2022年11月25日

momo初舞台?

今年二十歳の「モモ」は美人姉妹の次女
母は妹の学校の後輩で今も関西で今も舞台にも立つ女優であり先生、そして三児の母

前後して成人した長女も含めてみんな女優と言う芸能一家、と言っても姉妹はまだまだ女優の卵

そんな萌え萌えが東京で舞台に立つというから、見ないわけにはいきません。

題目は八岐大蛇 サブタイトルは斬舞踊
何だかドキドキしそうなタイトルです。

手掛けているのは古事記project 日本の古典からストーリーを展開するグループです。
古典を題材にした劇と言ってもいわゆる若者言葉の会話のテンポも今風ならばロックにラップ、ミュージカル風な仕立てと若い役者たちのマッチングがとっても新鮮。舞台版と銘打っているのは、この作品が最初にヴォイスドラマとしてCD化されていたからです。

スサノオのミコトはヤマタノオロチに生贄として差し出される若い女性を救おうと果敢に戦いを挑みます。成功報酬に彼女との結婚を両親に求めますが、肝心の彼女はいわゆるツンデレ

しかし村人の信頼を勝ち得て必勝作戦を練っていくうち彼女の心も次第に開かれて...
なかなかドラマチックなストーリーでした。キャストも若い俳優達ばかりですがケチのつけようのない実力者揃いです。

ももちゃんの役どころは、アンサンブル&ヤマタノオロチ!?・・・・と言っても8人組の1人なのでホッとしました。
セリフも一言二言あって、私にしてみれば事実上初舞台を観ているような気分です。
周りの若い女優さんの中でも一際目ヂカラが強くエキゾチックな雰囲気は、これからきっと舞台映えして行く事でしょう。

小学生の頃から毎年のように成長ぶりをずっと見てきたので大人に成長してお客様の前でステージに立つ事が出来たことは本当に感慨深いものがあります。
が、考えてみれば母と姉と同じ俳優の道を選んだわけで、血筋?なのか成り行きなのか?
この道を選んだからと言っても成功するのはホンの一握り、それでなくても役者で食っていけるのは実のところ狭き門。なので彼女がこれからどういう俳優人生を歩めるかは未知数です。

願わくば、あの目ヂカラの様にキラリと光る存在に成長して欲しい...正直なところ空席の目立つ客席でしたが、満足感だけは一杯な舞台でした。頑張ってモモ!

古事記の世界をパフォーマンス&アクションで魅せる 古事記project『演劇版「斬舞踊」』は
築地本願寺ブディストホールにて公演中、日曜日まで

| 22:02 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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