2023年09月07日

印、月の南極着陸に成功/日本は?

小型月着陸実証機 #SLIM (すりむ)X線分光撮像衛星 #XRISM (くりずむ)がH2Aロケット47号機で種子島宇宙センターから8月26日(土)打上げの予定が、延期され  

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打ち上げはきょう7日に設定

台風やら強風やらの影響で、のびのびになっていたものです

打ち上げから10分後、すでに第1段ロケットを切り離して2段目の燃焼に移行しています。大気もごく薄くなったので衛星を覆うフェアリングも分離、ロケットは北海道の遥南方沖上空まで到達しています。

2段目の燃焼が一旦停止してXRISM-X線分光撮像衛星を分離、軌道に投入しました。

スリムはこのあとスイングバイ航法などを活用して年末にも月の表面に着陸を試みます。成功すればわが国初。

さて31日の満月はスーパームーン、今年最も地球に接近する満月です。うまく見られましたか?

そして土星は8月27日に今年、最も明るくなる最適の位置に来るということです。80倍クラスの望遠鏡をお持ちの方は絶好のチャンス、買うならば今のうちDSCF0241.jpg

さて8月23日インド宇宙研究機関が無人月探査機「チャンドラヤーン3号」(サンスクリット語で「月の宇宙船」)で見事に月の南極付近への着陸を成功させました。月着陸の成功は、米国、ロシア、中国に次ぐ4か国目となるもの。南極へは宇宙初です。

月の周回軌道で推進ユニットを切り離した月着陸船は4本の足を持つ四角い箱。その実態は月面探索車ローバーの格納庫で、アポロ月着陸船の下半分とよく似た構成です。

高度30kmから最終アプローチに入り、150mで一旦ホバリング。着陸地点をカメラでスキャンして最終確認を行います。そして管制室の大勢のスタッフが見守る中、無事に着陸に成功、スタッフは総立ちで拍手・大歓声です。その後、着陸船のハッチが開いてスロープをゆっくりと6輪車、ローバーが月面に降りてゆきました。・・・・果たして月で氷は見つかるか??探査車の活動は無事終了し、これからデータの解析作業に移ります。

8/28オンエアのJAM THE PLANET (@jwavejam) ·の中でも詳しく紹介されています。

これに比べてロシア/旧ソビエト連邦が1976年に進めた「Luna-24」に続く、半世紀ぶりの月探査ミッションの無人の月着陸船だった「Luna-25」が月の上空100キロの月周回軌道に入り、
21日に南極近くに軟着陸させる計画。でしたが
20日、異常事態が宣言された後、月面に衝突しました。

そして日本からも・・・・

| 08:47 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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