2023年02月02日

C56-160

一年で一番寒さの厳しい時期(統計的に)を迎えて壁掛けカレンダーも今月は完璧、冬景色
ヘッドマークも雪に隠れて単線非電化の路線をゆくC56-160号機が爆進するのは県庁所在地を通過するJR山口線です。

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実は沿線に小学校以来の旧友がいて、時々SLの迫力ある走行動画をアップしてくれています。
山口線は国鉄が蒸気機関車の運転を全面休止したあと、静岡の大井川鐵道と並んでかなり早い時期にSLの復活運転を実現した路線です。

撮影されたのは亀山第1踏切で、徳佐~船平山間にある山間のポイント。S字カーブが人気の撮影ポイントでもあり分水嶺も近いはずで雪も深いわけです。

全国津々浦々の国鉄線区で見ることのできた旅客牽引機のC56ですが、実はこの160号機はすでに営業運転からは退き、現在は梅小路の博物館で動態保存されています。
SLやまぐち号の牽引機も何台かあって、時にはDD51-1043号機がピンチヒッターを務めたこともあり、これはこれでニュースにも。
さらには展望台付きの客車としては久し振りの新製車両オロテ35-4001などを新調したことも話題に上りました。旧型客車とディーゼル牽引機の組み合わせは意外に時期が短く私も福知山線の定期列車に一回乗ったのみ。

古い車両の更新ではなく、あえて現代の基準に沿った材料で当時の雰囲気そのままに客車を新製したのは、前代未聞の出来事では?。旧型といっても自動ドアに給電用のディーゼルエンジン搭載で温水便座にACコンセントも装備、あくまでも現代の車両です。
モデルになったのは戦前に新製された客車、マイテ49やオハ35などの旧型客車。それだけの需要と長期計画なしには有り得ぬプランで、近いうちにぜひ乗り心地を確かめたい1両です。参考までに料金は=快速SLやまぐち号(グリーン車指定席):1000円

| 14:03 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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