に包まれます。生放送中のスタジオにも直ぐに情報を伝える一方で、正午のニュースも大急ぎで手直しを迫られます。二人分の仕事をデスクひとりでこなさなければなりません。猫の手があったらコピーぐらいは手伝ってほしいくらいです。
いっぽう、頭の二本で思い悩む必要は無くなりました。地震の速報、詳細で軽く一分オーバーです。すぐさま原稿を書き直して、出来上がっていた原稿と差し替え。難なく必要なニュースを時間までにお伝えできたので内心ホッとしたところでした。

宮城県沖を震源としたマグニチュード7.3の大きな地震、規模としては阪神大震災クラスでしたが震源が離れていたせいか宮城県をはじめ大きな人的被害は報告されずに済みました。宮城県沖の三陸沿岸を震源とする大きな地震は、実は幾度も事前に発生が予測されていたものでした。

それから51時間後・・・・

仕事の前に自宅でゆっくり三時のお茶でもしようかとコーヒーを淹れ終わった時でした。テレビ・ニュースから流れる緊急震度速報のアラーム音。

二日前の宮城沖の余震だな・・・・と思っていました。結構振幅は大きめ、震度5くらいかな?それにしては大きな余震だな、と思いました。でも震源は東北地方だろうし、直下型でない限り家屋に被害はないはず・・・・・・・

そんな甘い考えは、入れたばかりのコーヒーが大きく波打ってカップから全部飛び出してしまう前に木っ端微塵に打ち砕かれてしまいます。コンロの消火を確認し、玄関を開けるとお隣さんが心配そうにこちらを見ています。停車中だった電車の車体が大きく左右に振られています。車庫なので乗客はいません。こんな光景は動画サイトでも見たことありません。三分ほど経ったでしょうか、ようやく想定外の長い揺れが収まったようです。北東方向を見上げるとお台場方向から大きな黒煙が立ち上ってゆくのが見えました。阪神大震災の悪夢が思い起こされます。

こうなると日常生活はいったん中断、直ぐに仕事先に向かうべくバイクのエンジンに火を入れました。


・・・・・熊本地震の時もそうでしたが本振に先駆けておきる前振、あまり大きいとその後にやってくる本格的な揺れの判断を惑わせることにもなりかねません。もちろん余震にしても油断大敵。いつも不断の注意と警戒心を忘れずに。あの日から7年が経っても重要な教訓です。

| 13:27 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月08日

2015年8月21日

カリフォルニア州サクラメントといえば遠い昔にゴールドラッシュに沸いた街
そこで少年時代を過ごした男子3人組は放課後になると迷彩服に身を包みコンバットごっこに興じるありふれた男の子たち。
やがて転校や進学でばらばらになっても絆は途切れません。うち2人は志願した軍隊に入隊します。

お気に入りの映画フルメタルジャケットのポスターを部屋に貼る、大柄のスペンサーは望んでいた空軍空挺部隊への入隊が叶わず、人命救助部隊で救命訓練や武術などのトレーニングを積みます。
仲間の一人、州兵のアレクはアフガンに駐留中。二人は幼馴染の学生アンソニーをヨーロッパ旅行に誘い出します。ドイツで元留学生の彼女宅を訪問するアレクと合流するまで、オトコ二人のグーダラ・コンビはトレビの泉でコイントスしてベニスで船に乗ってはナンパして自撮り画像をインスタ投稿。アムステルダムで三人が合流し、クラブで踊り明かした挙句には二日酔い・・・・・

と、ここまでならグーダラな三人の若者の成長物語、&ハチャメチャ欧州旅行で終わってしまいます。ところが、計画通り三人が乗り込んだアムステルダム15時17分発TGV(超特急タリス)パリ北駅行きには予想すらしなかった運命が待ち受けているのでした・・・・

クリントイーストウッド監督最新作のこの作品の最後に登場するオランド大統領のスピーチをはじめ、実は列車に乗り合わせた乗客も犯人以外全員ホンモノ!つまりあの日乗り合わせた本人たち、というのは知っていましたが・・・・・・
結末をニュースなどでご存知の方はこの3人のヒストリーを振り返る作品に見えるでしょうし、予備知識なしにご覧になる方はその衝撃的なクライマックスに驚くはず。どんな名優でさえも絶対これ以上のリアリティは追求できないはずです!

