2023年02月27日
CLUB SEVEN
タップダンサーの第一人者:玉野和紀が作・演出・構成・振付・それにもちろん出演も務める『CLUB SEVEN 20th Anniversary』 初演から20周年を迎え2年ぶりのリアル開催となりました。
男性俳優が7人にゲストアクトレスが2人、ほとんど男性メインの珍しい構成です。これを歴代メンバーが入れ替わりで4パターン公演!
タップダンスのオープニングに続き昔の音楽バラエティ番組の様にコントや寸劇、本格的なミュージカル仕立てのお芝居があったり...
圧巻は2部の五十音メドレー
歌い出しの歌詞をアイウエオ順に並べて早変わりの衣装と共に魅せるスピード感はちょうど東京五輪開会式で見たピクトグラムの様なテンポです。
前回とダブらない様選曲も回を追うごとに難しくなり、選曲の幅もSMAPに美容整形のCMからユーミン、NiziU、マイケルジャクソン、ピンクレディ、ベルばらに徹子の部屋のテーマ迄、各々その繋がりの見事さも見どころです。
五十音で90曲もの楽曲をチョイスし、コントも織り交ぜた早変わりの構成を考えるだけでも気の遠くなる様な作業です。
フィナーレの「ん」はハミングで始まる大ヒットミュージカルナンバーのあの曲
幾度もアンコールに応える度に客席に深々と一礼する玉野さんの表情にはやり切った感溢れる笑顔が垣間見られました。
満員完売のステージはこの後大阪や地方公演へと旅立ちます。
シアタークリエにて
2/28迄