2023年01月31日

final day東急本店

東急東横店は既に解体工事も進んで跡形もなくなり東急本店も今日を最後に営業を終えます。

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渋谷にあった大型の書店は大盛堂と並んでこのMARUZEN & ジュンク堂書店 が飛び抜けたフロア面積で、探している本が見つからないとまずここを頼ったものでした。

109のさらに奥、地の利はない場所でしたが裏手に回ると静かな松濤の住宅街で舗道沿いの静かなカフェで喧騒からは隔絶されたひとときを過ごすことさえできました。

本店までの道すがら左手にはロシアカメラも並ぶ中古カメラ店があって、買うべきか散々迷ったのも一昔前のこと.この道を行き来するのは文化村に赴く時だけになるのでしょうか?

往時には渋谷の駅前から送迎用のマイクロバスが発着していたのも特色で、界隈でマイクロバスにタダで乗車できる場所も希少でした。
そもそも百貨店という業態、50年以上前は小売り業の頂点に君臨していて日曜日に家族揃って出かける行き先の筆頭候補でした。一階に化粧品、2/3階に婦人服売り場。老舗の三越は呉服屋がルーツでこの業態も早くから取り入れていたのも頷けます。
紳士服フロアのさらに上は子供服とおもちゃ売り場。昔は直行していたところです。そして、飲食街があったり屋上遊園があったり、マッサシク家族総出で楽しめる場所だったのです。
そして、文具や書店のフロアがあって催事場があって・・・・もっぱら最近はここ重視です。催事場が最上階なのは帰り道に各階売り場へ誘導するためだと聞いて納得。

明日からは渋谷に大型の書店が消えてなくなる訳で、そうなったら新宿まで余計に運賃を払って足を伸ばさなければならなくなるのは残念以上に出費増も問題です

| 13:16 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月30日

黒牢城

166回直木賞に輝いた時代小説が米澤 穂信の作品 | 黒牢城(こくろうじょう)です。
舞台は今の伊丹市あたり、南には織田信長の勢力、関ヶ原の決戦を控えた激動の時代です。

今で言うなら阪急沿線に「有岡城」(兵庫県伊丹市)を構え織田信長と対峙する戦国時代の武将=荒木村重 ... 通称摂津守、村重(むらしげ)は敵方の人質・黒田官兵衛を捉え、獄中に生かしておきます。
なぜ捉えた相手方のスパイを生かして置いたのか?
切れ者の官兵衛は、不可解な殺人事件の糸口をいとも簡単に解き明かしてみせます。

物語は序盤から謎解きの面白さを軸にどんどん読者を惹き込んでいきます。謎解きの後、第2章では夜討ちで挙げた成果についての一悶着。
どうやら敵将の首を討ち取ったらしい、が誰が殊勲を成したのか?それぞれに経緯の違うグループがいて、どちらが関与したかを見極めることはこれからの城内の統率にも大きく関わってくる問題・・・・
またもや村重は地下牢に赴き、官兵衛の知恵に頼ろうとします。

同じく直木賞受賞作の塞王の盾とはテンポも展開も異なりますが、戦国の世にあって武将たちのリーダーシップをリアルに捉えているところは同じ。
スピード感のある「塞王の盾」に比べて、推理小説タッチの黒牢城は一味違った読み心地で魅了してくれます。

果たして有岡城の行末は?摂津守村重の運命やいかに。あ、それから黒田官兵衛は牢獄から生きて出られるのか?・・・・・・結末も楽しみな一冊です。

そういえば伊丹の街並みにどこか武家屋敷のような佇まいの場所(伊丹酒蔵通りです)があったような・・・・・城跡は大きなイオンモールが建っていた場所でした

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2023年01月28日

KENBLOCK

アメリカ版土屋圭一みたいなドリフト・キングがケンブロック,惜しくも先日不慮の事故で亡くなりました。
生前に遺したかっ飛びの走りがAudiのプロモーション[Ken Block's ELECTRIKHANA: High Stakes Playground; Las Vegas, in the Audi S1 HOONITRON]

電気四駆のスポーツ2座を巧みにドリフトさせながらラスベガスの街を突っ走り、ホテルのロビーでドーナツターンを決めて立体駐車場の屋上でシャドーボクシング
道路封鎖や撮影準備の規模を考えるとちょっとした映画並みの手間暇です。

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これだけの腕と知名度を持つドライバーを押さえることはもう,難しいのか?

何年か前英国の人気番組トップギアに登場してロンドンの街中からバッキンガム宮殿前までタイヤスモークの嵐に巻き込んだシーンが懐かしい思い出です。その時のカーナンバーもトレードマークの43、愛車はシャコタンのムスタング。

ケンが今回のビデオで明らかにしてくれたこと。
電気になったらドライビングプレジャーなんかあり得ない。そう訝るアンチ派にEVでも変わりなくドライビングスキルは発揮できるのだよと教えてくれているかのようです。

ケンの操ったAudi S1 Hoonitronがヒルズや二子玉RISEで展示されています。
こんなクルマだったら、試乗だけでもしてみたくなるものです!
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| 22:05 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月27日

社長代わってくれる?

トヨタの豊田彰男社長が会長職に退き、後任にはエンジニア畑でレクサス部門のリーダーに託しました。
前の会長内山田さんはプリウスの開発責任者を経て社長に。3代連続で現場に明るい人材の登用です。

果たしてトヨタのスタンスはこれから変わるのか?
社長の交代劇で印象に残るのはホンダの創業者本田宗一郎の退任です。

もう若い奴らの考え方はわからん!と言い残した本田社長の退任劇はホンダの大きな転機でもありました。
空冷エンジンの信奉者だった本田社長に反旗を翻したのが水冷のシビック、そして軽のライフでした。
このシビックがオイルショックの時流にも、排気ガス対策の先兵としても大きな凱歌を挙げたことが、少なからず本田社長のプライドを萎えさせたのかもしれません。
あるいはタイミングを見計らっていたのか?

違う意味での社長交代劇ではマツダのヘンリー・ウォレス社長、日産のカルロスゴーン社長の礼があります。
ゴーン社長はルノーが送り込んだ劇的なカンフル剤として、日産のカラーをも大きく決定づける象徴的な存在でした。
自身がフェアレディZの愛好者でもあり、GTーRの復活にゴーサインを出しいたことでも知られます。後味の悪い末期を迎えましたが、電動化の反撃はまさしくゴーン路線から生まれた賜物。ルノーとの資本関係も4月からは対等となり、欧州への影響力で見ても見事名ばかりの回復を見せています。

マツダにフォードから4送り込まれたヘンリー・ウォレス社長の時代も、困窮の時代のさなかにありました。ブランド力の強化や魅力ある車開発など着実に成果を残してのちにフォードは撤退。窮地を救ってくれた恩人のようでもあります。

さて、今度の佐藤・新トヨタ社長、自らも旧い86のオーナーであり開発責任も部門トップもこなせるオールラウンダー、おそらく彰男社長のめがねにはかつてから適っていたのかもしれません。あとは譲位のタイミング、内山田会長の退任がそのトリガーでした。
レクサス部門はいち早くフル電動化を打ち出しており、佐藤イズムがこれからのトヨタをどんな色に染めていくのか?

