2022年08月31日
ろうがんずagain
毎年夏休みの始まりに東武池袋の広大な会場で催されるタミヤの展示イベント
今年は規模をかなり縮小して、時期もひと月遅れですがリアルに開催されました。
流石に大型の展示コーナーやミニ4躯サーキットは臨むべくもありませんが、しんせいひんの展示あり、アウトレットの掘り出し物、ミニ四駆のパーツ販売も一通り並んでいたのは嬉しい限り。
そして、忘れてはならない「ろうがんず」の展示コーナーもちゃあんとありました!
今年のテーマは零戦。タミヤ製品だけでも新旧織り交ぜて数十種類はあろうかという定番商品。それをメンバーが思い思いに組み立てて、一堂に会したのが今回の作品群です。
もちろん大先輩:田中穂蕾もとニュースデスクも−52型を展示。メカニックらに見送られて颯爽と飛び立つまえの高揚感が伝わってきそうです。
説明にあるようにこの製品は40年も前に発売されたもの。そしてモデルとなった零戦はすでに80年も前のプロダクト。操縦席に座り、旅立っていった若者たちは存命ならもう百歳を超えているであろう時代になっています。
デビュー時には世界に類い稀なる性能の高さを誇った零戦でしたが、数年の後には各国の技術も凄まじい勢いで向上し、52型の頃にはこれを上回るライバルたちも続出しています。
まるで日本の家電産業や半導体事情の行く末を、遠い昔に暗示していたような・・・・・・
戯言はともかく、これまでも多くの模型ファンを魅了して来た零戦、これからも主役の座を明け渡すことは恐らくないでしょう・・・・