分かってはいてもラストの実写映像にはこみ上げる感動を抑えることができません。実際に起きた事件が題材のこの映画、グラントリノと同様、正義を求めるイーストウッド監督の男気を感じさせる究極のリアルな再現ドラマです。


・・・・・書き加えるまでもありませんが映画『15時17分、パリ行き』の話です

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2018年03月07日

推奨物件

ほぼ出揃った平昌五輪の写真集・・・・・期間中から早くも登場していたフィギュアスケート特集も含めてそのほぼ全てが表紙は羽生結弦。もう、出版界のプリンスです。
一方あれほど旋風を巻き起こしたのに女子カーリングは見開き2ページがせいぜい。おそらく9割がた編集の終わった段階で銅メダル獲得のハプニング的快挙、どうにもページが割けなかったものと察します。
いっぺんに買う気が失せたところへ、こっちも見てよ!とばかりに一冊のムック本が手招きしています。

手にとってパラパラめくってみるとそれは昔愛読していラジオの雑誌のムック本でした。受信感度の徹底比較、最新機種の紹介をはじめJ-WAVEみなと中継局(88.3MHZ、100w)の電波がどこまで到達しているか?・・・・・これは、もう買う運命です!



遠隔地にある放送局の電波が夜になると電離層のおかげで、たくさん受信できる、釧路の送信所や長崎の送信所から発射された電波でも関東で受信できることは中学時代から知っていました。関西のラジオ番組はRadikoができる遥か昔からヘビーリスナーだったことを思い出します。
春分の日前の今頃だと、早朝や夕刻には東北でも東京の電波をキャッチすることができ、東京でも夕方の北海道のワイド番組を楽しむことができます。

もう、数年前からはRadikoばっかりで、すっかりラジオ受信機を使わなくなりましたが、電池がある限りWi-Fiがない場所でも、電源が落ちてもリアルタイムで受信できるラジオ(手回し発電なら、電池も不要)ソニーの製品は数え切れないくらい手に入れましたがパナソニックに加えて最近は東芝も力を入れているようです。巻末には各社のお勧めモデルが紹介されており、中国製の個性的な製品も含めてまたまた購買欲に火が付いてしまいそうです。

電動工具でおなじみのマキタ製、現場ラジオなんていうゴッツいヘビーデューティーな機種・・・・・昔のBCLマシンに夢中だった時代を思い出してしまいます・・・・

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2018年03月06日

GENEVA

春はジュネーブからと申しまして、欧米の自動車メーカーが一堂に新型車を持ち寄るのがこのモーターショー、今年もいよいよ8日に開幕です。

日米を席捲したSUV旋風が、ここヨーロッパでも猛威をふるいつつある様で、目立つのはこうしたカテゴリーの新型車。BMWのニューカマーXー7は他者を圧倒するコワモテの顔立ちがインパクト強すぎです。他にもVW傘下のシュコダがSUVを出展したり、ホンダは新型CRーV、レクサスはUXをお披露目。ボルボXC40がヨーロッパCAROFTHEYEAR2018を受賞するなど、着実にこの大陸にも高足ガニ一族が根をおろしている様です。

一方で電動化の流れですが、本格参戦の狼煙を上げたVWはI.D.VIZZIONを出展。前提としているのは完全自動運転。これが次世代VW製EVの叩き台になりそうです。
同時にワンボックスのCedricも発表、タイプ2の血筋を全く感じさせない新世代のワーゲンバスのコンセプトです。
ポルシェのEV、mission-e crossはおしゃれに改良したマカンの様なデザイン。マカンよりも断然良いかも!実現は意外に早いかもしれません
ルノーEZーGOはもう少し早く開発すれば平昌パラリンピックでデモンストレーションできたかも、台形スタイルのフロントガルウィングドアから乗り降りできて、車椅子でもそのまま乗車できそうなモノフォルムの低い車高が魅力です。こちらも自動運転が前提となります。
インドの巨人軍、TATAはEVisionコンセプトを提示してテスラに挑戦状を叩きつけています。3ボックスのオーソドックスなセダンスタイルは途上国では必須の車形、最高速は200kmphを標榜しており具現化が楽しみです。

そしてマクラーレン・セナGTーRを筆頭にスポーツカーがこちらでは相変わらず元気な事も嬉しい限り。トヨタはスープラの名跡を久しぶりに復活してくれます。出展車は耐久レース仕様を先にお披露目。と言っても中身はBMWの直6エンジンを積むZ4の双子車です。2シーターで、先代80系から見ればダウンサイジングですが、ハチロクと比べてどれほど魅力的かは見てのお楽しみです。
アバルトは124のGTを追加投入。ハードトップルーフはロードスターRFとは違った個性が際立ちます。
さらに、4ドアながらもAMGの新型4drクーペが思いの外格好良く、ことによると日本でも人気に火が付くのではないかと思ったりもします。