豊田新会長は自身が強力な広告塔であることを十分踏まえて、トヨタだけでなく日本の経済界のかじ取りも期待されます。まずは経団連会長も当確でしょう。あとはタイミング次第・・・・・

とりあえず社長の重責、お疲れさまでした。と同時に佐藤新社長の手腕に注目です。

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2023年01月26日

E257

引退したJR185系に代わる伊豆半島への足が257系特急電車
元はと言えば房総や中央本線で活躍した直流電車でした。リフォームされてこのほど踊り子号に。
このほどようやく乗り心地を確かめることができました。

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意外にも座席は全部指定、自由席目当てに飛び乗ろうとしても無理です。
同じルートをサフィール踊り子が走りますが全グリーン車のあちらは別格、特急指定運賃で乗れたスーパービュー踊り子が懐かしい・・・・・
特徴的なのは元普通車と合造車だった半室グリーン車、全部グリーンになっても窓配置は元のままという珍しいおいたちの車両です。

モーターのついた3号車に乗ると、毎日のように聴き慣れた交流モーターの音が聞こえてきます。
185のように窓を開けることもなく、大きなガラス面越しの景色はデラックスにも見えます。これは着色ガラスの影響も?
車端部におもむくと、小さなロービーコーナーが。喫煙したり、軽食をとるのは不可能ですが、ちょっと目先を変えたい向きには暫し、くつろぎの場かも

モーターなしの付随車に乗り換えると客車列車のような静かな環境。遮音もよくできていて、快適性は抜群でした。

これからは伊豆旅のお供に活躍してくれる「愛車」になりそうです

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2023年01月25日

leopard 2

ドイツのメディアが一斉に報じたところでは、ドイツ製の戦車レオパルド2がウクライナに供与されると決定

アメリカが主力戦車エイブラムスを供与するならば、と条件付きだったドイツ側でしたが、そのアメリカンもどうやらエイブラムス供与を合意した模様。
ポーランドや北欧に配備されているleopardの供与にもドイツの承認が必要なため、ゴーサインが出てからの反応は早いでしょう。

第二次世界大戦以降で旧ソ連とアメリカの戦車が対峙するとなれば、湾岸戦争で先例が無ければおそらく初めてのケース.ドイツとアメリカの戦車が共闘を組むのも同様。

これまでの戦闘では両軍共にソ連製戦車T-72等がベースのいわば同士討ち、ウクライナ製のものも基本設計は旧ソ連の流れでした。

そこに米独の新鋭主力戦車が投入されるのですから、戦況を大きく変える可能性が出てきます。

ロシア側はこれにどう応じるのか?
製造国に対してもなんらかのアクションを起こすことは想像に難くなく、紛争の火の粉が飛び火しないか心配になります。

ロシアがこれという対応策もなく攻められるままに、早期の停戦交渉を呼びかける、
が西側の望むシナリオでしょうがロシアの動きが予測できません。
あるいは独米を巻き込んだ戦線拡大というフェーズに持ち込まれるのを懸念する向きも。

供与されたレオパルドに順応訓練を終えた兵士が乗り込むのは日本で桜の咲く頃か?
戦局の変化、ロシアの対応がとても気になるところです。

今日のジャムザ・ワールドでも7時台で少し触れています。ぜひお聞きください

| 11:59 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月24日

-3degree

この冬一休の寒波が襲来
予想最低気温=氷点下3度という数字、東京ではあまり目にしない数字です。しかも観測地点の千代田区なら尚更

でも北東北の都市にあってはごくありふれた数字、アベレージに比べたらむしろ並み以下の数字かもしれません。
東北の放送局では最低気温の予想が氷点下7度を下回る時には、水道管の凍結に注意を促すアナウンスを加えました。

注意する、ってどうやって?
予め凍結が予想される地域の水道には地下に元栓のようなバルブが設けられていて、そこから勝手口の窓あたりに長ーいハンドル軸が延長されています。
窓の隙間から手を伸ばし、蛇口の水道線を全開にして置いてから元栓の方を締めると、サイホンの原理で途中にあった水が全て流れ落ち、地上部分の水道管は空っぽになる
という理屈です。

東京の住宅に限ってはこうした仕掛けはなく、室外に露出している水道管も稀なので、そんなに心配は要りませんが、増改築して外部に出た水道管等があったら要注意です。
昔、厚木市の奥の実家では2階に通じる水道管が途中で凍結し、氷が溶けた後に破れた部分から水が漏れるというトラブルがあったので、お住まいの地域やじょうけんによっては関東でも要注意です。

さらに、雪が降らなっくっても路面に残る水分が凍結するとツルツルの氷道になってしまうブラックアイスのほうがはるかに危険です。
高台にある交差点とか陸橋の上、雨に濡れた路面と見分けがつかないのがブラックアイスの怖いところなので、とにかく濡れた路面は氷だと思って最徐行が大切です。

アンチロックブレーキがひょうじゅんの現代とはいえ、タイヤの能力以上はどうしたって発揮できません。
路面の状態をしっかり確認し、エンジンブレーキをうまく併用して早め、早めのブレーキングを心がけてください。

j-waveのニュースでは0度を下回る気温を「氷点下」の表現で統一しています。(意味はマイナスと同義です。)

| 11:21 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月23日

#ラリーモンテカルロ

WRCが今年開幕!ラリー・モンテカルロがおこなわれ22日(日)最終日を迎えました
初日から好調のトヨタ・ヤリス=セバスチャン・オジェが難なくトップのままゴールして総合優勝
ヤリスは今回もワンツーフィニッシュの幸先良いスタートです。

wrcの舞台は来月雪と氷の:スウェーデンラリー2月9日(木)〜へ!

さて・・・・昔はパリ〜ダカール・ラリーと呼ばれていた冒険レース、正月を飾る年中行事です
30年前のバブル期には日本からも大挙して参加。三菱パジェロが連覇を飾り一世を風靡しました。

世は移り変わって舞台は中東へ・・・・・・サウジアラビアでの開催も今回で4度目、砂漠の中を進む本来のコースどりもさながらにトヨタのハイラックスが連覇を飾りました

日本国内では細々と販売が続いている四輪駆動のピックアップ、北米ではこちらがカローラと並ぶ売れ筋です。パジェロとはエンジン配置やフレーム構造など共通項も多いのが特徴。
大径タイヤとハイパワーなど、このラリーに必須な要素を併せ持っています。
そして、市販車部門で見事優勝したのが「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)」の「ランドクルーザー300系」!ゴージャスな外観はハッタリではなく実力も秘めている証・・・・その昔はポルシェ959やプジョーのスペシャルマシンがこの冒険ラリー制覇に名乗りをあげていました・・・・・


そしてカミオンクラスという独特の大型トラック・カテゴリーで知られる菅原義正さんの存在もつとに有名、(トレードマークはルーフトップの鯉のぼり!)1983年のダカール・ラリー初参戦以来連続出場記録を更新し続けてきたレジェンドでもあります
その二代目=菅原照仁が今年も日野のトラックでダカール・ラリにー挑みトラック部門総合10位の結果を残しました。

さて、そんな話題とはあまり関係なく22日夜のBRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE 先日開催された東京オートサロンの模様・・・・GT監督勢揃いのトークショーはさながら歌謡界でいう紅白歌合戦?振り返りのダイジェスト版も会場の熱気と共にお楽しみいただけます
とくれば・・・・・・
お楽しみに

| 18:11 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年01月22日

幼稚園時代からバスマニア?

