2023年10月31日

トカレフを持つ男

10月も今日で締めくくり・・・
というこの日に、またえらくとんでもない事件が発生しています。
午後1時過ぎ埼玉、戸田市の病院付近で発砲音のような大きな音が!
一階の診察室にいた医師と患者の男性二人が負傷しました。生命の危険はなく、ガラスにはひびが入っていたとか

この事件のおよそ一時間後、現場から北へ1500mほど離れた蕨郵便局でも発砲音が聞かれ、男が侵入した模様。
動画に記録された発砲音は警官が携行するニューナンブのような小さな爆竹音ではなく、まさしく爆弾のような破裂音!

現場に駆け付けたフジテレビが犯人とみられる小太りの男の映像を鮮明にとらえることに成功しました。
手にしているのは銃身のやや長い、トカレフ(TT-33?)。90年代から日本にも組関係者らによって多くが持ち込まれたタイプのようです。
初速が早く、射程は1㎞にも及ぶとか!破壊力の大きな拳銃です。
映像から見て、男は中年でジャージに白いシャツ姿。逃走に使ったバイクでこの場所まで来たようです。病院からの逃走犯かどうかは警察で確認中。

これに先立つ1時ころ付近の住宅で火事があり、このアパートの部屋が男のものだと判明しました。警察は人定(身元の確認)ができているようです。
トカレフを持つ、安アパートの住人が病院で発砲後、警察署向かいの郵便局に立てこもり・・・・

恐らく犯行に計画性はなく、病院での発砲も医師や患者がターゲットだった可能性は低く、行きずりの発砲だった可能性が考えられます。
郵便局に到達した午後2時過ぎには警察も非常線を張るなどの警戒を行っていたものと思われ、逃走中の犯人は郵便局の面している裏道に逃げ込んだのではないか
と推測できます。そこで居合わせた女性職員が取り残され、人質となる結果に・・・・

夜7時過ぎにはこのうち20代の女性一人が保護されて、残るはあと一人。
単独犯の立てこもりは大抵どんなに頑張っても一昼夜で投降、ないしは事件解決に結びつくのが常ですが自暴自棄になっていたりすると困ります。

それにしても仕事中の立てこもり事件はこれで何回目になるのか?・・・・・数えてはいませんが多分2度目か3度目くらいにハなるんじゃないか?
まずは一刻も早い人質の解放を祈るばかりです。

| 19:35 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月29日

お答えすることができませんAI

都内某所で見かけた・・・・音声認識ロボット?

見た目は「変なホテル」にありそうなロボホンにも似た形ですが、タイプは異なるようです。あるいは分身ロボット=オリヒメに使われるものにも似ていますがこれも人違い、いや他人の空似??

...はたまた宇宙人か?

でも実際には横にマイクがあって画面の認識ボタンを押さないと起動しない。ならマイクと画面で済むじゃん!まあ人形は🧸テディベアでもリカちゃんでもいいわけだ。

何処どこへ行きたい と話してからしばらくの処理時間を待つと詳細な道順を音声と文字で的確に説明してくれます。

試しに英語で尋ねたら未対応だった。まあ私だって的確に対応できないから人のことは言えないか?

少し難易度を上げてお腹が痛いので薬が欲しい💊と尋ねてみました。

するとさまざまなレストラン,飲食店のリストがずらり!!

「腹が」・・・・までしか聴かずに早合点した慌て者の様だ

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次に「頭が痛い」

と話したらちゃあんと医務施設迄の道順を教えてくれたので最低限の危機対応は学習済み、でも設定如何ではまだまだアラ探しの楽しみも残している様だった。

他にもこの職場で1番キレイなお姉さんはだあれ?とか世界で一番美しい女王さまはだあれ?とか聞きたいことは山ほどあれども、かえってくるのは「お答えできません」に決まっている。それはきっとプログラマーが女性エンジニアだからなのだろう。

| 18:54 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月28日

tokyu電車まつり

今月下旬蒲田に巨大な鉄道レイアウト模型が出現
蒲田の電車まつりで披露されたのは有名な岩倉高校が手がける80分の1HOゲージの鉄道模型群.新幹線から通勤電車に人気の185系や何と言っても嬉しいブルートレイン24系のフル編成
車両も最近ではことのほか高価でバイク並みの値段が付くものも。おまけにフル編成の長大なものを走らせる路線はそうそう用意できません。

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他には東急新しい方の7000系とダイヤモンドカットの旧7200/7500系.それと言うのもここはそもそも東急の施設=東急プラザの中、屋上には観覧車もある老舗のデパートでした。

さらには180分の1池上線Nゲージのジオラマも多分世界にここだけの逸品.ちゃんと複線運転で実物さながらのリアリティーです。

イベントが終わると線路は分解しないと搬出もおぼつかない!だから会期中の光景は貴重です。

| 19:41 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月27日

A Note to Roosevelt

ちょっと目に留まったコミックのご紹介です。
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知り合いの知り合いである作者:磯米さんは
これまでに特攻隊や航空隊の兵士ら英霊たちを主役に据えた漫画を送り出すという稀有な存在その彼が注目したのは市丸少将と言う1人の英霊

・・・・・硫黄島で海軍司令官として戦い、戦死した唐津市出身の市丸利之助少将(1891~1945年)の生涯など小笠原の激戦を2年間取材して300ページの劇画にまとめました。

市丸が書き残していたルーズベルトへの手紙「ルーズベルトニ与フル書」と言う手記には日米開戦に至るプロセスから終戦後の諸課題までもが的確に指摘されていたという。
その市丸少将を中心据えて硫黄島の激戦をリアルに描きだしたのが本作品です。

次回作には東條英機を企画中という事でどんな作品に仕上がるか?このシリーズ、ぜひ若い世代にも読み継がれるといいなと思います。

| 21:54 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月26日

limousine

久々に乗ったリムジン・バスはいすゞ製のマニュアル車だった!

