2017年09月16日

ISUZUプラザへ

今やすっかりバス・トラックの専業メーカーとなったいすゞという自動車メーカー、れっきとした東京の自動車会社でルーツのうちには石川島造船所やダット自動車も含まれ100年前には東京自動車株式会社を名乗っていました。
戦後は海外企業との提携で英国車を国内生産したこともあり、個性的な乗用車メーカーとしても印象に残っています。

ユーミンの歌に出てくるベレGもいすゞ車ならDSC_7860.jpg
街の遊撃手/CMシリーズでレミージュリアンのスタントチームがパリの街中で華麗なペア・ダンスを踊って魅せたジェミニFFもいすゞの作品。

そのルーツは遠くイギリス・ルーツ社のヒルマン・ミンクス=ノックダウン生産にまで遡ることができます。
日産がオースチンを国内で生産したように英国車に範をとり、国産車黎明期に大きな足跡を残したことはもう覚えている人も僅かでしょう。

ベレルやべレットといった当初から個性的な乗用車を造っただけでなく、
ジウジアーロデザインの117クーペやDSC_7872.JPG

DSC_7856.JPGピアッツァなどドリームカーをそのまま製品化したような個性派も根強い人気を保ちました。二度の石油ショックのあと、ディーゼルエンジンの乗用車を日本に広めたのもいすゞなら、SUVというジャンルの誕生よりも数年早く、

ロデオ・ビッグホーンでゴージャスな四輪駆動乗用ワゴンという新ジャンルを開拓したのもまたいすゞという会社でした。DSC_7891.JPG
販売拠点数では弱小メーカーながら志は案外高かったと言えそうです。商売として見ればやはり量販型の大衆車を持たなかったことが致命傷だったのかもしれません。

そんな過去のいすゞ乗用車も展示されている藤沢市のいすゞプラザ、土曜日ともなると子ども連れの家族でどっと賑わいます。DSC_7873.JPG湘南台の駅から無料で運行される送迎バスは最新版の大型バス=ガーラ

街中の路線バスもいすゞ製に当たる確率は高く、知らずのうちにいすゞ車の愛用者だったことに気付かされます。DSC_7863.JPG

SUVの中にはまだまだ、生き残っている車両もあるようで、後輪駆動のまっとうなセダンにも相変わらず熱狂的なファンが棲息しているようです。そんないすゞの歴史を振り返って見るとこれからガソリンエンジンとともに姿を消してしまうメーカーが現れても不思議ではない・・・と、深く考えさせられるのでした。

月曜から金曜は要予約、日曜休館 入館料: 無料です

| 12:12 | コメント(2) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

乗用車がなくなって何年経ちますかね…。
個人的には「フローリアン」や「ユニキャブ」なんか好きでしたね。
ちなみに写真の「ベレG」の模型(ミニチュア)、いいっすねぇ!

投稿者 JT : 2017年9月17日 10:47

いすゞの乗用車のうちセダンは二代目FFジェミニを93年頃に新車で見たのが最後でしょうか?ロデオ系はもう少し後まで生き延びたかもしれませんが、今となっては・・・・・

フローリアンは長命なクルマでした。60年代に生まれながら10年後にはディーゼルエンジンと角形の立派なグリルを与えられ、地方都市では小型タクシーの定番として、良く利用したものです。

ミニチュアモデルの中にはワンオフの特注もあるらしく、お宝物件であることは疑いありません

投稿者 吉田雅彦 : 2017年9月17日 21:17

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