2022年04月14日

leopard1を提供か?

相変わらずロシアの激しい攻撃が続くウクライナ
これまでにポーランドなどが、旧ソ連製の戦車供給などで加勢してきましたが、ついにドイツが戦車の提供に踏み切りそうです。
隣接する旧東側と呼ばれる諸国が持っていた戦車は旧式のソ連時代のT-72型が多く、これはウクライナ軍でも採用されているので兵士が扱いに慣れている、というメリットがあります。
ウクライナ軍の主力は、このT-72や新世代の独自開発車両T-80系もありますが、圧倒的に多いのはそれらより古いT-64系戦車です。
開発時期からすれば60年代後半、とかなり古いものですが当時は最新のスペックを持つものとして西側諸国からも恐れられていました。
これがロシア勢のT-72やより新しいT-90系と対峙するとなると数の上でも攻撃能力でも劣勢であることは否めませんでした。

そこにドイツかleopard1という戦車が供給されるとあって、ロシア側には新たな脅威と映るかもしれないのです。
とはいえ最強と呼ばれるleopard2ではなく、それより古い世代の「1」の方が供給されるとあっては、能力面で不安がなくもありません。
そもそも1の方は第二次大戦後ドイツが最初に開発した車両で、ソビエトに例えるならばやはり旧式のT-62辺りの時代の産物です。主砲もまだ105ミリ砲・・・・・ソ連側の120ミリ砲には当初から見劣りのする代物・・・・

その多くはすでに退役した車両で、メーカー側が売却をもくろんでいた物件。価格も安く、提供しやすい側面もあり、政府からの提供ではなくメーカー同士の転売という形態がとれることも幸いしたようです。

最新型の2でなくて不安はないのか?という疑問もわきますが、コストを考えると新型の提供では負担が大きすぎること、それに最新の電子装備を搭載した新型では分厚い電子装備のマニュアルを翻訳するところから始めなければならず、ウクライナ軍兵士が扱いに習熟するまでの時間も必要です。
反面、旧式の1なら防御面の不安はあるものの、アナログ操作ならば習熟の手間を考えると、こちらにも分がありそうです。とはいえ使い慣れた旧ソ連戦車とどれほど違うのか不安も残りますが、西側諸国が本格的な攻撃用戦闘装備を提供することで、ウクライナ軍に大きく加担する糸口が見えてきそう。
この動きに西側が同調して、英仏の最新型装備が提供される事態に発展すると、これはもう見かけ上の第2.5~3次世界大戦の様相を呈してきます・・・・・・

もちろん早期に停戦合意が成立して戦闘が終結してくれるに越したことはありませんが・・・・・・

| 08:18 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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