2023年10月17日

#hypertourer

近頃俄かに注目を集め出した(車載用の)全固体電池
その具体案が、今度のモビリティーショーでお披露目されます。
日産の高級ワンボックス・カー「ハイパーツアラー」で、低く伸びやかなフォルムはライバルのアルファードよりも旧い日産エルグランドの延長線上にあるもの。

ショーに出品されるモデルではセンターピラーを無くし、前後対面式のシートを奢るなど昔のワンボックスカーの流行を彷彿させる内装が奢られています。
この内装がそのまま市販化につながるかは疑問ですが、個体電池ならではのスペースを活かした低重心のスタイリングは脈がありそうです。
トヨタと並んで、日産も個体電池の開発には鎬を削っていて、元社員が立ち上げた樹脂電池と併せて成り行きが注目されます。

全固体電池が実用化されるのは少なくとも二つ先の、つまり四年後のモビリティーショー以降になると思われ、その頃には画素理念人を搭載して登場する新車の数もグンと減っていることが考えられます。
2027年の業界勢力地図がどうなっているのか?それを想像しながら今年のショーを目に焼き付けておくことも貴重な記憶の1ページとなることでしょう。

| 22:27 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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