先日、水素バスのトミカを見つけて買ってきました。燃料電池車「sora」のバリエーションで東急バスの仕様です

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そういえば最近、書店「書泉ブックタワー」の売場をみていて気づいたこと・・・
相変わらず鉄道関連の書棚拡張はすごい勢いで、ワン・フロアに留まらずヒコーキ/自動車フロアにまで侵攻してきた様は、まるで烏克蘭に侵攻した某国の如し
でも、そんな自動車コーナーでひときわ隆盛を極めるのが、バス・マニアと呼ばれる一派なのだ。その勢力拡大はもはや西部地域(新宿寄り)の一画に留まらず自動車フロアの中央ふきんにまで侵攻しているのだから・・・・・
バスだって自動車だからいいのではないか?とお考えかもしれぬがカー・マニアの大半は所有できるか、或いは所有の可能性がないとはいえないクルマに向けられるものであり、本来所有を旨としないバス車輌を趣味の対象とするのは鉄道マニアの趣向に近いものがある。

国内にバスメーカーは日野、いすゞに三菱ふそう、日産ディーゼルを数えるくらいで、ボディ架装メーカーの呉羽や旧・富士重工を入れても車種はごく限られる。
しかし、納入者=運行事業者ごとのカラーリングともなればまさしく百花繚乱。ラッピング仕様車も含めたらその数は計り知れないものに・・・・

太川陽介が全国のバスを乗り回していく人気番組も追い風の一因だろうか?
実はかくいう私、幼稚園児のころからひとり回数券を手に路線バスで通園していたバス男だったんです・・・・

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・・・・・と思って我が家の車庫を確認してみれば、出るわ出るわ! はとバスにロンドン・ダブルデッカー、関電トンネル電気バスにトロリーバス、新旧ディズニー・リゾートクルーザから都営バス、江ノ電バスetcと、思いのほか自分がバスの隠れマニアだったりして・・・・・
| 21:44 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月21日

ゆく8500、来る21000系

東急線内では最古参クラスとなった8500系の運用がどうやら終了したようです。
これで地方に譲渡された車両を除き、東急線内に8000番台の車両がいなくなります。

新玉川線の開業と同時デビューの8500系は最大10両編成の堂々たるスケール。最近まで頻繁に見かけた気もするのが、残り2編成となっていたモノです。
後任には同じ4ドア20mの最新鋭、2020系。愛嬌のある顔だあちが8500とは対照的です。

車体が18mで地方でも使い勝手の良かった旧7000系と違い、20mの8500系は他者との違いが乏しく、除籍された車両の行末も気になります。先頭車は4両しかないわけで、中間車の大半はお役御免の運命でしょうか?

さて、タッチの差で対面叶わなかったのが相鉄線21000系。アストンマーチン風のフロントグリルとヨコハマネイヴィーブルーの魅惑的なボディカラーはすでに埼京線・湘南新宿ラインでもお馴染みですが、目黒線にやってくる21000系もこれに準じたスタイル。
実は見た目に大きく違う2020系と21000系。ですがどちらもJR235~231系が基本設計となっている、いわば兄弟車。細かな違いや共通点など見どころは満載のはず。
これから積極的に目黒線を選ぶチャンスが増えそうで、3月の開通がたのしみです。

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(日吉駅の南端に口を開ける新線入り口)

| 11:21 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月19日

週刊朝日101年目の終幕

週刊朝日の表紙といえば長く続いた女子大生シリーズが国民の脳裏に残っています。
あの宮崎美子さんもブレイク前の熊本大生時代に表紙を飾ったほか、無名の女子高生から黒柳徹子・岸恵子さんに至るまで錚々たる顔ぶれが毎週書店や駅の売店を飾ったものでした。
中にはNHK入局前の清水圭子アナの初々しい笑顔さえも・・・・・

巻末の似顔絵塾も大好評、応募者の手腕の高さには毎号舌を巻く出来栄えにほくそ笑んだものです。
連載はほかにも司馬遼太郎の街道をゆくが人気で、文庫にも写真週刊ムックにも何度も形を変えて登場し、その都度目を通しています。
泊まり勤務だった遠い昔には必ずと言っていい程目を通していたものですが、アエラの登場以降はほとんどご無沙汰・・・・・

未だ発売されていたと聞いて正直、まだあったのかの感も拭えませんでした。
アサヒカメラの終刊に続き、日本カメラも。そして週刊朝日さえも・・・・
印刷媒体がことごとく営業面で苦戦し、存続不能になってゆく中、雑誌文化と呼ばれる潮流はこの先どんな道のりを辿ってゆくのでしょうか?

大阪湾で発見され、死亡が確認されたマッコウクジラの#淀ちゃん、底開式の台船に重りごと乗せられ、パカンと底が割れて大阪湾の底の方へ・・・・・
何だか、あっけない最期を見せられているようで・・・・・・

・・・・と思ったら東京湾にもクジラが!
多摩川を遡上したらtama・・・・・水深が浅いので無理です!!

| 15:11 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月17日

震災観光ツーリズム・再考

北淡(ほくだん)町、野島(のじま)断層と聞いてパッと阪神淡路大震災と連想出来るあなたはかなりのニュース通です。で、多分30代以上・・・・

震災当時は盛んにニュースで報道された、地面に現れた生々しい断層の姿。これを風化させぬ様に保存して展示、未来に震災の記録を語り伝えていこう、と云うのが淡路島北淡町震災記念館です。実際に道路、民家,農地を寸断した断層をそのままの形で保存しています。

その断層面を真横から見てみると70°くらいの角度でせり上がった断層面の様子がリアルに分かります。垂直方向のずれよりも水平方向の動きの方がより大きく,民家(本体は辛うじて断層を免れました)の塀が大きくずれているのが判ります。この民家,震災後も居住されていたものを一般公開しており,台所の惨状は止まったままの掛け時計と併せて歴史的にも貴重な資料となるに違いアリマセン。

さて,震災をビジュアルに追体験したあとはいよいよ震度7の揺れを実際に体験してみます。背景に流れる音声は実際に神戸で収録された生の音源です。震度計に記録されていた加速度は900ガル以上、1Gに近い加速度と云っても実感が湧かなければポルシェの最強市販車レーシングバージョンのGT3で急ブレーキをかけ、目一杯横Gをかけた状態を想像してみて下さい。もちろんベルト無捜着で。あなたがまず体験出来ない衝撃です。しかもこれを一秒間のうちに数回繰り返します。実際の振幅は40㌢から50㌢以上に感じますが,あとで調べてみると実際の振幅よりも大きく感じていた様です。

| 05:46 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月16日

2115

昔、私が免許取立ての頃名神豊中インターまでの料金はせいぜい五千円。万札でほぼ関西往復ができました。ガソリンがリッター130円内外だった頃・・・・

今度のニュースを聞いてのけぞって驚いた人も少なからずいた事でしょう
有料道路の通行料金徴収が2115年まで認められる方向に?・・・・・(通常国会に提出見込み)

