2019年09月07日
あの場所で
インドが月面着陸を目指したチャンドラヤーン2号はどうやら失敗が濃厚となって来ました。高度2000余まで降下した後、減速するはずがその後のプログラムが確認できず、信号途絶してしまったようです。逆噴射できずに真っ逆さまに月面に激突、という最悪の結果も覚悟しなければならないでしょう。
アメリカにも多数の留学生を送りgoogleの頭脳もインドの人材が重責を担っています。研究開発の分野でも侮れないポジションを占める筈。いつかインドが月面着陸に成功というニュースを聞くことになるでしょう。
ところでインドが目指しているのは月の南極に存在するかも知れない 水の存在。もちろん地球のように海や池の状態では存在しません。大気圧がない上に極地の気温は最低だとマイナス150度、地球のように穴を掘ったら温泉水が湧いてきた、という奇跡は無いものと考えられます。
でも、もしも氷や液体酸素が見つかりでもしたら月面基地建設に大きく弾みがつくばかりでなくそこから火星ロケット発射という夢のような青写真も描けるようになります。
まあ、次の大阪万博までに月の氷を持って帰りインド館に展示する、のは夢物語でしょうけど......