2021年06月24日
11代目
先ごろ新型シビック=次世代モデルの2022年型がアメリカで発表されたのに続き、日本でも正式に発表・公開されました。
日本市場ではトンと見かけなくなってしまったシビック,かつてはHONDAの屋台骨であり対米輸出の尖兵として、また北米市場ではいまだに月に3万台ペースで売れ続けるベストセラーカーとして全米のあちこちで見かける、ホンダのカローラみたいな存在です。
そんなシビックも来年でデビュー50年ですが、果たしてガソリンエンジンを積んだシビックには、この次が用意されるのか、それともこれっきりになるのか?興味深い・メーカーとしては悩ましい所です。
既にイギリス工場ではこの世代から生産しないことがアナウンスされており、生産の主軸はアメリカとカナダ工場に置かれる模様です。アメリカで発表されたセダンの他に今回ハッチバックもリリースされましたが、人気のホットモデル=タイプRがあるのかどうかは気を揉むところです。そもそもイギリスで生産されていたバリエーションだっただけに、その継続はうれしい発表。ただ、生産国がどこになるかは?のまま。日本では埼玉工場でエンジン生産の中止が発表されていて、最後の和製Rになるのか、それとも・・・・・
今度のシビック,11世代目に搭載されるエンジンはターボ付きとはいえ1・5リッタ―エンジン、初代に積まれていたCVCC1500ccと同じ排気量というのは稀有な偶然というか珍しいケースです。リアの三角窓辺りには先代の面影が見え隠れもしますが、もう5ナンバー幅には二度と収まらない堂々たるサイズ。間延びした印象の先代よりもきりっと引き締まって見えるのは好印象です。今買っておけば一生モノとしてホンダ・ライフを全うできる完成度のようです。
この新型がトミカの新製品リストに加わるのか?タイプRが揃うのかも見当がつきませんが、おそらくまた一台タイプRのコレクションが増えそうな気配です・・・・・・