子供の頃、有料道路は完成後30年経ったら無料開放しなければならないルールがこの国にはありました。
(昔料金所があった碓氷バイパスや大船・江ノ島間の京急道路も無料に)
それが、40年に延ばされたかと思いきや2065年まででいいよ、ということになり、さらには50年も延長。
去年生まれた赤ちゃんが選挙権を手にしてからでも75年後。今の時代のことをどれだけの人が覚えている疑問

今から92年後
日本ではどんなモータリングの世界が広がっていることでしょう・・・・ガソリン車?もう絶滅した後かもしれません。ガソリンスタンド?存在してるでしょうか・・・・或いは灯油や水素を売るステーションはまだ存在しているかも。
そもそもモビリティの必要性がどれほど存在するのか?日本人の人口は?? 去年生まれた赤ちゃんが選挙権を手にしてからでも75年後。今の時代のことをどれだけの人が覚えているか疑問

92年前の日本では、トヨタも日産もホンダだって誕生する寸前でようやく国産第1号の自動車が開発されて10年と経っていない、という頃。
一方で鉄道敷設の熱は全国的に非常に高く、北海道を例に挙げてみれば・・・旅客移動の主役は鉄道、それも蒸気機関車が引っ張る客車列車です
基幹の函館本線に加えて宗谷線、室蘭線、日高線が開通。石北線も開通を目前に控えるなど、今日の基幹路線がほぼ出来上がった頃でした。
東京では初の地下鉄が開業して大評判となっていた頃。そんな当時のモータリゼーションといえばまだまだ営業用途の輸入車が主役。
シボレーやフォードの日本現地組み立て工場ができるのもこの頃です。が、車の個人所有なんて夢のまた夢、乗合自動車に乗れる都会の人はまだまだ一握りでした。

92年前の日本に居て自動車保有台数が将来8千万台を超え、函館本線が小樽までは四肢の危機に瀕するなど誰が予想し得たでしょう?
92年後、トヨタのEVは何台生産されているのか?そもそも自民政権は続いているのか?その前にマスク生活とは縁が切れているのか??
予測できないことは山のようにあります。
が、負債返済の期限だけは守られることなくズルズルと・・・・・

小学生だった昔、第3京浜が開通するというので学校中の生徒が駆り出され沿道で日の丸を振り翳してから60年近くも経つのに、第三京浜は相変わらず有料どころか150円だった料金が、今や・・・・・・

| 15:23 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月15日

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先々週は箱根、そして高校駅伝を挟んで今日は全国女子駅伝
京都の都大路を高校生を含めた女子ランナーが快走します。

レースは折り返しを過ぎて7区、次の8区へのタスキ渡しまでに大阪、東京、福岡が横一線で並ぶ熾烈なトップ争い。
90分もタスキを繋いでこの差は激戦です。しかも8国入って神奈川が追いつき四つどもえの戦いに!果たして最終9区ではどんなドラマが待ち受けているのか・・・・・・神奈川アンカーがピッタリとトップの大阪に追走、一騎討ちの様相に!!

さて、自動車レースでタスキリレーといえばタスキならぬ車をバトンタッチするGT選手権=AUTOBACS SUPER GTです。
人気白熱のこのレース、2022年シーズンを振りかえるのが今晩の

BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE

ゲストにはレース界のレジェンド、星野一義さん(親子)ら日本を代表する面々
これを聞き逃す手はありません!

| 14:02 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年01月15日

RE復活の日

東京の東、幕張メッセではオートサロンが開幕
あの元祖ハチロクが水素やコンバートEVとして話題をさらっているようですが・・・・

しかし遥か西国、ドイツのモーターショーではちょっとした改革の狼煙が上がっているようです。
もう一昔も前に生産が終了したロータリーエンジンが車の搭載エンジンとして復活する、というビッグニュース!

ただ、プロペラシャフトで後輪にはつながっておらず、あくまでも発電機を回すレンジエクステンダーとしての黒子に徹するもの。
とはいえ、あのルマンさえも制したロータリーパワーが返ってくるというのだからマニアは興奮を隠せないようです。

仕組みとしては日産のノートやダイハツ・ロッキーのハイブリッドが最も近く、ガソリンを燃やして回るエンジンがはT電気を回して電池に充電。それをモーターが使って走るというもの。だからエンジンは最低必要な仕事だけこなしたらあとはお休み。日産のノートは路面が凸凹してうるさくなったらエンジンを回すというような芸当さえこなします。

さて、数々の戦歴や人気車種を残したロータリー、三角おむすびの形をしたローターがまゆ型の楕円形のシリンダー内を偏心運動します。その回転中心が移動することで、偏心軸が回される・・・・つまり往復運動がほとんどなく、信じられないような高回転ができるばかりか複雑なバルブ開閉機構もいらないため、金属的な騒音とも無縁です。
オイルパンやバルブ機構を持つレシプロエンジンより、小型に収まることもメリットで小型車搭載にはうてっつけの役どころ。

1500wの外部電源をつなぐこともできるので、オーブンレンジや風呂上がりのドライヤー使用も可能。市中の電気が切れても、ガソリンさえ注ぎ足せば電気製品は生き延びることができそうです。

問題の燃費ですが、不得手な低回転や加速を担うことないレンジエクステンダーなら問題はないとされています。それよりなにより、始動時のスムーズさ、振動の無さは黒子の役割にピッタリ。
搭載されるのはまずミドルクラスのSUV=MX-30が予定されていますが、縦置きエンジンのCX-60の足回りと組み合わせたら、素敵なスポーツカーが生まれる余地も?

このところ電動車の試乗はトンとご無沙汰していますが、この電動車だけは早く乗り味を試してみたい...と今から心待ちにする年頭です!

| 13:33 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月15日

「東京オートサロン2023」が開幕(しています)

ドレスアップカーや関連部品の展示会、オートサロンが今年フル開催
会場ではメーカーによる新型車発表があったり、トークイベントが目白押しだったり

そんな中、新型コロナウィルス罹患も何のそのモリゾウ社長が発表したのは初代の方のハチロク
EVにコンバートされた方の86には「藤原とうふ店」ならぬ「電気じどう車」の文字が!
縦置きエンジンが収まていた場所には1ナンバートラック「ツンドラ」のモーターが!しかも繋がれたみっほんは6速MT。どれだけ高トルクの発進加速と最高速が叩き出だせるのか要注目。バッテリーはプリウスのものを転用しているので実現可能性は極めてビッグ。また程度のいい86の中古価格が高騰しないかの心配も・・・・・

