2016年08月16日
歴史はぬりかえる!
手に握っているのはラケットでも、
真剣勝負とはこういうことか、と息を飲む熱戦でした。
リオ・オリンピック男子テニスの銅メダルを懸けた
錦織圭選手とラファエル・ナダル選手の3位決定戦。
錦織選手が96年ぶりとなるメダルを掴み獲りました。
前半は錦織選手のペースで試合が展開されましたが、
第2セットでナダル選手に追いつかれ、
一度は完全に流れが傾いたな、と感じました。
時折見せる、錦織選手の苦しい表情。
ご本人も試合後「何度も心が折れそうになった」と仰っていたように、
観ている者にも、それが伝わってくる瞬間が何度かありました。
そこを踏ん張って、最後まで自分を信じた錦織選手に、
ただただ拍手です。
オリンピックに出ること、その大舞台で戦うこと、
まして、メダルを獲ることが、いかに偉大か、
改めて感じ入った歴史に残る名勝負でした。
レスリング男子ではグレコローマンスタイル59kg級で太田選手が銀メダル!
陸上の100mではボルトが前人未到の3連覇!
体操では種目別跳馬で白井選手が銅メダル!
そして、卓球男子団体は決勝に進みました!
人間の身体能力の飛躍もすごいですが、
限界を超えようとチャレンジする精神力に
胸が熱くなります。
苦しいほどに。