2014年08月10日
もう一人の(堀越) 二郎 2014
宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」に登場する飛行物体「メーヴェ」をモデルに「ポストペット」をヒットさせたメディアアーティストの八谷和彦【 はちや・かずひこ】さんが開発した小型飛行機が、いま北海道滝川市で試験飛行を重ねています。(共同通信ほか)
去年夏の【TOKYO MORNING RADIO】で、お客様にもおいで頂きました。自分で作ったヒコーキに乗って実際に空を飛んでみたい、と夢見たあのアーティストです。
航空マニアでもなく、工学を専攻したエンジニアでもない、なのに航空工学から軽量機の操縦、飛行機作りを独力でマスターし、永年にわたる滑走実験/操縦訓練を経て、滑走路上での短距離の許可を取得、機体の名前は「M―02J」木材と強化プラスチック、アルミ合金から作られ、重さは原動機付き自転車と同程度、オランダ製のジェットエンジンを装備して翼にはJX−0122の識別番号!これちゃんと認可を得た試作機、つまりホンダジェットや三菱MRJと同じ土俵で勝負している「開発中の航空機」なのです。で、費やした1億円弱は、自身の会社の研究開発費と自腹から!!
年内に地上約200㍍を飛ぶフライトを達成させ、国土交通省航空局の許可を得られれば、その後は米国やフランスの航空ショーに展示したいという八谷さん。その奇想天外でライト兄弟にも匹敵する冒険的プロジェクトを,一人の航空ファンとして応援しています