2015年01月26日

先見の明

 木次アナの初執筆、「ゆるゆるネコ体操」が静かなブームとなっていますが、先日出版をお祝いするパーティーも開かれ,T部長の手品は飛び出すは、Uデスクは競馬実況に、ゲストインタビューに、司会進行にと大忙しやらで、重大発表もあったりして、盛況のうちに幕を閉じました。
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 ところで出版した会社のT社長にお伺いすると、このヒットを最初から半ば確信していたというから驚き!さすがは社長です。 都市部を中心に配本。SNSや民放テレビ局も巻き込んで、店舗においていない書店からも注文の催促があったとか。処女作品(既婚者でも?)にもかかわらず、増刷も決まったとか。驚異の新人作家、木次アナの次回作に期待が高まる一方、T社長の優れた洞察力にも敬服です。

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2015年01月21日

比較できない価値

 20日、日本時間の夕刻になって耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。ISIS(イラクシリアイスラム集合体)と名乗る暴力グループが安倍総理大臣を名指しで誘拐身代金を要求してきたのです。人質は昨夏、犯行グループに拘束された軍事会社代表と、彼を救うべくシリア入りしたジャーナリスト。投稿サイトにアップされた動画は合成という見方が強く、二人の人質は同時に同じ場所には居なかった可能性が高いと思われます。交渉期限は72時間。日本時間で金曜日夜までには期限を迎えてしまいそうです。

 自ら危険を冒して現地入りしたのだから、と自己責任を問う声も聞かれるようですが、それを言うなら何故彼の他に誰も危険を冒して日本人を救い出そうと動かなかったのか?責任感を持って行動したのは日本人でジャーナリストたった一人だけだったのか?という問題点があげられます。言い換えれば国民的無関心、どれほどの人が事件前、彼の訴えに耳を傾けようとしたでしょうか?

 38年前、ダッカ空港で人命は地球より重いとばかりに同胞樽テロリストに身代金ばかりか服役囚までも引き渡して国際的な批判を浴びた我が国の政治家たちは、身代金の要求に対していかに対応するのか?45年前のハイジャック事件ではボーイング727一機分の乗客と引き換えに、当時の運輸政務次官が身代わりの人質を買って出た。今の政権に、崇高な志を持つジャーナリストの代わりに命を投げ出す覚悟はできるだろうか?

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2015年01月19日

モノをいう舌

 ニッカウヰスキーの創始者で日本のスコッチウィスキー作りのパイオニア、竹鶴政孝の生涯を描いた連続ドラマ、マッサン。今週から物語の舞台はいよいよ北海道・余市に移り、妻エリーを演じる女優、シャーロットの髪型もグッと大人っぽく変化しています。

 最初に山崎工場で誕生した国産ウィスキーの第1号は「白札」今でもサントリーホワイトとして現存しています。当時の味わいそのままとは言えないようですが、文字通りのロングセラーに。一方、今も人気の角瓶は1937年の発売で、既にマッサンは北海道にわたってのちのことでした。劇中でマッサンが大阪を離れたのは、より自分の理想を追求するためと描かれていますが、売れ残った原酒が豊富にあったことも幸いし、時流にものって大ヒットしたのだとか。今でも簡単に店頭で見つけることができます。じゃあ、早速ひとつ味見と行きましょうか・・・・・・

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2015年01月18日

祈・合格

 センター試験も二日目、合格祈願グッズも様々ありますが、IMG_0809.jpg
カールの恒例「ウ・カール」も!