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リニアに回転を上げながらスムーズにシフトアップしてゆく走行フィールがたまらぬ程心地よい。最近のバスはオートマばかりで久しく忘れていた感覚.低速でもむやみに回転を上げず強大なトルクでグイグイ押し出す感覚は久しぶり。
心地よく感じられるのは熟練した運転手の技も備わっての事だろう。もうあと何年このマニュアルフィールを味わえるのか?明日もおんなじバスに乗ろうっと!

| 20:53 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月25日

slot car racing

都内某所で見つけた本格的なスロット・レーシングカーのコース
こうした直流電流を使ったクルマのレースは少なくとも私の小学生時代には存在したから相当な歴史を誇るはず。ニホンのミニ四駆は電池搭載の車をコースインさせたらあとはポテンシャルの違いが優劣を決める・・・・・セッティング命の
手元のコントローラーで12ボルト直流電流をコントロールして車速を調整する・・・・日産EVのワンペダルみたいな操作方法で、スロットルを話したらブレーキング。いや、ニッサンの方が後追いか?

このコースは8レーンはありそうで単独走行でも楽しそう!車両は1/32とお手頃サイズで1/24のキットは使えないけどバリエーションはまずまず。車両の販売もされていて吊るしの商品をその場で走らせることも!

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ドイツ人らしき子供がこの複雑なコースを10秒ちょっとで安定して周回して見せたのには、さすが自動車大国!と認識も新たに。
ここに仕事で通う人には絶好のお宝.仕事終わりの息抜きは午後9時まで可能だと.この冬はスロットレーシングにハマるか?

| 18:27 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月23日

月とSaturnと1等星

夏の白鳥座に蠍、冬のオリオンに比べてめぼしい星座が見当たらない秋の星空
というのも魚座や水瓶座には明るい目立つ1・2等星が含まれず星座を辿ること自体が難しいからです。
と言ってもそれは南方向の話、北に目を向ければカシオペアやへラクレスといった強豪がひしめいてはいるのですが・・・・・

さて24日は月と土星が大接近
火星や木星に比べると幾分小さく見える土星で、なかなか探しづらいのが実のところですが、月の至近距離にくるこのチャンスはみのがせません。
お手元に80倍クラスの天体望遠鏡をお持ちの方は、ぜひこの機会に活用を!
澄み切った漆黒の闇に土星の輪っかがゆらゆらと揺れ動いている様が確認できるかも。
夜半にかけて輪の角度がだんだん水平に近づいてゆくので、これはまたとないチャンス!

お持ちでない方はこれを機会に購入してみては?屈折タイプという細長いものなら案外、リーズナブルな価格で、反射鏡タイプなら意外にコンパクトなサイズで置き場にもこまりません。
夜の8時頃なら東京でも月のすぐ右上あたりに土星が来ているはず。この場所と時間をしっかり覚えておけば数日はこの近くに土星があるはずです。

そしてもう一つ見逃せないのがフォーマルハウト。数少ない秋の1等星で南のうお座に属します。
こちらも月が最も近づくタイミングなので、これを機に両方確認してみるのもいいでしょう!

あ、10月29日の明け方に部分月食が起こります!

| 22:27 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月22日

JAZZ in FUCHU

府中の森芸術劇場では毎年10月第4日曜日にjazzライブが行われていた!
というのを今年初めて知りました。数あるプログラムの中からウィーン・ホールのピアノ・ライブを選択。
府中駅だけでなく隣接する駅周辺も加えて、およそ20会場に毎1時間一組のアーティストが参加。街中や小規模のステージが多い中でウィーンホール?でJAZZ?

実は奏者の桃瀬茉莉さんはジャズピアニストのカテゴリー。オリジナルのヒーリングジャズCD(アルバム)もかれこれ9枚近くをリリースしています。

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残響時間を、空席時には2.16~2.67秒、満席時には1.8秒~2.2秒まで変化させることが可能です。
一眼見てでんと構えるパイプオルガンが荘厳です。

残響時間を、空席時には2.16~2.67秒、満席時には1.8秒~2.2秒まで変化させることが可能ですが、反響音をほとんど感じさせない空間の広がりは広いホールならでは。
おまけにアレンジされたベートーベン悲愴第2楽章やドビュッシーの月の光は、まさにこのホールのためにレパートリーに加えられていたかのよう・・・・
比較的小柄な彼女ですが、とりわけ大型のスタインウェイピアノが尚更巨大に見えます。それもピアノ一台でホールを音符いっぱいにしてしまうほどのパワフルさ。

これは動画やステレオカメラでもおそらく再現できない、現場ならでの体験

【府中市】けやき音楽祭 2023 JAZZ in FUCHUは
   11月4日(土) ルミエール府中会場 でも催されます。

| 18:55 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月21日

KC767中東へ

以前にもスーダン邦人救出のためジブチに向かった航空自衛隊の空中空輸機、KC767がまた出動しました。
見た目はほとんどグレーのボーイング767。給油機といっても燃料タンクは床下に収められるので床上のスペースは座席を並べることも可能です。
ここに200余名の人員を乗せることができることから、旅客機代わりの大役を担ったものです。

イスラエルの猛攻にさらされているガザ地区
だけでなくイスラエルに滞在する日本人の安全も保証の限りではありません。
民間機で出国できるうちに退去が呼び掛けられていますが、今回のフライトは不測の事態に備えるためのもの。その第1便が韓国人を含む80人余の乗客と共にイスラエルを飛び立ち21日に羽田に到着しました。

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羽田空港に767が降り立つ事自体珍しくはありませんがグレー一色の自衛隊機は異例です。