そしてもう一つの注目は水素カローラ、4A-Gエンジンとの組み合わせは本邦初。S耐に出ている3気筒はダイレクトインジェクション+ターボなので、見た目は全く別物。というかガソリン版と極めて近いルックス。
問題は水素の空燃比がガソリンと比べて恐ろしく希薄で、(14:34)圧倒的に吸入気が不足するとのこと。過給なしではおそらく60馬力も出ていないんじゃないか?というとk炉がEVバージョンとの大きな違いです。
とはいえ、マニュアルミッションを駆使してシフトアップしながらこれまで通りの加速音が聞こえるのはうれしい限り。しかもゼロカーボンなので、堂々と乗り回せるのが魅力。水素タンクはミライ用を2本使用。特別なパーツをほとんど使わない点はEV版も同様、実現性の高い組み合わせです。車重の増加も極力抑えエンジンそのものを捨てることなく乗り続けられる・・・・・メーカーが本腰入れてアフターマーケット用に手を差し伸べてくれるならクルマ文化の伝承にこんな福音はないでしょう。さすがはクルマ好きの社長!お目が高い

ロータリーの復活搭載やら水素エンジンコンバートやら、今年は念頭から明るいクルマニュースの洪水です・・・・・

| 06:49 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月14日

追悼宮内鎮雄さん

元TBSアナウンサーの宮内鎮雄さんが膵臓がんで亡くなられてから今日でちょうど一年
独特の風貌はともかくとして、そのお声はthe TBSとでもいうべき歯切れの良い爽やかな美声でした。
退社後もその声は番組ジングルなどで数多く聞かれたので、まだまだ訃報が信じられない気持ちです

古くはパックインミュージック創成期に2部を担当、そのお名前は林美雄アナや久米宏アナと同様、馴染みのあるもので、
というよりも1990年からしばらく、土曜の午後のラジオ番組「POP traffic」をご一緒していたので尚更です。
英語力を武器にBBC出向もこなし、洋楽に関する造詣はことのほか深く、恵比寿に構えた部屋には数万のレコードがあった由。
さらには映画好きでも知られ、最近まで東京国際映画祭では必ずと言っていいほど、お目にかかっていたものです。

不思議なもので、渋谷や日比谷線、千代田線の車内で偶然お目にかかることも少なくなく、行動パターンが似ているのか?或いは目立ちやすいその風貌のせいなのか?
その遭遇確率の高さは群を抜いておりました。つい1〜2年前にも渋谷東口の宮益坂下でバッタリ出会い、メールアドレスを(初めて)交換したばかりだというのに・・・

昔は今頃のシーズン、毎週のようにスキーに出かけ、板はスキー場からスキー場へと転送を繰り返し、自宅には春まで戻らなかったとか。プロ並みの腕前に預かろうと何度もご一緒しましたっけ。
鬼首に滑りに行った晩のビールの旨かったこと、水上温泉スキー場の帰り、車が不調でしばしばストップを余儀なくされてお待たせしてしまった等など思い出はつきません・・・・時には北海道のスキー場から「明日旭岳に滑りに来ない?」と気軽に誘ってくださったことも・・・・

晩年は流石にスキー場でお会いすることも減りましたが、その独特のルックスは90年代と全く変わらず・・・・
自由奔放・我流という言葉はまさしく宮内さんのためにあったような言葉。ちょっと早すぎる訃報に、もう渋谷の街で出会うこともないのかと思うと淋しさもひとしおです。

土曜日の今頃の時間には生放送の番組をオンエアしていた頃・・・・一周忌を迎えて、改めてご冥福をお祈りいたします・・・・


そして、同じ日に飛び込んできた訃報
高橋幸宏さんが・・・・・・

YMOで世界を震撼させる以前から日本の音楽シーンを牽引してきた偉大なる音楽家
(つい先日の事のように細野晴臣展が催されたのを思い出します・・・・・)

さらに、
やはりTBSアナウンサーで闘病中だった向井政生くんがこのアップデートの翌週、お亡くなりになりました
オフの時には大沢悠里さんのモノマネとか、得意の隠し芸を披露してくれて場を盛り上げた器用な人材でもありました。
しかも、実はこの時点で同じくTBSアナウンサーから一般職に転じた舛田尚宏さんも不慮の事故で急逝してから半年あまり、

それぞれ早すぎる訃報に驚くとともに、なんともやり切れない気持ちになりました。
体だけは大切に

こんな凡庸な言葉の大切さを改めて噛み締めるこの頃です

| 16:50 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月13日

大名倒産(文庫版)上・下

浅田次郎の人気作品、大名倒産が文庫版化されたので早速読みました
借金まみれの大名が計画倒産を目論む架空のお話ですが、どうやら実際に負債を抱えた大名は幾らも実在したようで、この本と同じような筋書きを考えた藩主がいたとしてもおかしくはありません。

巻末の対談にもありますが、江戸期の話なのに今日に共通する要素がてんこ盛りです。
江戸時代のみならず現代の日本国だって歳入金が60兆の時代に100兆の予算を組み、累積負債は1100兆と小説さながらの借金地獄・・・・こちらは現実の話です。
村娘の子として生を受けた四男だったのに兄たちの急逝もあって、越後のお殿様のお世継ぎとして若干21歳ながら世襲することになった小四郎、・・・・・父の目論見はこの男に責任を取らせる形で藩を終わらせ、巨額の借金を帳消しにしようというもの。
果たしてそんな荒技が通用するのか?借金は返済の見通しが立つのか?

恵比寿様や弁天様、死神や貧乏神も加わっての大騒動は歴史的エンターテイメントと呼ぶにふさわしい楽しい読み物です。上下巻のぶ厚い本がこのほど文庫化されました。
物語の舞台=江戸城を囲む城下町の地名は今も残る馴染みのものばかり、想像を逞しくしてたかだか百数十年前の光景を想像してみるのも面白いでしょう。

まあ大河ドラマの題材には選ばれる事は多分ないでしょうが、是非ネット・フリックスあたりでドラマ化してもらいたい一大エンタメ傑作です!

| 13:59 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月12日

avro lancaster

12日イギリスを訪問した岸田総理は英国のスナク首相との間で日英部隊間協力円滑協定(Facilitation Agreement)を結びました
読んで字の如く、太平洋に展開したロイヤルネイビーの兵隊さんと自衛隊員が離島でおやつを分け合ってもいい・・・・だけではなく入国審査の免除とか武器弾薬の持ち込み手続き簡略化も含まれます

このほかに政府は昨年、敵のミサイル発射拠点などを攻撃する「敵基地攻撃能力(反撃能力)」の保有を明記した安全保障関連3文書を閣議決定しています。
防衛予算増大のカナメの敵基地攻撃能力・・・

今の日本には自衛力から逸脱する、敵の基地攻撃能力を満たす兵器はありません。
現実的には実績のある長距離ミサイル生産国から購入することが有力で数少ない候補です。これがもし、ミサイルの誕生以前の時代だったなら・・・

第二次大戦当時連合国の一員、イギリスが枢軸国側への反撃能力を得るべく、プロペラ四発機の爆撃機;アブロ・ランカスターが開発されました。
これが敵国の猛攻に反撃し連合国を勝利に導いた英雄と称えられています。
当時の四発機はアメリカのB29に代表されるように星型エンジンを四発並べたものが多く見られます。が、誉れ高いランカスターのエンジンは、P51ムスタングと同様ロールスロイスの直列12気筒エンジン。
細長いエンジンナセルが後のターボプロップ機のようなスマートなシルエットを際立たせています。
ランカスターの攻撃ソーティが戦果の実に3分の2を占めたというから大殊勲章ものです。

