2017年09月15日
電撃デビュー
隣の隣の馬鹿委員長の火遊びのおかげで今朝のニュースは見落とせないものがいくつかボツになりました。(-_-;)
電気自動車が普及するかどうかの大きなカギは商業車が握っているかもしれません。何よりもコストl、そして耐久性が求められるからでハイブリッド化も乗用車ほど進んでいないのが現状です
が、三菱ふそうがNYでピュア電動トラックの発売を発表しました。
サイズは4トン車クラス、積載量は3・5トンですがおそらく電池の搭載量は500キロ以上でしょう。航続距離は60マイル、街中の小口配送がターゲットです。
三菱ふそうの中型トラックはNYの町中でもときどき見かけるおなじみの顔,EV化が軌道に乗ればもう一つの大きな起爆剤になることも考えられます。
トラックをEV化するとどんな得があるのか?まずは経済性で、軽油の消費代に比べて走行あたりの電気代はタカが知れているもの・・・・さらにオイル交換、プラグ清掃、燃料フィルター点検・交換、ファンベルトにエアクリーナーにミッションオイル・・・・整備工場の大切な食い扶持がほとんど不要になることも見逃せません。もちろん排気ガスなど出しませんから屋内倉庫での移動、待機も朝飯前、問題は購入コストと積載量、それに電池の寿命といったところでしょうか?
急速充電器の問題もありますが、まずは用途が限定される配送トラックを中心に、ルーティンの作業でどれほど成果を挙げられるか・・・・・ディーゼルエンジンの音と振動がない、というメリットは労働環境の改善にも大きく寄与するはずです。
(写真はイメージ、ガソリン版です)
日本でも販売が予定されており川崎工場で組み立てられた25台がセブンイレブンに納入予定です。電池の交換コストを度外視すれば軽油よりも経済的なことは明白で、あとは価格次第?
このあと、来月にはテスラも電動トラックをリリース予定です