一方ハマスに拉致されていたアメリカ人2人が健康上の理由としてこの程解放されました。イスラエルの強硬姿勢を後押しするアメリカの姿勢にどの様な影響を与えるのか?注意深く見守りたいニュースです。

| 04:52 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月20日

みちのくroad story

今読んでいる時代小説が浅田次郎の流人道中記・・・・ようやく読み終わったところです

江戸から北海道までおかしな二人の珍道中を描いたロード・ムービーのような浅田次郎の人気小説です。
日光街道を北へ、福島、仙台を経て東北路を花巻、盛岡と北上し野辺地から浅虫、青森、三厩と東北本線や旧津軽線のルートを辿ります。

どんなふうにおかしな二人の組み合わせかというと、現代風に言えば破廉恥な罪で遠く北海道の流刑地まで護送されることになった一流官庁の次官あたりと、これを護送するよう命じられたペーペーの新米巡査。(おまけに新婚)
当然飛行機のない江戸時代故に移動手段は徒歩(もしくは駕籠)。何故か潤沢な資金を懐に泊まり歩く宿場でさまざまな出来事に出くわします。

例えば指名手配中の極悪犯と賞金稼ぎの指名手配犯ハンターがたまたま同宿した現場に居合わせたり、親の仇を打つために殺しのライセンスを特別発給された二代目とその仇=御本人が鉢合わせ・・・・・
まるで作り話のような出来ごとに、流刑の身である高級官僚はたちどころに妙案を提案し、八方丸く収めてしまうという痛快なドラマの連続。

浅田次郎の作品では大名倒産を読み終えたばかりでしたが、こちらも負けず劣らずのユニークな設定と痛快なストーリー展開が魅力で、手にした文庫本を手放せずどこにでも持ち歩く現状です。
今や、電車の中で髪の本を開いてニヤニヤしている人も珍しくなりました。が、ようやく上・下巻を読み終えたところです。
読んでいて、もし映画にするなら誰をキャスティングするだろう?と考えたらある経済評論家が頭に浮かびました。アノ人なら、この高級官僚役にピッタリです。
19歳の若い巡査は今お芝居で活躍中の・・・・・新妻を江戸に残して我が儘ものの官僚に付き合わされる若き巡査のキャラを見事に演じてくれそうな気が・・・・

物語のラストは旅の終着点:津軽半島の先まで到達したところで二人揃って江戸に取って返すか、おっかいd
そもそも、なぜ切腹を命じられながら北海道への道中を歩むことに相なったのか?

文庫版の解説はbookbarを長年担当してくれた女優の杏さん。さすが読書家だけあって、鋭い指摘にも唸らされます。多分この解説を先に読んでしまったら、もう買わずにはいられなくなることでしょう。そんな魅力的な一冊でした。

| 20:06 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月19日

「クルーズ・オリジン」

ホンダがGM、その子会社と協業で無人自動運転のタクシー事業に参入を発表しました。しかも東京で2026年に!

ちょっと俄には信じ難い話ですが、本当に実現したら一気にモビリティの世界も変わりそうです。

そもそも現在のタクシー業界では運転手不足やタクシー台数の不足からライドシェアが真剣に議論される状況ですが、これが2026年にはもっと深刻な状況になっている事は明白。
ひょっとしたらタクシーの在り方もかなり変わっているのかもしれません。

そもそも地方都市や過疎地ではタクシー事業自体の存続も心配のタネです。ホンダの新しい試みが歓迎されるのは、むしろこうした地域でしょう。ただ問題は採算性で旧来のタクシー運賃で果たしてペイするのかどうか?
買い物や医療機関に的を絞った巡回バスのような運行形態での実用化なら実現性も高いかも。ただ運賃を抑えるのはかなり難しそう。

都心部を考えた場合事故の不安も拭えません。

対歩行者の場合は相手の速度が限られていますが最近増え始めている電動スクーターの類は移動速度も速く、おまけに法律遵守の意識も低いので厄介です。
タクシー乗車中のトラブルは初動対応が乗客に委ねられる事が考えられ、適切な処理が行えない可能性も考えられます。同意が得られないと発車はおぼつかず、乗客はまず長〜い誓約文を読んで、同意する、をクリックしてから。ということに?
そうなるとやっぱ面倒くさいから、と現場を離脱してしまう乗り逃げも考えられる事から様々なルール作りや対策が必要になって来ます。
勿論法整備が必須であることも。
と、考えると実現のハードルはかなり高そうです。まずはアメリカ側でのサンフランシスコに並ぶ更なる普及が先でしょう。

東京ではまず特区を設けて施行スタート、とする場合何処が適当か?歩行者の少ない場所で需要の高そうなエリアで区画を限定できそうな場所。都心部は二輪車が多いし郊外は自家用車の普及率が高い
この問題一筋縄では行きそうになく、クルマが完成しても許可申請待ちの時間の方が長引きそうな予感も...

| 07:58 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月18日

OMOTENASHI

JAXAから残念な発表がありました。
去年11月に月面着陸を目指して打ち上げられた日本の超小型実験機OMOTENASHIは、打ち上げ後の通信途絶以降、実験機からの電波の探索を行って来ましたが、残念ながら電波は受信できませんでした。

どうやら太陽電池パネルを上手く太陽に向ける姿勢制御が出来ず、電力低下で電波の送受信や地球からの操作コマンド受信が叶わなくなったまま宇宙の迷子になってしまったようです。


既に地球から通信が可能な限界距離に達していることから運用はこれでおしまい。プロジェクトは終了とされました。

無人機なので生命が失われることはありませんでしたが多額の研究開発費が高い勉強代になってしまったことは否めません。が、パーツの多くは輸入品で開発費の削減には役立った事が慰めかも...


