2016年06月21日
k360
ダイハツ/ミラ{ウォークスルーバン〕と並行してマツダの軽3輪トラックも製作を始めています。足回りの部品を黒く塗り分けると気分もリアリティも格段に上がってきます。
マツダもダイハツも三輪トラックのメーカーとして両雄でした。昔は引越しのトラックといえば三輪トラックが相場でした。屋根のない無蓋荷台にタンスやら三面鏡だのをくくりつけて、布団袋や行李が活躍したものです。
酒屋さんの足にはミゼット(ダイハツ)かマツダのK360がシェアを二分しました。若き日の大村崑がCMで一躍ヒットを飛ばしたミゼットは間違いなくモータリゼーションを加速させた大スターです。そのミゼットよりさらにクルマらしく、快適な乗り心地も併せ持ったのがミッドシップV型2気筒エンジンのマツダの刺客です。スペックを書き出すととても魅力的なクルマです。
三輪車はやがて4輪トラックに取って代わられ、60年代の終焉と共に記憶の彼方へ消えて行きました。最初は軽商用車に割り当てられた6ナンバー、乗用の8ナンバー以外に軽3輪の7ナンバーがあったものです。一時乗用車の補欠番号としても使われましたが今や77ナンバーの乗用車を見かけることも稀になってしまいました。