2019年01月16日
こんな真冬にプールかよ・・
宮崎にあるリゾートホテルの傍らに見える大きな空き地、傍に駐車場があるほかはこれといった施設も照明もなく、松林の中にポツンと空いたブラックホールのような存在です。
これが、昔人気の施設だったシーガイアの大型ドーム式プール、「オーシャンドーム」の跡地だと分かったのは後になってからのことでした。宮崎を代表する観光施設として生まれたのに14年で休業・解体の運命にあった・・・・印象に残る平成onlyのリゾート施設でした。
手前に見えているガーデンプールは解体工事の傍らで竣工したもの。屋外に設置したプールは半年以上も休眠期間があり、その間は収益を上げることができません。けれど維持管理はその間もしなければならず、収支をバランスさせるのが難しい施設でもあるようです。件のオーシャンドームも複数のオーナーに転売された後、維持管理や老朽化がネックとなり解体処分された跡が大きな更地だった、というわけです。
そんな屋外プールを冬の間も楽しもう、というのがこちら
真新しいプール・サイドに張られた大きなタープには焚火が仕込まれていて、冬の夜なべを楽しめます。鍋は不可能ですが焼きマシュマロをふるまうサービスは行われていてアルコール類やコーヒーをオーダーできます。
他にもコタツ(有料)のあるテントや毛布のあるハンモックがあったりして、ちょっとした「かまくら」の雰囲気を味わうことだって可能......冬のプールを魅力あるものに、という試みは注目に値するかも