他方で先月打ち上げられた小型月着陸実証機 #SLIM (すりむ)は月に向かって順調に飛行を続けているようです。
スイングバイ航法を使って燃料消費を抑えての長い旅路になっていますが、12月末にも月周回軌道に入れる見通しです。こちらは無事の着陸成功を祈りたいものです。

| 22:18 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月17日

#hypertourer

近頃俄かに注目を集め出した(車載用の)全固体電池
その具体案が、今度のモビリティーショーでお披露目されます。
日産の高級ワンボックス・カー「ハイパーツアラー」で、低く伸びやかなフォルムはライバルのアルファードよりも旧い日産エルグランドの延長線上にあるもの。

ショーに出品されるモデルではセンターピラーを無くし、前後対面式のシートを奢るなど昔のワンボックスカーの流行を彷彿させる内装が奢られています。
この内装がそのまま市販化につながるかは疑問ですが、個体電池ならではのスペースを活かした低重心のスタイリングは脈がありそうです。
トヨタと並んで、日産も個体電池の開発には鎬を削っていて、元社員が立ち上げた樹脂電池と併せて成り行きが注目されます。

全固体電池が実用化されるのは少なくとも二つ先の、つまり四年後のモビリティーショー以降になると思われ、その頃には画素理念人を搭載して登場する新車の数もグンと減っていることが考えられます。
2027年の業界勢力地図がどうなっているのか?それを想像しながら今年のショーを目に焼き付けておくことも貴重な記憶の1ページとなることでしょう。

| 22:27 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月16日

ここに"わたしの好きな昭和"が

港区の郷土資料館(歴史館)?・・・・はて、どこにあったか?
意外にも自然教育園の至近距離にありました。しかも白金台駅のすぐ前

ここはもともと公衆衛生院というクラシカルな立派な建物があった場所
イヤ、今でも建物は残っています。そのインテリアが郷土資料歴史館として無料公開されています。

戦前、昭和13年の建築。施工は現在の大成建設です。なんと2002年までは現役の国立健康医療科学院として現役でした。
ゴシックデザインが美しい、内田祥三の手がけたものには、あの東大安田講堂があり、そう言われてみればなんとなく似ていなくもない印象です。

その美しく保たれたインテリアも魅力的ですが、一階の資料展示室には興味深い港区の歴史を辿る展示も。
一画に設られた畳の部屋には懐かしい昭和のグッズが・・・・靴を脱いで畳の上に座り昭和気分いっぱいの写真を撮ることも可能、意外な穴場・映えスポットです。

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昔懐かしい真空管式のラジオや今の主役だったステレオ(レコードプレーヤー)セット。 テレビという名の受像機がお茶の間の主役だった数十年前の光景を偲ばせるアイテムも貴重な実物たちです。 Dsc09191 至近距離の自然教育園、「旧朝香宮邸」とも呼ばれる東京都庭園美術館とセットで見学したらほぼ1日コース。 華やかな昭和の初めの雰囲気をリアルにたっぷりと味わえるこんな東京巡りはいかがでしょう・・・・

| 14:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月15日

極薄で(札幌を抜き)ぶっちぎりの日本一

見事日本一のご当地ラーメンの座に輝いたのは・・・・・
酒田(山形県)のラーメン

新宿で行われた「日本ご当地ラーメン総選挙」で札幌ラーメンを抜いて見事初代王者に!
で、その酒田ラーメンとは?

スープのベースは煮干しやトビウオ、昆布などに加えて灰汁(あく)をとった豚コツや鶏ガラを混ぜたゴージャスな芳醇な旨味と香りが広がるテイストだとか
札幌味噌ラーメンや博多豚骨ラーメンを倍以上のポイント差で引き離した1位も頷けそう。
そこに極薄のワンタンを乗せたところがポイント。
自家製麺率の高さも、高評価につながっているようです。

ネットショッピングでは家庭で味わえるインスタント製品も見受けられるので、これから酒田ラーメンが脚光を浴びる時代が訪れるのかも・・・・

そんな山形から新米が届きました。

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「つや姫」は25年前、山形県で食味日本一を目指して開発がはじまった品種で、近年コシヒカリを猛追して人気急上昇中。
食欲の秋、食べたらかなり運動しないと・・・・・・

| 22:25 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月15日

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シビックファン、とりわけタイプアールが好きな人は今夜のdrive to the futureは必聴かも
チューナーとして有名な今夜のゲストはかつて、鈴木亜久里や片山右京と同じ世界を目指した逸材
それがいつしかハコ(量産セダン)のレースで頭角を表し・・・

詳しくは番組の中で・・・・

| 18:52 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年10月14日

total eclipse

現地時間では14日,アメリカ西部を中心に金環日食が見られそうです。

見た目の月が小さいのでリング状に隠れた太陽が見られるレアな光景になりそうです。

さて現地時間では0時、日本時間の午前6時がイスラエルの呼びかけたガザ地区北部の避難の為の猶予タイムリミットです。

果たしてガザで地上戦、と言う事態になるのでしょうか?

イスラエルとしてはハマスを壊滅しない限り納得は出来ないでしょうから徹底的な作戦の可能性も充分にあり得ます。
世界は再び緊張の瞬間を迎えるのか?

