2022年08月05日

フィットRS復活!

ホンダの大衆車で、収益の柱のひとつFITに待望のRSが帰ってきました。
そもそもシビックのタイプRはあまりに手の届かない価格設定になってしまったし、シビックの初代に設けられたRSは余りに短命で街中でもほとんど見かけなかった・・・

な訳でフィットのRS(旧型)こそが街で見かける最もポピュラーなRSというのが現状です。で、期待の新型RS
期待したオレンジのボディーカラーこそみあたりませんが、注目したいのはステアリングの奥に潜むパドルシフト。
減速の強さを段階的にシフトできる、夢のハイブリッド車!と言いたいくらいです。久々に乗って試したい機構の誕生です。

電気自動車ハイブリッドも減速には回生モーターの機能を使って大きなストッピングパワーを発揮します。
ブレーキシューの摩耗も極端に少なく、回収した動的エネルギーを電気エネルギーで蓄え、再び動力エネルギーに再利用できるので、うまく電気を溜められるようブレーキングにも神経を配りながら走っています。

リーフではDモードとecoモードの二つしか選択肢がなく、新型リーフでもワンペダル用のスイッチを含めて3段階しか選べない減速度の強さが不満でしたが果たして今度のFIT-RSはどうでしょう?

ワインディングで、とりわけコーナー侵入時などブレーキングと併せて適度な減速度を選びながらドライビングできるのはどんなにか楽しいことでしょう!しかもステップ比が1.3や1.4に設定されてでもしたら・・
これまで仕方なくハイブリッド車やCVTの付いた車を借りたことはありましたが、運転が楽しめたかといえば疑問です。ただアクセルを踏んでハンドルを回すだけではスポーツドライビングを満喫したとは思えません。
マニュアルミッション車が今、人気なのもメリハリのあるシフトワークでエンジンの有効回転域をうまく選択するノウハウが駆使できるからで、全部お任せの原付スクーターみたいなクルマに魅力は感じません。

それはきっとホンダの開発陣も感じていたんだろうな、と想像するとちょっと嬉しくもなったりします。
わかってるクルマ、しかもあのシビックtype-Rの半値ほど(推定)で手に入るRSのバッジ。
久々に物欲を掻き立てられる車の登場です。(と言ってもリリースはこの秋予定とか)

| 16:21 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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