2023年02月21日

うしかい座をさきどり

まだまだ夜の長さが上回る今日この頃。でも少しづつ日の長さを実感します。
そんな中、春先の星座に目を留めてみましょう。有名なおりおん、おおいぬ座、双子座の左に見えてくる春先の星座たちです
とりわけ、澄んだ星空が望める東向きの視野が確保できたとしましょう。夜半過ぎには大きな獅子座のライオンが姿を表してきます。
前後して乙女座が、そして早々とこと座のベガが昇ってきます。

Img_9424

(うしかい座周辺を撮影)

オリオンやシリウスなどの見つけやすい星々に比べたら月明かりのない澄んだ星空を望めるロケーションが必要かもしれません。
そんな場所にかぎって氷点下の厳しい冷え込みに見舞われるもの。だから今の時期に目撃する人は案外少ないのかもしれません。

東京から離れた、リゾート施設があるような場所で大きなガラス窓越しに星空を眺められる場所があったら儲けものです。多少の寒さなどわけもなく耐えられてしまうから不思議なものです

Img_9475

・・・・んな旅行だのリゾートだのと言ってられない忙しい御仁には夕方の西の空を眺めてみることをお勧めしましょう。今、月が沈んだ直後くらいに西のひらけた空を見上げてください。迎角は30度もあればじゅうぶん。上に木星、下に金星の赤っぽい輝きが見られます。

かなりの明るさなので都内の雑踏でも大丈夫。高い建物があったら邪魔ですが・・・・さらに黄道沿いに月の方向を辿っていくと海王星も!さすがに肉眼じゃ無理かもしれませんが、是非!

| 18:50 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー