2023年10月21日
KC767中東へ
以前にもスーダン邦人救出のためジブチに向かった航空自衛隊の空中空輸機、KC767がまた出動しました。
見た目はほとんどグレーのボーイング767。給油機といっても燃料タンクは床下に収められるので床上のスペースは座席を並べることも可能です。
ここに200余名の人員を乗せることができることから、旅客機代わりの大役を担ったものです。
イスラエルの猛攻にさらされているガザ地区
だけでなくイスラエルに滞在する日本人の安全も保証の限りではありません。
民間機で出国できるうちに退去が呼び掛けられていますが、今回のフライトは不測の事態に備えるためのもの。その第1便が韓国人を含む80人余の乗客と共にイスラエルを飛び立ち21日に羽田に到着しました。
羽田空港に767が降り立つ事自体珍しくはありませんがグレー一色の自衛隊機は異例です。
一方ハマスに拉致されていたアメリカ人2人が健康上の理由としてこの程解放されました。イスラエルの強硬姿勢を後押しするアメリカの姿勢にどの様な影響を与えるのか?注意深く見守りたいニュースです。