2017年08月08日
新エンジン発明?(lifetec3)
先日トヨタと資本提携を発表したマツダが驚くべき発明を明らかにしました!
ガソリンエンジンなのに点火プラグが要らないエンジン!
実際にはプラグは必要ですが、ディーゼルのように圧縮した空気の熱で
着火できる、プラグはあくまでも点火の補助的な役割です。
(佐藤琢磨が宣伝しているプラグは、まだしばらくは必要になりそう)
模型用の小さなエンジンには、熱だけで着火するものもありますが
自動車のガソリンエンジンは長い間、電気点火するプラグが必要でした。
マツダの技術は理論的にはこのプラグの出番が少なくなるというもの。
燃費も三割向上するほか、加速力も燃焼効率も高まります。
そもそも、ガソリンエンジンはそのエネルギーの三分の一くらいしか
動力に転換できず、残りの3分の2は熱などとして捨てていました。
理屈の上では100%効率が良くなりゃリッター60kmも軽々??
50%までだとしても、温暖化ガス排出はかなりカットできます。
他メーカーが電化、デンカとなびく中、ほかがやらない技術を
開発するのがマツダの偉いところです。どこもモノにできなかった
ロータリーエンジン市販化も然り、オープンスポーツカー絶滅の危惧を
ロードスター一台で救い、世界にブームを巻き起こしたのも然り、
あのルマンだって、まだ国産他社の追随を許していません。
では、エンジンの改良が果たしてこれからの時代に有効な
資本の投下先となるかは判りませんが、時代を変える一歩に
なりうる事は否定できません。2019年にも登場予定の新型車が
楽しみです。