2020年07月06日
Mercedesf1
ついに今年のF1シーズンが開幕。しましたが初戦から異例づくめ!中でも目を惹くのはメルセデスの真っ黒なマシンでしょ。
ホンダは白、フェラーリは赤、リジェはフレンチブルー、ジョーダンはアイリッシュグリーン。そしてメルセデスはザウバー時代を含めシルバーというナショナルカラーを纏うのが通り相場でした。
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過去にホンダがアースカラーの無広告ボディを採用したのを例外とすれば大部分はスポンサーカラーに左右されるのがF1マシンのカラーリングでした。
今年のメルセデスは黒一色、僅かにウィングのスポンサーロゴと青緑のストライプでこれがシーズンオフのテスト車では無いことがわかります。じゃあ何でこんなカラーリングにしたのか?誰でも不思議に思ってウェブを探すでしょう。
発端は5月末のあの事件です。人種差別や偏見に基づく事件に対するメルセデスなりのアピールです。エースドライバーはルイスハミルトン。このプランに彼が乗り気だったのか、チーム主導の考えだったのか、そこまではわかりません。
F1のカラーリングがこの様に文化やイデオロギーを反映したものになるのは極々異例の事態。まああくまで普通じゃない今シーズンですが、この反響がどこまで広がるかちょっと注目です。
レースはレッドブルホンダがいいところまで行きながら優勝戦線から自滅で離脱、メルセデスに華を持たせる形になりました。でも、ポテンシャルがある事は確認できたので次戦以降の結果が楽しみです。
あの言い忘れましたがオーストリアGPの話題でした