この1日の動きからは目が離せません。

| 01:28 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月13日

mobilityshow

東京モーターショー改めモビリティーショー開幕が半月後に迫ってきました。
予想イラストが公開されたトヨタのブースをのぞいてみます・・・・
乗り降りできる、平置きの展示車のほぼ半数はランクル一族、人気の300系はもとより70系あり250系あり 
更には参考出品者の中にもランクルジュニアと噂される未発表の四駆の姿も・・・・

さて、カクテル光線を浴びるステージ上には二台のベールをかぶった新型車が!
一台は明らかにラージサイズのセダンと思しき車。シルエットから見てSUVではなさそうです。ということはレクサスLSか、ミライの新型車?
気になるのは隣に鎮座したもう一台の存在です。
サイズは明らかにふた回り小さく、セダンだとすればレクサスのIS、トヨタブランドで新セダンは考えにくいので、ひょっとしてハチロクに並ぶクーペ?
噂されるセリカの復活だったらオジさん世代はどんなにか心ときめくことでしょう!
一方専門誌他ではMR2の復活が噂れており、これも可能性がありそうです。

実はスバルのホームページにもセダンより明らかにキャビンの小さい車がシルエットで登場しており、ハチロクの後継者としてミッドシップのスバルが登場するかも?!

さらにステージ上には商用車の新規モデルにも見える参考出品車の姿も。移動販売車の体裁をとっていますがライトエーストラックもそろそろ刷新されてもいい頃合いでしょう・・・・

ぱっと見、あまりEVに特化した様子は見られず、むしろガソリンパワーでグイグイ進むランクルを主役に据えているようにも見えます。
今度のモーターショー、もといモビリティーショーではモーター搭載車が圧倒的に増えると見込まれるだけに、各メーカーがどんな方向性を見せるか、例年になく興味深いところです。
(プレス公開は再来週、一般公開は月末の予定)

| 20:38 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月12日

Toyota出光

トヨタが電気自動車の画期的な原動力、個体電池の開発、生産で出光とタッグ
・・・・そうか、EV時代になると石油業界も生き残りがたいへん。そこでトヨタと電池で手を組んだのか?

と思いきや、実はそうではなかったよいうです。
個体電池では電解液の代わりに硫化物電解質を使います。実はトヨタより5年も早く出光が2001年から開発に着手、トヨタも同じ物質に目をつけていた・・・・
というところから今回のパートナーシップに至ったようです。

実は2020年には、すでに全固体電池の試作車がナンバーを取得して駅伝の伴走も務めています。
個体電池の凄いところは充電時間の短さで、スタンドでガソリンを満タンにするのとさほど違わない時間で充電を終えることも可能。
まさに、夢の電池と呼べるかもしれません。実用化すればゲームチェンジャーになることは必至。

ただし、問題がないわけではなく、試作車を通じて露見したのは寿命の問題。更にはコストの問題も重要です。

リチウムイオン電池が自動車に搭載され始めた頃、量産効果でコストは次第に下がっていく、と考えられていました。
しかし、実際のところEVの販売価格はちっとも安くなっていません。それどころかリーフの2倍も3倍も電池を積んだ高価格車が登場することはあっても大衆車並みの価格はまだまだ実現されていません。
全固体電池がこの価格問題をどう解決してくれるのか?
仮に、もしもリチウム電池を凌ぐ性能をリチウム電池以下のコストで発揮するようなら、今走っているリチウム電池車がすかさずご用済みになってしまいます。そうなると業界は上を下への大騒ぎ・・・・

になるかどうかは今のところわかりません。でも、なったら凄いことです。

トヨタと出光は、まず電池量産に向けてテストプラントの構築から手がけます。
ここで、安い高性能の個体電池が量産できるようであれば、業界地図も大きく塗り替えられる・・・・・

ガソリンエンジンのマニュアル車を峠道で早く走らせるテクニック、なんて昔話とコミックの世界だけの話に?

| 21:10 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月11日

model2?

これまで度々スクープされてきたテスラの最廉価版=モデル2
ここ数時間のうちで新しいモデル2のスクープ写真が出回っています。

これ迄流布していたモデル2の写真はいずれもモデル3の縮小版、大差のないデザインだったのが
今出回り始めたモデル2は新型のプリウスと見紛うばかりの格好よさ。あのカウンタックにも真っ向から勝負できそうなプロポーションです。
航続距離は300−400kmと予想され、予想価格は英国で22,000ポンド。ほぼ今のリーフ/BYDと肩を並べる水準のようです。

ライバルと目されるのはVWのid3やプジョーの208、価格で優位に立つ中国車対策でしょうか?

登場が予想されるのは2025年のようで、未確認の情報では年産400万台を目論むとか?
その割にはちょっと高めの価格設定にも思えますが、果たしてどこまでコストダウンが進むのか?
そのSUVには太刀打ちできないスポーティーなスタイリングが魅了的なだけに登場した時のインパクトが今から楽しみです。

| 19:17 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月10日

まだ分からん

昨日朝、唐突に発表された津波注意報
先週木曜日にも同じように鳥島付近の地震による津波注意報が出されました。
が、今日の地震では震源の詳しいデータが不明のまま
それは今日になっても依然わからないままになっています。

こんな事ってあったでしょうか?
遥か遠く小笠原諸島なら震度計が無くもありませんがそこから離れてしまうと地震波を正確にキャッチするのは困難です。
実際八丈島で観測した地震波もP波なのかS波なのか判別もつかなかったということです。
でいきなり津波の第一波が観測されて津波注意報の発表となったのが昨日のケースでした。

これが海底火山の活動を意味するのか?大規模な断層のずれなのか、詳しくは分かっていません。
一つだけ言えるのは今後も要注意だと言う事。海水浴シーズンは終わっていますがダイビングは今が絶好のシーズン。沖縄近辺を含めた海のレジャーにはくれぐれもご用心を!

| 23:14 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月08日

propilot2.0

10/8放送のブリヂストンdriveto the future
は盛りだくさんの内容
フェラーリ試乗あり、空力の話あり、自動運転の考察あり...
番組後半ではピストン師範が仙台往復で体験して来たレベル2の自動運転技術の凄さ!


