2022年06月20日

今日は国際難民デー

平成の始め頃のバブリーな日本にはインドシナ半島の方からボロボロの船に乗ったボート・ピープルが怒涛の様に押し寄せた。経済難民だけではなく政治的迫害を逃がれた知識階級層も多く含まれていた。

欧米に比べて遥かに難民受け入れの少ない我が国にそのまま留まり、仕事に就けたのはごくごく僅か。でも当時から3Kと呼ばれた職業には多くの非合法を含めた外国人労働者を見つけることができた。

他方で日本語習得目的で来日する学生が増え、コンビニのレジを打つワンさんやウォンさん、チンさんと言ったネームプレートを見ることも珍しくなくなって・・・

コロナ禍によって難民の動きも大きく影響を受けている筈で、アフター・コロナの時代に向けて労働者のマーケットがどんな影響を受けるのか?
自粛が解けても先行き不透明な案件は山積です。

そう記していたのは2年前のことでした。
移民や難民に対する政府の態度は改善どころかちっとも変わらず、入管施設で命を奪われたスリランカ女性=ウィシュマさんの裁判では入管職員を嫌疑無しと結論付け・・・・・・

貧しい国から来たから裁判に負けるのか?
ウクライナから逃れてきた避難民は厚遇されている影で、難民を巡ってはピックアップされることも稀で

人口減少で日本の労働人口減少が確実視される中、ホントにこのままでいいのでしょうか?

| 19:10 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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