2017年05月26日
意外な実力
今年も東京モーターショウに半年先駆けて横浜で開催された
「人とクルマのテクノロジー展」
海外からも様々なサプライヤーが参加しています。メーカーだけじゃありません・・・・・ヨーロッパの自動車生産国といえば英仏独伊の四カ国に露、あと東欧のチェコ、旧東ドイツくらいしか思い浮かびません・・・・・が、スペインが意外にも自動車生産王国だったのをご存知でしょうか?
かつてはヒスパノスイザ/ Hispano-Suizaという超ド級の高級車も作っていた自動車生産国。戦後はセアトという大衆車メーカーがありましたが今ではVW傘下に収まり実質的なVWの兄弟車を作っています。
そんなスペインに、近年隣国や日本からも続々自動車工場が進出、その生産総数はイタリアをも抜いて欧州第二位に!これはドイツに次ぐ規模となっています。そのドイツからもメルセデス、オペル、フォードが。フランスはルノー、プジョー・シトロエン、日本からは日産が現地組立工場を設けています。その日産スペイン工場からはかつて日本向けにパスファインダーというSUVが輸出されていたこともあります。知らず知らずのうちにスペイン産のRVに乗っていたニホンジンユーザーも少なからずいたことでしょう。
今ではメルセデスのVクラス、ワーゲンpolo、ルノーメガーヌ・キャプチャーなどがスペインからの輸入車です。距離的には日本から遠いスペインですが自動車文化では案外近くに位置するものなんです。