2020年06月21日
夏至ですが
夕方には部分日食も起こるそうですが、梅雨の真っ只中では望めそうにありません。
さて北半球では夏の盛りですが、赤道のすぐ向こう、インドネシアでは今が一番寒い頃...と言っても日が翳ると沐浴にはちょっと寒いかな?という程度で連日夏日は当たり前。高い湿度で毎日シャツはびっしょりです。
そんな南国でのコロナウィルス感染率を見てみると、インドネシアは気温の下降期にあったにもかかわらず、いまのところ日本をはるかに上回る4万5千人前後(6/21以下同)、死者もその20分の一くらいに相当します。人口ではこれより遥かに少ないシンガポールでさえ4万2千の感染者を数えるレベルです。
が、シンガポールの犠牲者は現在26人、インドネシアとは2ケタも違います。一概に人口密度や気温、湿度だけでは比較できませんが医療体制や生活習慣に大きく依存していることも確か。当初言われたように温度に依存するウィルスではないようであることも解ってきました。
いま急激に感染者が増えているのはブラジル(百万人超)、ペルー(25万超)、チリ(24万超)をはじめとした南米大陸。それにインド(42万超)、パキスタン(17万超)のアジア、それに第二波と思しきイラン(20万超)、トルコ(18万超)の中東とロシア(58万超)などですが、欧州(英:30万・スペイン29万・伊:23万)に比べると死亡率の%が大きく下がっていることにも注目です。果たして医療管理の成果なのか?ウィルスのタイプが変位し始めたのか?
人類が未経験の謎のウィルスについてはまだまだ、大きな謎が残ります。自粛の波も寄せては返すのでしょうか・・・・・・