2016年11月21日

nakajima四式(疾風)

戦時中、海軍機の代名詞的存在;ゼロ戦をスマートにしたような機体のひとつが鹿児島・知覧に展示されています。中島飛行機が陸軍に納入した4式戦闘機「疾風」空冷星形エンジンながらスーパーチャージャーで過給して2,000馬力の出力を誇ったともいわれます。屋外に展示されているのは映画の撮影用に実物大で作られた精巧なレプリカ。でも、カメラに映らない部分は当然ながら簡略化されています。本物は屋内にありますが展示品も含めて全ての屋内撮影は禁止、撮影許可を頂く事は出来ませんでした。
nakajima1.jpg
ここは特攻機の発進基地として知られた場所、特攻記念館には、若くして片道切符の帰らぬ攻撃に出掛けて行くことを命ぜられた若き搭乗員たちが家族や愛する人に託した手紙、遺品が展示されています。平日でも学校教育の一環として多くの生徒たちで賑っています。

学校教育の中でともすれば三学期のどさくさに紛れて足早に語られる太平洋戦争、とりわけ生還を前提としない特攻攻撃を学校でどのように教えられたのか?テレビや雑誌で見聞した知識の方がはるかに多いはず。
尊い命を捧げた若者たちを英霊とたたえる事はあってもそれを発案、任命した側の責任についてはあまり論じられてこなかったような気がします(感想はあくまでも個人のものです)

戦禍の悲惨さを伝えるものはほかにも沢山ありますがたとえ兵士といえどもいち国民の命を国がどのように捉えていたのか・・・・果たして引率の先生たちは子供たちにどのような説明を行っているのでしょう?
こうした記念館が自治体主導に頼るのではなく、国家としてしっかり予算を付けたうえで保存、展示、そして公開条件にも寛大な姿勢を示してほしいと思います

| 10:34 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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