※感想には個人差があります

| 21:40 | コメント(2) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月05日

three billboard

アカデミー賞作品賞は監督賞とともにシェイプオブウォーターに持っていかれましたが、負けず劣らず人気だったのが主演女優賞を獲ったスリービルボード
実際に監督が目にしたある広告ボードが制作のきっかけになった、言って見ればバイオレンスタッチの作品です。

窓の外に広がるのはノースカロライナ(撮影ロケ地)の豊かな自然。ミズーリ州エビングという名前の鉄道沿線にある小さな町の外れに忘れられていた様な広告板......そこに突然広告主が現れる。

再び注目の映画「スリー・ビルボード」はアカデミー賞のダーク・ホース的存在でした。でも、ちょっと難しいのは人気女優もイケメン俳優もラブシーンさえも登場しない地味なキャスティングに加えて、ミステリーにジャンル分けすべきかサスペンスなのか、それとも社会派作品なのか?

とにかく、警察署長を罵った内容の広告が意外な波紋を拡げ、その帰り波の一つが自分にも襲い掛かってくる......ネット社会の炎上騒ぎを揶揄している様にも見えます〔文春砲で売上アップを図ったのに予想を超えるショックを与えた挙句不買運動につながる......最近もネット社会の思わぬ反応の返り討ちに遭うケースを目の当たりにしたばかり)物語はどんな方向に展開するのか、犯人は捕まえることができるのか?最後まで予断を許さない展開にはきっと誰もが翻弄されるはず。

一向に、解決の糸口が見つからない拉致被害者の帰還問題や人種差別発言、警官の人種差別的な行動を重ね合わせて見ることも出来る......といえば、言い過ぎか?味わいの深い裂きイカやスルメイカの様な映画でした。デートムービーには不向きなのかもしれませんが彼女がディープな映画マニアだったら、きっと話題が尽きることは無いでしょう。誰を連れて行くかにも悩む作品かもしれません。

ラストシーンでアイダホに向かうフォードのワゴンは60年代以降、アメリカの典型的なファミリーカー、元警官の愛車ピックアップトラックもアメリカの国民車的な存在で、懐かしいアメリカののどかな景色もタップリと垣間見られる作品です。

| 11:49 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月04日

謎の微笑KUKAI

予告編を見た時にその女性のあまりの美しさに思わず目が留まったのが公開中の日中合作映画、空海の楊貴妃役の美女。仲間由紀恵の凛々しさと阿木曜子さんの気品、美貌を併せ持った様な女優は一体誰なのか?
一瞬吉田羊の名前が見えた気もしたけどこれは日本語版声の出演でした。整った輪郭は吉田羊だと言われても不思議ではないものの、で楊貴妃の正体は台湾の女優さん張榕容: Chang Yung-Yungと判りました。

遣唐使の時代、長安の都に着いた若き日の空海が楊貴妃謎の死について秘密を探るストーリーになっています。阿倍仲麻呂を阿部寛が演じているのも、張榕容の声を吉田羊が演じているのも一興ですが、染谷将太の一休さんぶりもなかなかのもの。VFXを駆使した歴史ファンタジー大作といった趣の作品です。

が、主役はある意味一匹の黒猫。原題も彼方では妖猫伝 Legend of the Demon Cat. とされています。原作は夢枕獏、終盤で阿倍仲麻呂が楊貴妃に気持ちを伝えることになりますが果たしてその答えは?

どこまでも広がる長安の町並みや建築物のセット、膨大な小道具の数々も見ものですが日中合同で作り上げられたこうしたプロジェクトが成功するか否か、作品の評価とあわせて興行成績も気になるところです。

| 21:04 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月03日

「写真のチカラ 東北の歩み」@ CPプラス

今パシフィコ横浜で写真とカメラの祭典CP+が開催中です。
水曜日JAM THE WORLD 水曜日スーパーバイザーの安田菜津紀さんもトークセッションに登場します。
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岩手の山間地に逞しく伸び伸びと育っている乳牛の話に始まって、舞台は岩泉町から陸前高田へと移ります。

震災から7年が経ちますが厳しい状況はなかなか打開の糸口が見えて来ません

でもそんな環境で逞しく生き抜く子供達の元気な成長ぶりにも焦点を合わせます。
写真の技術が被災地で何の役に立つのだろうか?そんな自らの問いにスライドショーで次々と披露される写真たちが雄弁に答えます。
急傾斜地に育ちながらもストレス無く自らすすんで搾乳に向かう乳牛たちの可愛いい瞳。被災後たった2人の新入生を迎えた小学校の教室と彼等の成長ぶり、7年経っても一家で仮設住宅を転々とせざるを得ない被災家族。どれも、とてもきびしい環境下にありながら屈託無い笑顔が印象的です。淀みなく語る安田さんの話に観客もどんどん引き込まれて行きます。

