2015年01月09日
old&new MINI
ミニスカートの流行もオースチン/モーリス・ミニの流行も最初の大きな波は第一次石油ショックまでだったような記憶があります。で、ミニの次に流行したのがマキシスカート、次がミディ。しばらくして,ニューミニ丈と呼ばれる、学校の制服とミニの中間くらいの丈、少し長めのミニ丈スカートが定着しています。
自動車のミニはというと40年以上も初代の生産が続き、
21世紀を迎えてようやく新しいミニが現れました。
新生BMW「ミニ」の最大の特徴はその開発スピード。この十余年のうちに二回のモデルチェンジを敢行しているほか、ひとつ格上のモデルを加えてそのモデルバリエーションを急拡大している点です。
いくらBMW資本といっても昔からの顔立ち、室内の真正面に居座る大型の円形メーター(初期はここがスピードメーター、現在はナビ等)ハチマキのように屋根を一周する雨樋、そしてミニという屋号。ブランドイメージを何より大切にする親会社BMWの意向が溢れています。初代に倣ってカブリオレやカントリーマンも追加、つい最近も(小さい方の)ミニとしては初の5ドアも登場、日本ではやっぱり3ドアだけでは辛いんでしょうか?世界でも指折りの変な市場です。
エンジンはプジョーとも共有するBMW開発の最新版、国際協業の象徴です。そして大きい方のミニ?はというと実態は最小クラスのBMWそのもの。新たにBMWの2シリーズとしてデビューする前輪駆動の母体となっています。姿かたちこそミニをまとってはいるものの、実のところは小型化を極めた最新のBMW。これって、還暦を迎えてもミニスカの似合う奥村チヨや山本リンダみたいな存在です。