日産の新しいミニバン、セレナに搭載されていたのが
自動運転のプロパイロット2,0・・・・これまでのバージョンとどこが違うか?
最大の目玉は手放しで運転できるハンズフリーのステアリングです。
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主電源をセットして、高速道路上でオンにすると、まず手を添えたこれまでの自動運転モードに
さらに5秒ほど待っていると計器盤の表示がグリーンから青に変わって、両手を話しても車は車線内を自動で沿う呼応してゆきます。

眠そうな目をしたり携帯などに目線を移すとすぐに監視k目らがキャッチして警告の上自動運転を解除されちゃいます。
だから安全確認は必要です。
もう一つ新たな機能は自動追い越しモードや自動車船変更モード。
条件が揃い、先行車のの後ろに追随したらボタンをセット。クルマはウィンカーを出して、後方・側方を確認したうえで車線を変更します。
先行車を追い抜いたら再び元の車線に。これは便利です、というか感動ものです。やたらときのうを使ってみたくなり車線変更の鬼と化してしまうかも???

さて、自動運転のもう一つの評価基準、コーナリングの作法はどうでしょう?
まだ完全とはいかず、いわゆるビリヤード走り、というか多角形コーナリングの印象はぬぐえませんでした。
私がやるようにコーナー入り口で一発で切れ角を決める、というような芸当は、これからの課題です。

試乗の道中、セットしてもブルーに移行しない場面が二回連続で発生していました。
社員のお兄さんもこれはめったに見たことない、というレアケースのようですが、システムに100%頼るのはまだまだ次期尚早、という教訓を教えてくれました。

原因は不明とのことでしたが、何かの条件がそろっていなかったのか、センサーの不具合か?
いずれにせよ完全な無人運転のレベル5実現まで、まだまだ開発の余地は山ほどあるな、という印象です。

参考までにこの機能は月額2千円程の使用料が必要で、ナビに最新情報をダウンロードしたり、車間通信などのコスト負担が求められるようです。

Dsc_8932


通常表示に飽きたらこんなアナログ表示にも!
帰り道のドライブが億劫でなくなったら・・・・
ひょっとして日曜日の交通量がもっと増えたりして・・・・

| 19:10 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月07日

いくつのcrown?

ヒルズアリーナに新しいクラウンが勢揃いしています

昨年クロスオーバーが先行デビューした時には写真のみだったスポーツ、エステート、セダンが一挙公開。Img_8461

シートに座り込んでハンドルを握る長い列ができています。

 

ヒルズアリーナにこんなふうに新型車が並ぶ光景は実に久しぶり。しかも、ハイブリッドとはいえ全車がガソリンエンジン搭載車

ちょっとホッとします。

で、去年から疑問だった課題をトヨタの人に直撃!セダンは後輪駆動、他はエンジン横置きで四輪駆動、phevとのことでした。

車中泊なら荷室の長いエステートが最適、記念写真で映えるのはクロスオーバー、でも一番売れそうなのがスポーツ?

Img_8469

4択なら迷い甲斐がある?

いや、警視庁のパトカー選びも悩みどころです。5m近いセダンなのか、2トーンカラーの似合うクロスオーバーか?

遅かれ早かれ、この中のどれかが近所の警察署にも配備されるのかな?

| 22:10 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月06日

㈯は「MUSIC TRAVELERS」

『BLUE IN GREEN』に【新コーナー】のおしらせ
鉄道ネタに飢えていたJーWAVEリスナーの皆様、お待たせいたしました。鉄道にフォーカスした番組コーナー誕生です。

毎週土曜放送の『BLUE IN GREEN』内で、新コーナー「MUSIC TRAVELERS」がスタート。
ナビゲーターは:甲斐まりか <旅と音楽をテーマに、電車旅の魅力を紹介します>

「人生を豊か にする旅と音楽」をテーマに、大阪のFM802、九州のCROSS FM と連動した 3 局合同キャンペーン企画として展開します。
西日本の魅力や電車旅の魅力を、番組のロケ取材を通してお届けするほか、お聞きの皆さんから寄せられたおすすめの、とっておき情報なども紹介。

記念すべき第一回の放送は東京駅から北陸新幹線で金沢駅へ
来年には敦賀まで延伸する路線ですが、金沢が終点なのも今のうち、どんな景色が広がっているのか?興味深いエリアです。

土曜日 12:55~13:15(『BLUE IN GREEN』土 12:00~15:00 内)を是非お楽しみに

| 22:51 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年10月05日

可哀想なクマ

今日は何故かクマが登場するニュースが続きます。
秋田美郷町の 作業小屋に4日、親子連れのクマが入り込んだのを目撃されて、仕掛けられた檻に入っていたのが確認されたのが今朝のこと。
檻ごと運ばれたクマ親子、山に放つと再び人里に降りてくる可能性があり近所に保育園があることから、住民の安全を守るため

として駆除されてしまいました。
ニュース映像ではまだ檻の中で動きまわっていたクマの姿が捉えられています。

当の熊にしてみれば例年に無い異常気象で本来なら取れるはずの秋の果実が手に入らなかったのでしょう。人里に降りるリスクを冒してまで乳飲み子たちの空腹を満たそうとした事が考えられます。
本当にクマ達に殺される程の罪があるのでしょうか?

そもそも地球温暖化を進めてしまった罪は人間の方にあります。餌を求めて活動範囲を逸脱したクマに過失はあるのでしょうか?
人的被害が無かっただけにクマの親子が不憫でなりません。

同じくらいの緯度にある岩手、花巻でもやはり親子の熊が目撃されました。今日になって該当の茂みを探したところ姿は見えず。命拾いしたクマ達にホッとします。

そうかと思えば宗谷地方を走るJR北海道のディーゼル車がクマに衝突、列車は13時間も足止めされた上、乗客1人と運転手1人はその間缶詰に!
列車の下敷きになってしまったクマも不憫です。おそらく生まれて初めて汽車を見たわけでもなかろうに...