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2015年01月17日

涙を超えて

 神戸のまちを震災が襲ってから、もう20年。失われた沢山の光景を覚えているだけにその年月の速さには驚くばかりです.反面、震災を機に新しく生まれた街の光景も沢山ありました。新長田に現れた巨大な鉄人28号のモニュメントもそのひとつ。R1074708.jpg
特定非営利活動法人(NPO法人)「KOBE鉄人PROJECT」が建設したもので、2009年9月29日に完成しました。事業費と比べると80倍以上の経済波及効果があった(2010年当時)とも伝えられます。P1080106.jpg

 鉄人をはじめ、魔法使いサリーちゃんやジャイアントロボなど、日本のTVアニメ創成期を華々しく飾った原作者、横山光輝の出身地だったことに由来した復興プロジェクトのひとつです。

 震災で大規模な火災に見舞われた長田の街、震災当日の17日夜にもその猛火は衰えることを知らず、街のあちこちを焼き尽くしました。そんな最中、東京のスタジオで親族の訃報に接しながらもひとりで気丈にラジオの生番組を勤め上げた女性がいました.ポケットビスケッツでブレイクする前ののタレント・千秋さんでした。仕事の合間には溢れる涙が頬を伝い、未だ若かったカノジョにはどれほど辛い仕事だったか想像がつきません。後に彼女は、東日本大震災で自らも負傷したばかりでなく、復興にも人一倍意欲的に取り組んでいるようです。

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2015年01月16日

ボロ市の季節

 世田谷の伝統行事「ボロ市」は年末年始をはさんだ風物詩でもあり、毎年のように足を運ぶ楽しみの一つでもあります。その楽しみの一つだったアナログカメラがすっかり姿を消したのは五年ほど前からでしょうか。それにしても相変わらず連日の盛況、今年もそんな一日に足を運んでみると見慣れない古い冊子に目が止まりました。

 大きな本棚に見るからに古い教科書の一群、どうやら戦前に使われたもののようです。中でも表紙に「修身」と書かれた一冊に興味が湧きました。幼い頃両親や祖母らから事あるごとに聞かされた「昔は学校の教科に修身の時間があって・・・・それなのに最近の若いものは修身教育を受けていないものだから・・・・」のフレーズ、今で言えば道徳の時間ということになるでしょうか?ページをめくってみると各章ごとに歴史上の人物の様々なエピソードが綴られています。歴代天皇のエピソードに始まり、吉田松陰の兄弟に関する記述とか、戦国時代の名将etc、「公益」「倹約」「衛生」といった項目を織り交ぜながら中には生糸産業の育成から富岡製糸業の繁栄への過程、コロンブスアメリカ大陸発見までのいきさつだとか・・・・。旧仮名遣いですが読みやすい文章で子供にも解りやすく書かれています。小学生低学年には少々難解かもしれませんが、子供時代の自分にとっては必携の一冊となり得たかもしれません。

 それにしてもこんなお宝のような教科書の山、一体どこから発掘されたのか?最近,廃屋や空家の処分業者が話題になっていますが、副産物としてこのように死蔵されていたお宝が再び日の目を見る機会を与えられた、とも考えられます。あるいは廃校となった古い校舎の片隅にはまだまだお宝物件が眠っているかもしれません。

 年代別に史実を羅列する歴史の授業に比べたら遥かに実のある教科書だったのかもしれません。修身というタイトルが最適かどうかは別として、今の時代の子供にも決して無駄ではないコンテンツだと思います。

 毎年12/15.16&1/15.16に世田谷ボロ市通りにて

手にとったのはおそらく「第三期 尋常小学修身書 巻五」と思われます

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2015年01月15日

不断の心得

 新年も始動し、ニュースルームでも今年最初の会議が行われました。時間の制限もあって半時間の駆け足でしたが、日常業務の様々な課題が議題にのぼります。それだけではありません。不測の事態が発生したとき、報道現場としてどんな対応を取るべきか、どのような体制で臨むべきか?常に、あらゆる事象を想定して備えておくことも我々の重要なタスクの一つです。