決して楽しい思い出ばかりでは無かったと語る岩手でのエピソードですが、報道写真とは違った視点から安田さんの優しい写真愛、人間愛に包まれた写真の数々を見ていると・・・・あっという間の30分のトークセッションでした。
(オリンパス・ブースにて、)「写真のチカラ 東北の歩み」
①3月2日(金)17:00~
②3月3日(土)17:00~

| 09:28 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月02日

MSL MSL

1970年頃といえば、深夜放送が隆盛を極めた時代。ラジオからは連日ジョンやポール、ジョージ、リンゴらのシングルがパワープレーされていました。ビートルズの解散後、メンバーがソロ活動に力を入れ始めたのがこの頃。アナザーデイやイマジン、マイスイートロードもそんな時代に生まれた名曲です。

今渋谷のヒカリエで開催中の『ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展

ジョージが残した歌詞の草稿が走り書きされたメモを忠実に復刻した「作品」群が展示されています。メモといっても切手を貼った封筒の表だったり、スケッチブックから切り離した一枚だったり、その辺にあった便せんのようなものだったり・・・・棒線を引いて書き直した部分があったり、矢印で引っ張ったリフレインの箇所があったり、制作過程もうかがえる生々しいものばかりです。
他にも1950年代末に撮影されたジョン、ポール、ジョージ三人の貴重なグループ・ショットや写真好きのリンゴが仲間を撮った貴重なスナップも。プレス向けではないリラックスした表情が印象的です。決して広いとは言えない会場内には常にジョージの楽曲が流れています。その曲目が展示されているものだと気づくにはさほど時間を要しませんでした。

そこで、あるアイディアを思いつき実行します。イントロを聞いただけで、かるた取りのようにその楽曲(の歌詞)が展示されている場所に移動し、曲を聴きながら歌詞をなぞってみる・・・・・
すぐに徒労だと気づかされました。左から並んでいる順番に演奏されていたからです。一巡するのを待って1966年の作品タックス・マンに戻ります・・・・・

アルバム「サージェント ペパーズ ロンリー ハーツ クラブ バンド」のB面一曲目を飾りながら、大抵スキップされてしまうウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー
ジョージの個性が色濃く反映された作品、と思って鑑賞しているとその独特の変則5/4拍子のリズムが段々心地よく、病みつきになってきそう!

エリッククラプトン邸の庭で作られたという、"HERE COMES THE SUN"はジョージがリラックスしている光景が目に浮かぶようです。優しい言葉を選んでシンプルに語り掛けるようなジョージの作品はどれも馴染みやすく簡単に口ずさめそうなものばかり。
そして、アイミーマインを挟んでマイスイートロードが始まります。いつ聞いても新鮮な力強いギター・ソロのイントロに続いて何処からともなくジョージと一緒に口ずさむ歌声が・・・・・ちらりと傍らに目をやると案の定、ご同輩と思しき男性の姿。同感です。歌詞のリフレイン部分は MSL MSL と省略されて記されていました。

とにかく毎日が目新しいものの連続だった楽しい1970年ごろ。大阪万博が終わってもその興奮は続きました。クルマの話で言えばホンダZ,ギャラン・ハードトップ(三菱)、セリカ・カリーナGT、箱スカ・2ドアハードトップ・・・・魅力的な車が矢継ぎ早に発表された頃でした。
ラジオの深夜放送ならセイヤング、パックインミュージック、オールナイトニッポンといった番組に当時人気だった大御所たちが顔を並べた時代です。そんな人気番組で毎日のように流れていたのがマイスイートロード、あのイントロを聞くたびに毎日ワクワクしていた1970年代を思い出すのです。

| 00:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2018年03月01日

march



三月に「なっちゃいました」
雪かきの後、豆まきして平昌五輪に感激していたらあっという間の一か月。
三月もパラリンピックに春場所、ホワイトデーの買い物と確定申告の締め切りに、選抜開幕、プロ野球の開幕・・・・
きっと、あっという間にお花見シーズンです。加えて席替えやクラス替えも控えており、卒業でお別れになる面々も〰︎(T_T)
悲喜こもごもの三月ですが、花粉の飛び散るこの季節が個人的には一番不愉快です!

ZAPPAのオンエア中、早くも東の空が白々と明るくなって来ました。

| 23:49 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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