今紅葉前線が北海道の山の上から日々里に降りてくる季節。
クマたちだって冬眠を前にしっかり食物を食べておきたいタイミングです。

この夏から街中で目撃されるクマのニュースが相次いでいます。
猛暑の影響で市場に出回るトマトが品薄なのを見るにつけ、我慢を強いられるのは我が家だけじゃ無いことを思い知らされます。
でも命まで奪われてしまうのは!...

| 22:03 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月04日

prince1900sprint

プリンス自動車がまだ独立した会社だった1960年ごろ、魅力的なスポーツカーがいくつも生まれていました。
有名なのは1960年のスカイラインスポーツ、これはなかなか街中で遭遇する機会も稀で、最近になって初めて実車を見たという人も多いはず。Img_2038
この車の土台はまだシャーシフレームを持っていた頃の初代スカイライン。

実はほぼ同じ頃、やはりイタリア人デザイナーに委ねられたもう一つのスーパースポーツが存在していました。
いましたというのは、もう実車が失われてこの世に存在していないからです。

最初は試作車の小型セダンを土台にイメージスケッチが描かれましたが、やがて2代目スカイラインの開発が始まると、こちらを土台にしたでざいんに修正されます。
初代はノーズが短く、ミドシップの宇宙船みたいな佇まいだったのが、スカイラインに合わせてノーズが引き伸ばされ、GTカーとしてのプロポーションが整います。

ノーズに収まっているのはスカイライン搭載の4気筒エンジン、つまり当時としては先進的なOHCで、ツインキャブレターを奢ったものでした。

この幻のスカイライン1900スプリントを再生産しようというプロジェクトが始動。
残されていた図面と、精密な写真をもとに、3D測定が行われ、実寸のクレイモデルが作られては写真と比較。修正を繰り返して実物と寸分違わぬ木型が出来上がります。
ここからは昔通りの手作業での板金工作・・・・・車台には実際に使われた2代目スカイラインのモノコックシャーシが使われています。

そして、今年春には鈴鹿サーキットで実走するシェイクダウンテスト。そう、モックアップではなく自走できる再生産された車両なのです。
それがこのほど日産本社で展示されている世界にたった一台の2023年製スカイライン1900スプリント。
フロントエンジンとは思えない、優美なフロントスタイルとちょっぴりフェラーリっぽい雰囲気のある魅力的なテール。

Img_2065もしも60年前にこのクルマが世に出ていたら・・・・・それもスカイラインGTの誕生前に・・・・
プリンス自動車のあり方も或いはかなり違ったものになっていたのかも?
日本グランプリでポルシェを追い回したスカイライン GTが俊足セダンの名を欲しいままにしたあの頃、もしもスプリントが市販されていたら117クーペや初代シルビアのような孤高の存在だったことは想像にかたくありません・・・・・

| 18:13 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月03日

暑さ寒さも彼岸まで

とは、よく言ったものだと今年も感心・・・・してからもうすぐ2週間
流石に今週はあの太平洋高気圧由来の暑い空気が失せて、冷たい高気圧がもたらすヒンヤリとした心地よい風が・・・・

3時のニュースでお伝えしたように北海道の屋根=旭岳では初雪の便りが伝わってきました。
標高1500mの7号目付近では1センチの積雪も確認されています。

気象台が発表する初冠雪、という基準はあくまでも気象台から人間が目視で確認した現象を言います。
だから曇ってガスがかかっていたり視程が悪かったりするとはっきり見えるまでカウントしてもらえません。
この日の時点で、日本の観測点ではまだ今シーズンの初冠雪はゼロ。旭岳の雪はロープウェイ運行会社の職員などが確認したもので気象台のオフィシャルな記録にはふくまれません。
(でも翌日4日にはちゃんと気象台から初冠雪のお墨付きをもらったので、富士山よりも早く第一号の栄誉に輝きました。)

この旭岳のロープウェイ、降りるとそこは反対側の黒岳と並んで、日本一早くオープンするスキー場としても有名です。
所沢の人口スキー場を除けば、11月中にも気の早いスキー客が訪れ、駐車場には道内のみならず、関西方面からも遠征してくるクルマがめずらしくありません。

初滑りにはまだまだ時間がかかりますが、紅葉前線は確実に南下。
本来なら10月初旬の今頃は北東北にも紅葉前線が達し、八幡平とか十和田の観光地は順々に錦絵のような見事な紅葉が見られるはず。

もっとも今年は季節外れの暑さだったので、果たして暦通りのタイミングで色づくのかどうか?
25年前のちょうど今頃は北海道小樽市郊外の山間の紅葉がちょうど見頃でしたが・・・・・・

| 17:52 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月02日

『JAM THE PLANET』、リニューアル

JAMザ・ワールドの伝統を引き継いだ番組、ジャムtheプラネットが今日からリニューアルします。
これまで一人でナビゲーターを務めてきたグローバーさんに加え、7時台を新メンバーが担当します。
#🎙新ナビゲーター:吉田まゆ さん(月・火/19:00〜20:00担当)はロイター通信で長く活躍し、日本からも世界に向けた様々なニュースを海外に発信してきた実力派。
番組冒頭ではヘッドラインニュースを増量し(当社比およそ4倍)吉田さんならではの切り口でにほんのニュースに斬り込みます。

そして(水・木/19:00〜20:00)はお馴染みの堀潤さんが担当します。堀さんはこれまでもジャムザ・ワールドのほかスピナーの配信番組、UPクロースで毎週木曜日を担当しています。
今回、久々にリアルタイムの電波に乗せて声をお届けできることになりました。あえて紹介するまでもなく元NHKアナウンサーを経てエイトビットニュース主宰、様々なメディアで幅広く活躍しているジャーナリストです。

そしてこれまで同様グローバーさんは(月~木/20:00〜22:00)の担当。
リニューアル・新ナビゲーターを迎えた新しい『JAM THE PLANET』は月~木 19:00~22:00
これは今までと同じ。これまでお聞きいただいている方も、これからもっとニュースにびんかんになりたい人も衣替えした『JAM THE PLANET』をどうぞご贔屓に!!

