2014年05月19日
運動不足にはこちらの線を
1983年、浦安に東京ディズニーランド開業。この頃、最寄りの駅は舞浜ではなく、東西線浦安駅からバスに揺られて行くか、クルマで直接行くしかありませんでした。それが有楽町線の延伸開業と共に新木場まで行ける様になり(88年6月)JR京葉線に乗り換えると正門の真ん前まで(88年12月)到達出来る様になりました。西武池袋線、東武東上線の沿線住民にとっては待望の吉報です!
ではそれ以外の沿線住民にとってはどうでしょう?
有楽町線のラインカラーは薄茶色と思いきや副都心線と紛らわしい「ゴールド」、路線記号はYで有楽町を名乗りますがJR有楽町駅に近い以外は、意外とほかの地下鉄路線に接続していません。例えば日比谷線は?パスモ・スイカ等で日比谷駅から改札を出て有楽町までちょっとした散歩コース。
帝国ホテルのショッピングモールに立ち寄って日比谷花壇でお花を買って30分以内に改札を潜ればセーフ!
そんな芸当も物理的には可能ですが、ホームからホームに乗り換え出来るに越したことはありません。銀座線、丸ノ内線にも赤坂見附駅と永田町駅が乗り換え可能ですが、青山通り直下の半蔵門線のホームを端から端まで踏破しなければなりません。南北線とは飯田橋や市ヶ谷でも接続していますから目黒線、埼玉高速線沿線住民は,二番目に恩恵を受けそうです。そして池袋でようやく,多くの路線と接続出来ることになります。(ここがまた迷宮なのですが・・・・)
そう,有楽町線こそは,日頃の運動不足解消にもってこいの路線、メタボ対策にぴったりな路線なのです。しかも乗り換える乗客が少なめで,比較的混雑しないことも大きな魅力、意外にも都営線との接続が多いので都営線沿線住民にとっても有り難い路線といえるでしょう。・・・というのも丸ノ内線のバイパス用途を期待されて開業したばかりでなく、京葉線が完成していなければ新木場から先へも千葉方面に脚を伸ばしていたはずだったのが、現在のところ乗り換えは出来ますが車両の乗り入れはなく、発展の可能性を奪われた形におわってしまったから。反対側は東武東上線を皮切りに西武池袋線とも乗り入れて、やがては並行する副都心線も巻き込んで一大ネットワークを築く発端になる訳ですが・・・・