2022年11月27日
10bestcarの続き
今週のブリジストンdrive to the futureは先週に続き今年のカーオブthe yearにノミネートされた10台+1の続き
さて、会話の中で出てくる9秒とか12秒とかいう数字・・・・何のことでしょう?
この車つくば(サーキット)で走らせたら面白そう、と俎上に挙げられたのが新旧アルトのワークス。9秒というのは筑波サーキット(長い方の2000コース)を1分何秒で回れるかという力試しのことを指していて、頭のいっぷんは全て省略しています。
550cc時代のアルトワークスという車は軽4輪のくせにインタークーラー付きターボをツインカムエンジンに組合せ、おまけに駆動はフルタイム四輪駆動というとんでもないウェポンでした。
当時の雑誌テストなどでプロはだしの専門家がバラードスポーツCR-Xを走らせて、12秒台だった!というのが衝撃的だった数字・・・・・・私が70馬力のノーマルヴィッツをレースで走らせても16秒台がいいところ。
130馬力のマツダ・ロードスター(二代目)に乗り換えても数字はほぼ同じ。バックストレートで140kmも出ればいい方でした。
他の名だたる高速コースに比べればトップスピードも限られる筑波で2秒。3秒の差をつけるというのは実はたいへんな実力差でもあるのです。
そんな筑波で10秒を切る9秒台?・・・・・いかに昔のアルトワークスがとんでもないマシンだったことが偲ばれます・・・・・
ちなみにピストン西澤師範、日産サクラを走らせたら12秒台と予想しています。これは驚異的なタイム!!本当にそんな実力を発揮してくれるでしょうか?興味津々・・・・ここはひとつ是非とも自前のサクラでタイムアタックに臨んでほしいところです。
さて、その筑波サーキットで来週開催されるのが毎年恒例のマツダ・ロードスター4時間耐久レース。西澤師範が度々優勝を飾っているあのレースです。
レースカーは全てマツダが用意した1500ccの同一車種。使える燃料が制限されているので、エコノミーラン的な側面を持つこのレースで、果たして今年はどんなレースを見せてくれるのか?
来週の今頃には結果がわかっていることでしょう・・・・・
ところで・・・・・
今スピナーで配信されているPORSCHEpresentsバケット・リストは
興味深いアンティークなポルシェ・レストアの話題。トランクブートに敷き詰めた意外な素材ってなに?
是非スピナーのカバーページの73かレラ2.7を目印に!