2021年09月01日
ボッチャで金!
折り返し点を過ぎて終盤のパラリンピック、オリンピックには無い独得な競技のひとつ;ボッチャで日本勢が金メダルを獲得しました。個人、軽度ハンデのクラス、個人の決勝戦、杉村英孝選手がぶっちぎりで勝利。見事金メダルを獲得しました。
パラリンピックで採用される競技・ボッチャは今更目新しい競技ではないもののルール自体を良く知らない、というのもTV中継があまりに少なく競技を傍観する機会にも恵まれないのが理由でしょうか?しかし今回の優勝で注目を集め知名度も上がることでしょう。
ルールは意外に簡単で最初に先攻が唯一の白球をコート中央めがけて投げ込む。転がしてもチップ・インでも構わない・・・・・・
赤、青ふたチームに6球づつ投球が許される。概してカーリングと同じ要領。白球に近ければ高ポイントが望める。より、近くに自球を置いた方が次の投球を相手に譲る、つまり近くに置けなければ延々自分の球を連続して投げられるわけ・・・・・
さて、持ち球を投げつくしたらゲームセット、もちろん一番近い球が勝者、で敗者の最もポイントの高い球よりも白球に近い距離に自球を幾つ置けたかが加点の肝になる。この辺のタクティクスはカーリングにも似ています。
コントロールのし易さは多分カーリングよりも上、上肢の障害者にはスロープを使った投球も認められる。トスでも転がしても良いのだけれどお手玉みたいな感触のボッチャ・ボールは結構な癖玉・・・・健常者であってもあっという間に惹き込まれてしまうかもしれません!杉村選手、次は団体戦で日本を率います。ここで一挙に二つ目の金メダル獲得なるか?
パラリンピック ボッチャ競技日程:~9月4日(土)
お次は車いすバスケ
車いす自体はハの字スリックみたいな逆キャンバーがついているが左右のターンを思い通りに決めるには(たぶん)熟練が必要。そのうえでボールを操りシュートを決める。ドリブルは3回やったらパス必須。二回ならいったんひざ上に抱え込んで静止・転回できるし再度のドリブルも可能。基本的にフツーのバスケとあまり違わない。
違うのは車いす同士の激しいぶつかり合い・・・・これは試合を見てみないと分からないが、ぜひlLIVE動画などでそのバトルを見て欲しいものです。