2021年05月04日
EQ-A
今日は一日メルセデスme Tokyo(六本木)の特設スタジオからの「BROADEN OUR HORIZONS」オンエアでした。
番組中でも話題の電気自動車EQ-A、年初に発表されたコンパクトなEVはAの文字が示す通りAクラスの兄弟格。クロスカントリー風テイストのGL-Aとはとても近い関係にあります。
注目はそのサイズ、全長もGL-Aとほぼ同じ、140馬力のパワーとゼロ100km加速も9秒弱とまずまずの数字、気になる航続距離は66kwの電池で400km以上とカタログ表示されていますが、うまく走れば東京・名古屋間ノンストップで移動も可能でしょう。
急速充電には90分を要すると説明されていますが、これが30分で切り上げるとなると、どのあたりまで航続距離が延びるかが実用上の指標の一つになるかもしれません。浜名湖のサービスエリアで延々一時間半も充電器を占有するのは、深夜とかに限ったほうがいいかも??
そして、価格は4万ユーロをやや上回るレベル。邦貨では600万円とされていますが、これがテスラの3や日産の新顔アリアと比較してどうなのか?
とりわけアリアは6月発売で500万円クラスが予想されるので、真っ向からの対決も見ものです。
今じゃ腰の高いSUVスタイルも抵抗なく受け入れられるほか,EVには少なかったワゴンボディはキャンプに行く予定が無くても重宝するもの。GL-Aとの共有部品も多いことからガソリン版からの乗り換えも敷居が低くなることが期待され、メルセデスの中で一番の売れ筋EVとなってもおかしくはないだけの要素は持っています。
さあ、初年度日本で何台の受注を集めることができるか?これから電動化時代を占う試金石として注目です。