2024年04月24日
再び起動成功 通信再開
日本の月探査(着陸)船SLIMが目醒めました。
これで三度も夜を越えて起床に成功した事になります。
前回センサー類の劣化が確認されていましたが、クルーズ用カメラは依然健全な模様
しかも嬉しい事に今までで一番早起きもできた様です。
というのも本来天頂方向を向く筈の太陽電池パネルが西方向(日没側)に向いているので真昼を過ぎた頃にならないと発電を開始できない形になっています。
昼過ぎに起きてくるぐうたらなオヤジみたいですが、仕事はしっかりこなしている様で23日も最新の写真を撮って届けてきました。
これまでの写真に比べて一番影が短く、つまり太陽が天頂に近い段階での撮影だった訳で、到着後1番の早起きだったことを示しています。
今後はさらに早起き生活が板に着くのか?いつまで暗く寒い夜に耐えられるのか?今後の成果に期待したいところです。
なにしろ当初想定していなかった未体験ゾーンに入っているのでこの貴重な機会を有効に活用して欲しいところです。
Xの投稿によればSLIMは4/29未明の運用をもって
SHIOLIクレーター近辺が日没を迎えたため、ふたたび休眠に入ったということでした。
このかん、今までお休みしていたスタートラッカーのカメラを起動して、別の角度からげつめんの撮影に挑んでいました・・・・