2024年01月08日

PF-2 AE Deliveryで物資運搬

大きな地震災害で被害を受けた輪島市で6日から活動しているドローン関連各社(ブルーイノベーション、株式会社Liberaware、JUIDA(=一般社団法人日本UAS産業振興協議会、東京)の災害活動チームに自律制御技術の株式会社ACSLが加わって、孤立した地域にドローンで医薬品を届けるという実践的な輸送飛行が始まりました。

で、「Long Term Evolution」=LTE/3Gの後に生まれたモバイルデバイス専用の通信規格に対応したドローン=PF2-AE Deliveryは目視の範囲を超えた距離のリモート飛行が可能で、1.5㎏までの荷物を搭載できる物流用ドローンです。
現在「令和6年能登半島地震」の被災地では、許可のない全ての無人降雨雨季の飛行は禁じられていますが、国や当該自治体など要請を受けた物資運搬などで避難生活者らに医薬品などの緊急支援物資を空から届ける任務は別枠です。
国家試験で認められた、離陸重量25kg以上の機体を第三者の所有する土地、家屋上空など許可kなく飛ばすには一等無人航空機・操縦資格が必要で、筆記試験には計算問題も含まれるなど難関の国家試験です。

夜間飛行や、リモート操縦でもそれぞれ限定解除資格が必要で、言ってってみれば計器飛行のライセンスが必要なセスナ免許といったところでしょうか?

戦場での活用が先行してしまった感のあるドローンですが、本来はこうした人命救助や災害支援にこそ役立てられるべき技術なのです。

| 05:11 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー