2020年12月09日
東京都のmirai
国の方針に準じる形で東京都が2030年までのガソリン車販売終了を提言しました。10年先のクルマ選びはリーフかプリウスかアクアかミライから選ばざるを得ない・・・・・いやもっと品数は増えていることでしょうが。
電気自動車、リーフが登場したのはちょうど10年前。この間に店頭を飾る電気自動車はずいぶん増えましたが路上に溢れているのは圧倒的にハイブリッドのノートやプリウス達です。
ホンダやトヨタからは燃料電池のEVも登場しましたが、充填できるスタンドはまだまだ数えるほどしか近所にありません。急速充電器の設置もまだまだです。あと10年でこうしたインフラが劇的に増えない限りは世の中ハイブリッドカーだけが実質的な選択肢、というのが今考え得る状況です。
バッテリーEVも燃料電池EVもインフラ整備なしには決して普及しえないのが大きな弱点、都や国はこうしたインフラ整備にどのくらい後押しをしてくれるのでしょうか?貯蔵設備に巨額な投資が必要な水素スタンドを民間頼みにしている現状ではとても水素自動車の普及は望めません。急速充電器もガソリンスタンド並みに普及しないと遠出の不安はなかなか払しょくできないもの。
(写真は旧型ミライ)
涙ほどの補助金で買い替えを促してもらっても、実際にガソリン車を捨てる決心をどれだけ後押しできるのか?今後の行政の積極策に注目が必要です。
軽油で動く商用車の大半とガソリン車のみの軽自動車の話はいずれまた。
逆にヤリスGR-Fourやマツダロードスター,S660を買うなら2020年代のうちに、ということになります。
まあ、横浜に住民票を移せば数年の猶予ができるわけですが、その頃にはまずマニュアル車は選べなくなっているんでしょう・・・