2022年08月15日

ドローン商業化に向けて

小型無人機ドローンを使って、過疎地域の物流に役立てる実証実験が始まっています。
東京のベンチャー企業が山梨県小菅村と実証実験の契約を結び、村内の配送拠点5カ所と、デリバリー拠点間の3キロを結ぶ実験線で配送の実験を始めました。

山道をテクテク登ると40分の道のりでもドローンを飛ばせば7分。自動運転であらかじめプログラムされた着陸地点に降りてきます。そこで待ち受けた職員が注文先のお宅まで運ぶというもの。
アプリで受注してから最短30分の配送を目指します。都会ならバイクでピザが届く時間・・・・・

この秋、全国展開の一環として北海道の十勝平野に拡がる士幌町や福井県の原発立地、敦賀市で本格的な商業化に乗り出します。
実証実験が行われている小菅村は人口700、村内にはスーパーが無く例えば大月市のスーパーに出かけるのに車で40分。バスなら平日3往復。それでも運賃2千円は覚悟です。
このほか路線バスで村まで宅配便を運んでもらいドローンで配送する実証実験も進んでいます。

おもちゃとばかり思っていたドローンのビジネスは配送や運輸ビジネスの一環としても大きく注目されています。
参考までに今年の6月からは100グラムを超えるドローンにはすべて車のように登録が必要になり7バープレートならぬIDチップが義務化されています。
操縦にも無人小型機のライセンスが求められ、おもちゃの99gのドローンを除くと、ほぼすべてのドローンは無資格では飛ばせなくなりますのでご注意を!

| 15:52 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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