さあ、いよいよ明日からは10月。気分も新たに

| 05:56 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年10月01日

BYDdolphin

今日のブリヂストンdrive to the futureはBYDの新型車と、新しくなったトヨタ・センチュリーの新車レポート!
ピストン師範はこの中国製EVにどんな評価を下すのか??


先頃BYDドルフィンの価格が発表され、上等な方で400万円、安い方だと350万を少し超える程度で、補助金の恩恵を受ければギリギリ200万円台突入という絶妙な値付けです。
都道府県によってはさらに上乗せも期待できるので、プリウス並みの価格でフルEVが買えそうです。
すでに国内には先行するアット3が700台ほど輸入されているので、これを上回る台数のセールスも期待できるとか?
ただし、充電器の設置場所は社外の施設を頼るしかなく、充電ジプシーは覚悟しておいた方が良さそうです。

ところでここ10年、いや15年のEV用リチウムイオン電池の性能とコストを見てみると、ほとんど進歩していないように感じるが如何だろう?
中にはガソリン車と同等以上の航続距離を謳い上げるEVも珍しくはない。が、それは電池の効率が上がったのではなく単純にたくさん積んでいるからだ。
電池1セルの起電力は皆同じ。それを60kwだの70kwだの山のように積み込むことで航続距離はなんとか・・・・・

しかしこの重い電池をフル充電するにはそれなりの長時間、もしくはハイパワーの急速充電器が不可欠だ
たかだか、30kwにも満たない初代のリーフはお家で8時間もあれば満タンになった。普通に働いている通勤用の自家用車ならこれで十分だった。
けれど毎日自宅で充電もままならない人だっている。航続距離は長い方が充電に出かける回数も少なくて済む。それゆえ大容量バッテリーなのだ。
電池はまだまだ高い。
量産効果を期待してはいたもののそんなの関係なさそう。20kwでも電池を積もうものならガソリン車に200万円は上乗せを覚悟!
80や90kwなら言わずもがな・・・・・


ある噂では今度のどるふぃん、革命的な低価格も噂されてた様子。
でも実際に蓋を開けてみればサイズ、電池、価格のどれもアット3と何割も違わなかった。確かホイールベースは同一のはず。
しばらくはサクラに挑めるような割り切り型の低価格EVは現れてこないのではないだろうか?

というのが私の見立てでございます・

| 16:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月01日

October

今月末で東海道新幹線から姿を消す車内販売・・・・・
あの固〜いアイスも、今月が食べ納め・・・・・
 
さて10月のローカル線・月めくりカレンダーは秋田内陸縦貫鉄道
と言うより、旧角館線や阿仁合線を引き継いだ第3セクターが両者を南北で一本に結んだ100km近い長大ローカル線です。
太平洋側では一足早く、三陸鉄道が南北縦貫鉄道として産声を上げており、あるいはその成果を横目に生まれたのかもしれません。

Dsc_6515


南側の角館線は秋田・岩手の横断線=田沢湖線から枝分かれする支線で主な利用客は田沢湖を訪れる観光客のアクセス・ルートとして機能しました。
北の阿仁合線は鷹ノ巣駅から南下して田沢湖方面を目指しますが、これといった観光地は小さなキャンプ場くらいしかおもいあたりません。
一本につながったことで、青森や弘前の住民が、角館や田沢湖を訪れるのに利用する価値はあるものの、逆に大曲の住民が弘前や青森を頻繁に訪れるかというと疑問です。

そもそも分水嶺を挟んで峠越えのルートとなり、文化圏や生活圏も異なる二つの地域が結ばれることで、どれほどの効果が上がるのか?
それは現状の経営状況を見ても湧いてくる疑問です。県境を挟むため通学や通院という固定客も望むことができず、地元民の足は当初からクルマ。
つまりこの路線を利用しにくるのはほぼよそ者で占められることになり、リピーターが定着するかも疑問です。

とはいえ、二つの県を挟んで自然豊かな、と言うより奥深い山間を進んで行くルートは、四季の変化をダイレクトに感じられる景勝地の連続でもあります。
北東北の北緯40度近辺ともなれば、間も無く10月の初旬には紅葉真っ盛りを迎えているはず。猛暑の今年は分かりませんが、県境の標高の高い場所なら、10月の10日前後には見事な紅葉が見られるはずです。
そこから、標高が下がるにつれて紅葉前線も里に近づいてきて、角館市内であれば11月初めには紅葉のピークを迎えるはず。つまりこの期間はいつ乗車しても確実に見事な紅葉が堪能できると言うこと。

角館ではゴールデンウィーク前の桜並木もみのがせません。そこから弘前まで直行して花見のふた股を掛け持ちすることだって可能。大曲を経由して秋田から奥羽本線経由で弘前へ遠回りするより、うまくすると残雪の山並みが、まだ見られるかもしれません。
つまり、新幹線の停車する大曲から弘前へのバイパス的な役割も併せ持つのです。

第三セクターとしての秋田内陸鉄道の頑張りにも期待したいところです。
イベント列車としてワイン列車や利き酒列車の企画、コスプレイベントや実物の車両運転体験など、マニアに向けた集客策も用意しています。

紅葉が終われば間も無く初雪の便り・・・・・
北東北でもいち早く雪の中を爆進する姿を撮影できそうなのも、このエリアの役得です。
ほら、モゥ乗りに行きたくなったでしょう!

| 10:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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