ランカスターの任務は爆撃ソーティー、つまり自国では無い領土の攻撃用施設を叩くこと。すなわち敵基地攻撃が目的です。
ランカスターなかりせば連合国は勝てたのか?安易な推論を挟むことはできませんが、敵の攻撃能力を潰しておくことが戦略上不可欠であったことは明らかです。

ミサイルが国境を超えて飛び交う現代に於いては爆撃機が不可欠だとはおもいません。が、専守防衛だけではミサイルによる攻撃が防げないことも理解できます。ウクライナの街を見るまでもなく飛んできたミサイルを撃ち落とす、といった単純な対処法が有効であるとはとても言えません。攻撃用ミサイルの発射能力を殲滅するには相手の領地内まで赴いて攻撃することが不可欠であるということを80年も昔のイギリスの爆撃機が教えてくれているような気がしてならないのです。

| 20:34 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月11日

「N-BOX」がまた1位に

ホンダの軽ミニバン(厳密にはトールワゴン)が全ての4輪車中で2022年の販売ナンバーワンに輝きました。
かつてはカローラやヴィッツ、瞬間的にはサニーやファミリアが占めたこともあるポジションを、ここ7年近くも同じ車種が占めているのは見事なものです。

想定されるユーザー層はベビーカーなどを使う小さな子供を擁する子育て世代ですが、年齢や用途にとらわれない広い使い道が幅広く支持された所以でしょう。価格も百万円台の後半から、ハイブリッドや電動化と無縁な純ガソリンエンジン駆動であるところも見逃せません。


元々はダイハツのタントが開拓したスーパーハイトワゴン・マーケット。すぐさまズズキが追随しホンダは新世代の軽「N」シリーズの旗手として投入した意欲作がN-boxでした。
モデルチェンジを経ても大きなイメージ変更はなく、性能の充実ぶりも不足なし。加えてホンダならではのクオリティも高く評価されたのではないでしょうか。

さて、そんな軽・人気の影でしっかり登録車も含めたミニバン・カテゴリーのベストセラーに輝いていたのが5ナンバーサイズのフリード
3ナンバーサイズがデファクトになりつつあるノアやセレナを横目に、「ちょうどいい」サイズと手頃な値段が人気なのでしょうか。このサイズにして3列シートというのも貴重な存在です。そもそもは初代フィットが誕生した際に同じ車台(プラットホーム)を使ってワゴン・タイプにしたモビリオが母体ですが、燃料タンクを運転席下に移設して後方の床下に大きな可能性を生んだフィットの有効活用。ここからN-boxも派生しているので遠からぬ親戚みたいな間柄でしょうか?

つまり、売れ筋が2台ともホンダが作るミニバン系・・・・昨今の人気はこんな形で反映されているのでしょうか。思えばルイアームストロングの名曲「この素晴らしき世界」をCM曲にワンダーシビックが華々しくデビューしたのが今から40年前。ルーフを低めて、細長いシルエットのロングルーフが魅力な3ドアとは対照的な、乗用車としてはひときわ背の高いシビックシャトルの登場が印象的でした。今にして思えば、フリードの遠いルーツをこの辺りに見つけることができそうです。

| 19:52 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月10日

prius new début

11月に発表になった新型プリウスは数えて5世代目。以前ほど売れ行き芳しくなかった初代からは見違えて、大ヒットした2代目以降とシルエットはちょっと変わっていました。

Dscf9008

中でもウインドウ・グラフィックは先代から大きく変化した部分。6ライト風に見せる2代目以降の伝統は捨てて、キャッツアイ風のはっきりとしたファストバックスタイルを採り入れています。Dscf9010_20230105233401

そしてウィンドウ・シールドからルーフまでシームレスに繋がる見事なラインどり、フェラーリもマッサ青なスタイリングはとても大胆!

よーく見るとリア・ドアのドアハンドルが隠れて2ドア風に見せています。サッシュの中に隠されたヒドゥン・タイプで電磁ロックを解除する電気式。ちょっとEVみたいです。


ヘッドライトまわりは先行するクラウンのイメージと共通、先代のブーメラン・デザインからコの字型を左右で繋いだワイドな造形に進化。

ともかく、この四半世紀でクルマのモーター駆動を当たり前の存在にまで高めたこれまでのプリウス。以後ライバルたちも相次ぎハイブリッド化され、ハイブリッドと言うだけではもはや存在意味がなく、牽引役としてのプリウスが独自性をどこまでアピールできるかが鍵となります。

アクアという弟分やプラグイン・ハイブリッドの新顔も登場する中で老舗のプリウスがどんな魅力を打ち出せるか?正念場と言えるかもしれません

さて初代のプリウスが市販化されたのは今からもう四半世紀も前のこと。当時の開発目標は単純...、燃費を倍にしろ!!!

無茶とも言える号令に開発陣はハイブリッドを導入。

実はトヨタでは以前から、エンジンとモーターで協働するこの仕組みを研究開発していたのでした。

プリウス登場の10年前、まだ晴海会場で東京モーターショーが開かれていた1987当時、トヨタブースに古めかしいトヨタスポーツ800の改造車が展示されていたのを覚えている人は、さすがにもう重役クラスでしょう・・・・・

独特のロングノーズボディのエンジンルームには普通にガソリンエンジンと電気モーター、発電機が一直線に並べられていましたが、市販化された初代プリウスはエンジン、モーター類を横置きにして前輪を駆動、・・・したばかりかエンジン、モーターをデフレンシャルギアで繋ぎ、どちらが止まっていても車輪を回し続けることができる、頭のいい方式でした。
他メーカーもこぞってハイブリッド開発に血眼となっていたものの、トヨタのような並列システムを生み出すことは叶わず、さまざまなトライアンドエラーを繰り返しています。

最近では、エンジン駆動を車輪と断絶したシリーズ方式の日産ノートが大ヒット。このシンプルな方法はダイハツがロッキーでも取り入れているので今後小さなサイズのハイブリッド化で展開がどうなるか注目です。

もはやプリウスであることの意義が問い直された5代目

どんな魅力を秘めているのか?スペックが気になるところです

| 20:42 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月09日

J-WAVE・FM COCOLO

1月9日、成人の日のホリデイスペシャルは

ちょっと異色の展開かもしれません。橋幸夫、吉永小百合のコンビで大ヒットを放った「いつでも夢を」がJ-WAVEでオンエアされることは非常にまれなチャンス・・・・・

というのも橋幸夫さんが昨年京都芸術大学に入学し、新入生代表としてスピーチした内容が紹介されたのです。

高校在学中にプロデビューし、卒業式出席も叶わなかったという橋さんの向学心や学びへの欲求が語られる様子はなるほどと思わせるエピソード。で、前述の楽曲オンエアに至るわけです。

J-WAVE+FM COCOLO HOLIDAY SPECIAL KYOTO GEIJUTSU DAIGAKU presents WHAT'S ART(PART1) | J-WAVE | 2023/01/09/月 09:00-12:00 https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230109093620

さらに
豪華講師陣による9つの講義を開講・・・・

その一つがマルチな才能を発揮するアーティスト=片岡鶴太郎さん

アーティストに目覚めた経緯から楽器を手にする過程まで、奥深い語り口には思わず惹き込まれてしまいます。 WHAT'S ART(PART1)

https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230109100728

さらには珠玉の名曲の数々を散りばめた渾身の選曲にもご注目を

ラジオで発信する1日限りのアートの大学、開校!

