2019年06月27日

ピアノカフェ

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小田急と京王線に多摩センターまで新線が開通したのが70年代中頃のこと。首都圏には珍しい大型路線の新規開通でしたが、この路線を相模原まで伸ばそうという計画が再び持ち上がっているようです。

 そんな多摩センター駅を南側に歩をすすめると住宅地の途切れたあたりに、明大中野グラウンドや恵泉学園大キャンパスがあったり、東京都下でもちょっと足を伸ばせば、まだまだ緑豊かな自然を楽しめる場所はたくさんあります。界隈をちょっと脇にそれた細道の脇、ピアノカフェ「ショパン」と称する小さなピアノホールがありました。

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20人も入れば一杯になりそうな空間の主役は聞き慣れないブランド[DIAPASON」のグランド・ピアノ。国産某メーカーから独立した職人が手作りで生み出した逸品、しかしもはや彼の手から新たな一台が生み出されることはありません。かなり強めのキータッチでも優しく受け止め、真綿で包み込んでしまう様な音色は自然と優しさ、暖かみを感じさせるものに彩っていきます。

サイドボードにずらりと並んだ写真フレームに目をやれば、どれも美しい女性ばかり。この小さなカフェで毎月ピアノ演奏会を開く女性ピアニストたちです。

Cimg4231 そしてピアノの奥、決して目立たないながらも異彩を放っているのが真空管アンプ。30年以上も前の製品とは思えない美しさと威厳を保っています。両脇にはオーナーお手製のスピーカー、15センチくらいのフルレンジコーンが一本だけ、それをどうにかギリギリで納めるほどの小さなエンクロージャー、現代用語の基礎知識一冊で簡単に隠せてしまいそうな小ささです。

プリアンプも内蔵したアンプ本体に電源を入れ、隣にあるCDデッキをつないで一曲目を再生すると・・・・・ついさっきまでそこでピアノを弾いていた彼女が再び鍵盤を叩いているかの様なリアルな音色。とても小さなエンクロージャーからフルレンジ一本で紡ぎ出される音とは思えないヴォリューム感と響き。会社の副調整室にある大きなモニタースピーカーとも互角の勝負が出来そうです。

さらにオーケストラを加えた楽曲が始まると、その広がり、立体感が小さなホールに響き渡ります。CDからでもこれだけの再生感をもたらすユニット、アナログレコードを持ち込んでターンテーブルで再生させたら、どれほどの感動が広がるのか?ウチの安価なオーディオシステムにもこんなアンプが加わったらひょっとして百人力?の助っ人になり得る、のかもしれません・・・・・

ヒーリングジャズピアノ:桃瀬茉莉 さんの演奏は 毎月第4「日曜日」14:30~15:10

| 21:51 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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