2019年07月11日

10:06でした

はやぶさ2が二度目の着陸に成功しています。日本時間水曜日午前に高度20000mからゆっくり降下を開始し、今朝7時には高度1000mまで降りてきました。その後、高度30m、高度8mで最終確認のゴーサインを待って、あとはいよいよタッチダウンのシークエンスが粛々とこなされました。

ここからはプログラム通りに自動運転されるので、相模原のJAXA管制センターでは刻々送られて来るデータを見守るだけ。午前10時6分には自ら掘り起こしたクレーターの20メートルほど離れた予定地点にタッチダウン。すぐさま弾丸を発射して舞い上がった塵を回収カプセルに収めた事が確認されています。

はやぶさ2は、既に一度着陸に成功しているのに、何故二度目の今回が注目を浴びるのか?それは掘り起こした黒っぽい土中のかけらが回収できるかもしれない、からなのです。Dsc08665

前回の着陸も初代のはやぶさも、拾ってきたのは地表の塵、それは少なくともこの小惑星が生まれてからこの方、何十億年も太陽光や放射線にさらされ続けてきたので、日に焼けたり変質したりといった可能性が考えられます。反面今回期待されるのはずっと土中に埋もれていた部分。 はやぶさ2が宇宙で初めて作った人工のクレーターの周囲に降り積もったと考えられている塵を獲りに行くのが今度のミッションです。

10時少し前には高度8mで姿勢を地面と平行にする為、高性能アンテナは地球方向を逸れます。そして着地点の真上に移動して自由落下、ほぼ予想時刻に接地したあと上昇に転じました。上昇後、高性能アンテナを地球に向ければ着陸時刻を含む詳細なデータが送られて来て、証拠写真もしっかり受信されました。 地球以外の天体で表層よりも下のサンプルを持って帰るのは50年前アポロ計画で月から持ち帰ったものが最後、今回は遥かに遠くの天体から表層下のサンプルを持ち帰るという、歴史的な快挙を成し遂げた!筈です。JAXAバンザイ!
| 11:13 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2020年 7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

バックナンバー

カテゴリー