 四年近く前の大震災では、止まってしまったエレベーターを横目に非常用階段を33階まで駆け上がったKアナウンサー、食事の供給もままならないまま、持ち場を離れられずお弁当を分け合って仕事を続けたSアナとTデスク、911テロの当日にはデスク自ら通信社からのファクシミリを鷲掴みし、スタジオに駆け込んで現場と電話でやり取りする緊迫した様子を自らオンエア・・・みんな語るに語れない秘めたる武勇伝をお持ちです。
 報道の現場であること以前に職場としての機能を維持することも、実は大切なミッションです。いつどんな時、誰がどのような状況に遭遇するかは全く予測ができません。その場で、実際に置かれた状況にどうやって対処するか?そんなことも頭の片隅に置きながら、デスクの上のお菓子がいつ非常時の助けになるかもしれない・・・・
・・・・・・・・・・というわけで、お土産のお菓子を絶やさない(傾向にある)最近のニュースルームのデスク(机のほうです)の上を、どうか温かい目で見守って欲しいと思います。

| 19:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2015年01月14日

ライバルがいてこその

 フランスの小メディアを襲った今回の悲劇は、異なる宗教・民族に対する畏敬の念や敬愛の精神があれば、そもそも起こり得なかったのかもしれない・・・・・ヘイトスピーチと呼ばれる、コドモの罵りあいにも似た異民族の排斥運動とも根源は似ているかもしれない・・・
 少子化で労働力の不足がいつか深刻化するに違いないこの国だって、いずれは移民の合法的な受け入れを容認する時期がやって来てもおかしくはない.それが40年後なのか、14年後なのか?あるいはもっと差し迫っているとしたら・・・・・・

 長い前置きになりましたが、今公開中の映画「バンクーバーの朝日」のお話です.

| 23:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2015年01月12日

マリーナで過ごす休日

三連休の最終日、四年前に行ってからお気に入りの場所になった三浦半島の小さなマリーナ
ちょっと寒いけど至福の時を過ごして来ました。


生活の中のアート   〜冬の海辺の豊かな一日の過ごし方〜
美味しい食事とアートで彩るちょっと贅沢なライブ IMGP0122.jpg
沈みゆく夕陽をバックに奏子さんの歌声と光の変化で刻々と変化する不思議な絵画のコラボレーションです。


オーガニックベジのスペシャリスト2人による、「月」をテーマにしたお料理がふるまわれてます!
テーブルをキャンバスにして、アートのように飾られるお料理♡
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三浦半島の西岸、快晴の夕陽日和!IMGP0117.jpg
夕焼けが伊豆半島を染め上げてゆきます。

このイベントプロデュースを手がけるのはYuki Osadaさん、
波が押し寄せる音の届くテラスは3m×5mくらいはある大きな一枚ガラスで外界と繋がり
ライブジャズの合間にアートで彩られたオーガニックの食事。

あたかもイタリアの海岸辺りで週末を過ごすような、
そんなゆるやかで、美しいものと美味しいものを堪能する時間です。

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2015年01月10日

原油価格のゆくえ

 昨年末のOPEC総会では原油の減産をしないことに決まりました。NY市場ではWTI相場価格が50ドル/バーレルを割るまでに下落していて、これにはシェールオイルを産出するアメリカ企業も経営破綻を強いられるまでに追い詰められています。反面減産しないことを決めたサウジアラビアの市場での主導力が大きいことも証明する結果となりました。

 ただ、サウジの思惑は決して安値安定ではありません。シェールガス産業の息を止める目的が果たされれば,また原油価格が上昇に転ずるのは疑いようもありません。既に痛手を被っているロシアのプーチン大統領は回復までに二年が必要とアピールしているほどです。当のサウジにしても減収減益は覚悟の上なので、我慢の緒が切れたら、減産に転じないとも限りません。アメリカ側も黙って指をくわえてきているわけには行かず、より低コストで採掘できる新シェールオイルの開発が進むでしょう。

 半年前には倍近くもした原油価格が50ドルを割った現在、需給バランスを考えるとしばらくは今の水準を上回るのはレアケースと考えられます。このまま原油が下がり続ければ、日本にとってはある意味好都合.自動車業界にも悪いニュースでは有りません。12月はじめには150円台だったレギュラーガソリンも正月の頃には130円まで下落、これはもう、1970年代末の水準と同じです。

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