(東京) | J-WAVE |FM COCOLO(関西)、二つのFMステーションを結んでラジオで発信するアートの大学が、1日限りのスペシャルプログラムです。

市川紗椰が京都の街をぶらり散歩する模様もご紹介。魅力あふれるプログラムです。ぜひ朝9時放送開始の部分からフルでお楽しみ頂きますように

J-WAVE + FM COCOLO HOLIDAY SPECIAL

・・・そしてこの番組だけのスペシャルなCM「校閲・桃太郎」の上梓までも聞き逃せない秀作です。ぜひお忘れなく・・・・

| 10:58 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年01月08日

今夜7時からのBRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE

先週に引き続き、新春第二弾となる今週も引き続き土屋圭一さんがゲスト

先週は懐かしい車(車両)の話に終始しましたが、今回はお待ちかねレース活動のお話。
昔懐かし、ドリフトキングと呼ばれた頃の話もきっと・・・・・・

ここで用語の基礎解説

谷田部(やたべ)
茨城県にある日本自動車研究所のテストコース。衝突実験場や周回路もあり、180kmで旋回できるオーバルコースがあるので最高速テストなどによく登場する場所。昔数々の速度記録がここから生まれました。

R32
スカイラインGT-Rとしてバブル絶頂期に16年ぶりに復活した四輪駆動のスーパー・ツーリングカー。数々のレース戦歴はモデルチェンジしたR33をも打ち負かすほど。伊藤かずえさんのクルマ選びでシーマの対抗馬だった。盗難車人気ランキングでも上位にあった人気者

クニさん
ご存じ高橋国光さん、惜しくも昨年ご逝去された日本モータースポーツ界きっての大スター。当初はホンダのワークス2輪ライダーだったのを日産が拝み倒して契約し、4輪の世界に。R383が幻に終わった後はツーリングカーの世界に身を投じスカイライン50勝の伝説を打ち立てる。これに薫陶を受けるのがつちやけいいちさんだったことはつとに有名。

| 19:04 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年01月07日

七草粥

いろいろ行事続きの年末年始、正月休みも早々に終わり早くも三連休の週末がやってきます。
先々週はクリスマス、先週は大みそかできょうは七草粥
そこで、ゆっくりとおかゆを作ってみませんか?

P1240088セリ、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ・・・・左から順に(多分間違えてます)

レンジでチンしても作れますが、ここはひとつ釜めしの器を使って試します。昔はこうしてみんな釜で炊いていたんだよねー
一合の米を入れるところを半分に、水加減はバリアブル、臨機応変に・・・・・ということで、お米の4倍量...

急に熱を入れて釜を割らないよう弱火でスタート

P1240096


さて・・・、J-WAVEでお正月らしい光景といえば・・・・・

それは澄み切った青空の彼方に見える筑波山です。
この時期に限って空気の透明度がグンと上がり、筑波山がひときわ間近に見えるのです。

Dscf9002

正月飾りも外して正月気分もひと段落・・・・っていうか、3連休ですねぇ

| 14:49 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月06日

Sony+HONDA=afeela

ソニーとホンダが共同出資する新会社「ソニー・ホンダモビリティ」が新型EVのafeelaを報道公開しました。
ラスベガスで開幕する家電・IT見本市のCESに出品するもので・・・・・

あれ、ソニーは既にCESでEV「VISION-S」を発表してるじゃん!とお思いの方もおられましょうが、共同出資の会社が発表するのは今回が1号車。そこにはホンダのノウハウも詰まっている筈です。
受注は2025にもはじまり、2026にはオーナーの元に新車がデリバリーされる計画。果たしてテスラのように、新規のシェアを奪うことができるものなのか?株価は?いろいろと興味は尽きません。ホンダジェットでいきなり業界ナンバー1に躍り出たHondaがついているだけに、テスラ以来のゲームチェンジャーとなるのかどうか?

例えばインテリア、インスツルメントパネルはホンダeのような横に拡がった液晶劇場。
当然ソニーのプレステも接続されるであろうし、そこでグランツーリスモを楽しむことも?

スタイリングは、これが完成形かどうか謎ですが市販化までにはもうちょっとインパクトが欲しいところ。
画一化されつつあるドライビング環境にソニーの技術がどんなエンターテイメント性をもたらしてくれるのか?

・・・・・・詳細が気になるニューモデルです

| 03:53 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月05日

国内新車販売が 1977年来の低調

今日の夕方には昨年統計まとめをめぐるニュースが相次ぎ飛び込んできました
2022年の北米市場では国内メーカーが軒並み販売ダウン。コレはコロナよりも半導体不足に起因するもの
また、かつての巨人GMがトヨタを追い抜いた!という昔ならニュースにもならない案件が報じられました。

一方で国内新車販売台数は前年比5・6%減の420万1321台で、1977年以来、45年ぶりの低水準となったそうな。
世界的な半導体不足や、新型コロナの影響云々は仕方ないとして、じゃあ1977年のセールス状況はどうだったのか?

当時は世界最強と言われた53年排気ガス規制の陰で不振に喘いでいたのが軽乗用車、水冷化4ストローク化、排気量増大でコストもアップし、石油危機由来のインフレも手伝って主な車種の価格は60万円台に及んでいます。
今のような百万台を売り上げる黄金時代は語り草。アルト47万円の出現までは地味な存在に終始しました。
つまり、軽だけで4割を超えるシェアを誇る現在とは市場の構成も全く違った状況に置かれ、メーカーもエンジン開発に傾注しなければならない逆境下だったことを考えると、あの厳しい時代がまたやってきたのか!という思いは拭えません。
もちろん電動化だの温暖化ガスだのといった単語はまだ見受けられませんが、厳しい環境下だったことは意外な共通点・・・・

もっとも翌年(1978)にはサバンナRXー7や二代目フェアレディZ、セリカXXという魅力的なニューカマーが現れます。
そして空前のスーパーカーブームの到来。所有もインフレも無縁な子供たちの夢は大きく背を伸ばしていったのです。
この年にはあのピンクレディーもデビュー。ビデオのない時代の子供達は歌番組をザッピングしては繰り返しオンエアされるミーちゃんとケイちゃんの振り付けを目に焼き付けたものでした。

果たして2023年の年末を飾る歌謡大賞のえいかんに輝く楽曲は??・・・・

| 19:25 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月05日

今年のdesktop

今年のデスクトップカレンダーは電車
東急電鉄の卓上カレンダーを選びました。
昨年12月分から掲載されており、すでに配備済み

Dscf9001_20230105125001


トップバッタ=1月を飾るのは・・・・田園都市線の主力車種だった8500系
今年中には(というか今月にも)最後の編成の引退を控えており、東急線内で最古参の車両は今後9000系ということに。コレが掲載のラストチャンスということになるでしょうか?

参考までに12月は池上線で運行中のラッピング仕様1000系電車でした。ツートンカラーのラッピング塗装は1960年代末まで池上線で運用されていた旧3000系の塗装を再現したもの。
かつては日比谷線にも乗り入れ可能な東横線車両として、池上線でも目蒲線でもイケるオールラウンドプレーヤー
そもそもは、池上線の旧型車両を置き換えるため昭和の終わりに大量に増備されました。

車両の長さ18mと、日比谷線の急カーブも池上線の短いホームでも運行できる汎用性の高さは地方ローカル鉄道の垂涎の的でもあり、すでに多くの車両が嫁入りを果たしています。
例えば、忍者のマーキングがユニークな伊賀鉄道や東急傘下の上田電鉄にも。

東横線の青ガエルこと旧5000系の緑一色とステンレスカラーの旧7000系が混在していたカラフルな時代を思い起こします。
まだ池上・目蒲線には冷房車両なんか走っていなくって、夏は窓全開。木目の内装と木の床が今から思えば贅沢な作りでした。

このほか今年は新顔に2020系や東横線車両に新規投入されるQシート車両も注目株。先頭車ではないのでカメラアングルも困難が予想されますが果たしてどのアングルから狙うのか?正月早々ですが、早くも来月が楽しみです。

| 15:44 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月04日

up close新春ナビ対談

毎日午後3時リリースの配信番組=アップクロース
仕事始めは1月2日から、すでに3本が配信されています

え?まだ聞いたことない!問い方には絶好の1週間・・・
各曜日のナビゲーターをゲストに迎えて大きるする豪華版「NEW YEAR SPECIAL/新春ナビ対談」です。

地上波時代ジャムザ・ワールドからのおなじみのスーパーバイザー/ナビゲーターに加えて、配信番組から新規参入した東京新聞の望月 衣塑子(もちづき いそこ)さん、ジャーナリスト/キャスターの長野智子さんらメディアでお馴染みの面々も加わっており、これを機に是非ミミ馴染みになって欲しいラインナップです。

2日=月曜日の津田大介さんは木曜日担当のナビゲーター/ジャーナリストの堀潤さんとのトーク
3日=青木理さんの火曜日がお迎えするのは水曜日担当のナビゲーター/東京新聞記者の望月衣塑子さん。
(青木さんは4日放送の「荻上チキ、セッション」にも出演しています。番組ナビの南部広美さんも実はジャムザ・ワールド出身!)

4日=長野智子さんがお迎えするのは月曜日担当のナビゲーター/ジャーナリストの津田大介さん
そして5日=堀潤さんがお迎えするのは水曜日担当のナビゲーター/ジャーナリストの福島香織さん

1週間で2度も3度も美味しいアップクロース。アマゾンprimeからの独占配信でどうぞ

Amazon Music 番組ホームページはこちら
https://amzn.to/3fZzmFl

SPINEAR 番組ホームページもご覧ください
https://spinear.com/shows/jam-the-world-up-close/

| 21:46 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ

2023年01月03日

坂の上のWINNER

ブラタモリの番組からスピンオフした書籍の数々・・・・・
ところでタモリさんと言えば坂の研究でも大家,近著はアイドル写真集並みのボリュームです。

その冒頭を飾っているのは港区三田にある幽霊坂
都内七箇所の同名坂の中でもタモリがベストと推すのがここの幽霊坂です。名の由来は諸説あって寺が多いからとか有礼,みんなが挨拶を交わす場所だからなど様々

その幽霊坂の中程にあるのがおそらく都内随一のお化粧地蔵尊。玉鳳寺の入り口に独立した社があって24時間参詣が可能です。美容と美貌を祈願する参詣者に人気の隠れた名所。雑誌などでも度々取り上げられて来たのでご近所で聞けば直ぐに分かるでしょう。

タモリ研究員は何と早朝5時から自前のカメラを構えて撮影を敢行!余程お気に入りと見えて本の中でも巻頭を飾ったばかりか繰り返し紹介されています。

P1240065

実は玉鳳寺の村山ご住職,駒澤大のOBで大の駅伝ファン.毎年正月2日の朝8寺過ぎには田町駅前の歩道を大学生ランナー達と並走するのを楽しみにしていられます。
そんな御住職も今年の吉報はさぞ心待ちにしておられたことでしょう。箱根駅伝99回目の今年は駒澤大の完全優勝

| 19:13 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月02日

2023年start

2023年も滞ることなくスタートしました
この滞ることなく、滞りなく・・・・という言葉の重要さが身に染みたようなここ1〜2年でした
今年のカレンダー選びも滞りなく完了しました。
クルマでもなく、ヒコーキでもなく・・・・
鉄道、それもローカル線にスポットを当てた逸品です。

Img_4088

1月を飾るのは・・・・西武101系・・・・・
ではなく伊豆箱根鉄道に譲渡された元101系〜1300系 ( クハ2200形 )の勇姿です。バックはもちろん静岡県内から見た富士山。
正月の今頃は意外にもあまり雪化粧していないケースもまま、あること。綺麗な白装束との組み合わせは意外にレアなのかも。

これからは正月に雪の少ない富士山が定番の景色となるのか・・・??
旧101系の姿は関東周辺でも見かけることができ、上信電鉄や秩父鉄道、流鉄でもお馴染みの顔です。

中でも古巣に近い秩父鉄道バージョンはちょっと異色の存在
通勤用3ドア車両を2ドアに改造した上、リクライニングできるクロスシート仕様に変更。ただ回転できないために向かい合わせの4人掛けがデファクトになります。
これを急行電車として運用し、熊谷、秩父駅方面を結びます。

蛇足ながらドラマ「逃げ恥」で話題を集めたシーンが撮影された伊豆箱根鉄道・駿豆線の車両は101系ではなく伊豆箱根オリジナルの3000系。
また上信電鉄にはラッピングされた旧101系が稼働中。カラフルなラッピング仕様が数種あり、見た目にも楽しませてくれます。


遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

| 00:31 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年01月01日

今日のdrive to the future

新年早々のブリヂストン、drive to the future
ゲストに再び土屋圭一師匠をお迎えしての新春放談・・・

というよりも昭和、平成の懐かしい車の話になりそうです。
なんといっても期待はR32GT-Rに NSX、それに86だって・・・・・

あの頃ホンダはF1で世界最強の連勝街道をまっしぐら
あぶないデカ達がレパードで横浜の街を疾走し、井上陽水が御元気ですッカー?と呟いた昭和の終わり
馬力競争の行末に待ち受けていたものは・・・・自主規制という名の行政当局の見えざる壁
バブル経済も今や懐かしの語り草、お陰で車ニュースにも事欠かぬ日々でした。

詳しくは19時からの番組で
今年も、日曜午後の各長寿番組の数々共々よろしくお願い致します。

そして今月には毎年恒例、東京オートサロンが開幕
もしかして会場のブースでは生ピストン・トークが炸裂するかも!

そして秋には4年越しの東京モーターショー(ジャパンモビリティショー)が開催予定
開幕前には相次ぐ新型車発表っも?
クルマ好きなら見逃せない一年がスタートします!

| 18:32 | コメント(0) | カテゴリー:番組のお知らせ


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