2017年08月07日

AUTOMOBILE COUNCIL 2017

「オートモビル カウンシル」2017が幕張メッセで開催されました。
自動車のカウンシル、? モーターショウじゃないの? 違うんです
最新型のメーカー展示車から歴史を彩った名車、希少車の数々・・・・
でも集まるのは結局クルマに魅せられた人ばかりです。
トヨタ、日産はじめマツダもホンダもスバルも出展しているほかロールスロイスからTシャツまで幅広くお土産も物色できる間口の広いイベントです。

いつものようにちょっと偏った見学ルートを辿ってみます。題して「なかなか逢えないフランス車」
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シトロエンの独創的なDSは有名ですがブレークボディとなるとレア物件です。今回車内を覗いてビックリ、3列シートでおまけにリムジンのようなジャンプシート仕様。後席に乗り込めばセレブリティの気分も味わえそうです。

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シトロエン2馬力も有名ですが四輪駆動のサハラ;Citroen 2CV Saharaは別もの。後輪を駆動したいなら後ろにもエンジンを積めばいいじゃないの、という簡単な発想。でもエンジンは二回始動しないと・・・・・ギアもクラッチも当然アクセルも1つで2台同時に操作できるようになっていますが片方のエンジンをかけてからもうひとつを押しがけするのは難しそうです。厳冬期なんか2つあると安心なんですが〜〜燃料タンクは運転席下、ホンダフィットの大先輩です。

会場内にはほかにも定番のポルシェ、アウディのほかランチァやマセラティ、ロールスロイスも目立ちます。スバルと同じ場所にV型4気筒エンジンを斜めにスラントさせて配置したユニークなラリーカーはランチァ・フルビアクーペHF。ポルシェ・タルガの初期モデルはリアのウィンドウが開閉できるビニール仕様でした。

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アメリカ車で最も美しくシンプルなデザインとして挙げたいのがコルベア・クーペです。TVドラマ 太陽にほえろでもネタにされたフロントフード下は松田優作が潜り込めるほどのトランクスペースになっています。空冷水平対向エンジンは後席の後ろ。前にも後ろにも余裕のあるアメリカ車でリアにエンジンを置いた例は、ほかにタッカーくらいしか思いつきません・・・

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トヨタ・ブースではハイブリッド20年の歴史、マツダはロータリー・エンジン50周年の特別展示に力を入れています

| 18:33 | コメント(2) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

911、シトロエンDS、カニ目、カウンタック、シルビア、コスモスポーツ、てんとう虫(スバル360)、ヨタハチ…昔の車には個性を超えた普遍性があった。作り手の熱情が見えた。今の車にはない深みと個性があった。

投稿者 JT : 2017年8月11日 14:11

今の車には衝突安全基準もあれば空気抵抗係数にも厳しく、生産設備との兼ね合いで板金加工しやすいデザインと採算似合わないデザインがあります。概して、目指す目標が近いほど計算結果が類似してきてしまうのは致し方ないところ。だからといってデザイナーがらくしているわけじゃありません。スマート、三菱i、トヨタiQのようなユニークな存在は昔、考えられなかった存在・・・・・
でも結局、客が買わないのが長続きしない理由だったりして

投稿者 吉田雅彦 : 2017年8月14日 02:14

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